作曲するなら必須ということで、和声法を極めることにしましたw
昨日の続きです。
和声法は作曲するなら必須であることは誰がどう考えてもわかりますw
自分では作曲をするつもりは全くなかったので和声法は正直、一生使うことはないだろうと思ってましたwですが、作曲の可能性があるのであれば、絶対にやった方が良いと思いまして、何度か挑戦してやってみたところ、やはり全く無理でしたw
なぜ作曲できないのか?と思いますよねw
旋律は誰でもできます。2音旋律で適当に弾けばあっという間に完成です。
しかし、そのあとは?
コードをつけるにもどうするの?ベースは適当なループ?
全て適当につける?と、和声法でつけるでは、根本的に全くニュアンスが変わってくる。
一般的に言われている作曲方法というものは和声法から和声を組み立ていきます。
ならばやるしかないw
ちなみに対位法でやるなら36メディアントで組んでいきますが、対位法でやるとコードではなく、テンションになってきますので、本当に難しいので辞めますw
私もそうですが、和声法問題集をやり過ぎて拒絶反応が凄かったのですがwそういう人が多いと思いますが、もっと気楽にイージーに考え直して、軽い気持ちで取り組みましょうw
昨日かなり掴みましたので、続きです。
あと音楽は楽(ラク)にしないと音楽できない。どれだけラク(楽)して覚えるかにかかってきます。
・設定できる和音
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6
Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ
●和声法の組み立て方
1.カデンツ
2.転回、配置パターン適応
3.カデンツ修正
このようにカデンツを間違えて、やり直しをしなければいけません。昨日行ったのは最後の詰めの配置場所ですが、一番時間がかかる場所でもあるのですが、ある程度合理化できたのですが、詰めが甘いので調整して、後日、カデンツについても合理化しておきます。
●スピードアップとパターン化と改善方法
以前やった時はまだわかりませんでしたが、基本的な概念と仕上げがわかった時点で考え方が定まってきましたw激的にスピードアップにはパターン化して覚えてしまうしかありません。
・カデンツパターン化
・転回パターン化(配置)
・配置パターン化
和声法を速く解くには、この3つが必要です。
なんか順番が逆でやっていますがwこのパターン化して覚えてしまいます。
転回パターン化は結局のところ、カデンツとセットになり、2個1で覚えるしかありません。そうなるとカデンツも自ずとパターン化されていくことでしょう。
●和声法 配置の簡単な考え方
配置パターンは、保留、反行、平行この3つになります。
・保留
・反行
・❗️平行
配置のパターンはこの3つを考えることになります。それだけですw
最後の仕上げ部分ですが、これを間違えるから禁則にはまる訳です。
❗️間違えるポイントは2つです。カデンツと配置。配置ミスはこのポイントになります。
注意するポイントである禁則158の❗️平行がもっとも注意ポイントになります。
●禁則
158平行移動
#4連結
●和声法の組み方順番は
1.保留配置して
2.平行配置で158禁則注意
3.最後に反行配置。(理由:平行1パターンになることも多々あり)
この順番が大切ですが、でも反行した方が楽なんで使うが、手詰まりになるパターンが多いためテレコしましたw一般的には反行配置して平行です。ここはカデンツと転回次第です。転回が見てないから、ここの判断が難しいので、和声法はハマるwカデンツやり直しになる。とにかく保留音がない場合の転回パターン化してなんとかクリアしていかないといけない訳です。
※しかし、解決配置ルールなどがあるので、そこに従った平行、反行を配置する。
保留音は比較的にテナー、アルトに設置してぶった斬ると平行移動が回避されて簡単w
❗️やはり難しいのが保留音なし又は保留音がバス、ソプラノ配置された2パターン配置と1パターン配置タイプ。
常に禁則を注意して配置します。2パターンなので必ず平行が2つ以上出てくるのでそこが注意ポイント。
👍禁則回避策
❗️3パターン配置は、テナー、アルトに保留音を配置する。
❗️2パターン配置は、平行と反行を交互に配置する。
‼️1パターン配置で、3声とも全て平行パターンの場合は要注意
とにかく和声法は禁則を回避するためにあると言っても過言ではありません。
そのためにはありとあらゆる方法を使って禁則を回避する。
そうするとサウンドする訳ですw
保留音がバス、ソプラノの場合は強制的に2パターン、1パターンになります。この場合はもうそういう動きなので、そうなりますが、保留音を自ら配置できる場合は、テナー、アルトに配置した方が圧倒的に安心です。自ら禁則の地雷を踏みに行く必要はありませんw
・設定できる和音
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6
Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ
●カデンツからのパターン化と暗記
更なるスピードと実践向きにするためにも、昨日の表の続きをおこないます。
保留音の和声の組み合わせは、実に3パターンしかないことを意味しています。簡単に覚えてしまい、激的にスピードアップして、即鍵盤で使いリアルタイム処理可能にしていきます。
■保留音からできる3パターン配置
|カデンツ|1転回|5転回|保留音|15バス|1ソプラノ+1|5ソプラノ+1|
|15|なし|なし|5=R|RR|13 or 5|35 or 1|
|15|なし|6|5=R|R3|13 or 5|15|
|15|なし|64|5=R|R5|13 or 5|13 or 5|
|15|6|なし|5=R|3R|1 or 5|35 or 1|
|15|6|6|5=R|33|1 or 5|15|
|15|6|64|5=R|35|1 or 5|13 or 5|
|15|64|なし|5=R|5R|13 or 5|35 or 1|
|15|64|6|5=R|53|13 or 5|15|
|15|64|64|5=R|55|13 or 5|13 or 5|※重複は根音と5。
保留音構成の組み合わせはこの組み合わせで全部になるはず。
そうするとその組み合わせパターンは9通りしかありません。
そうするとその組み合わせパターンは6通りしかありません。
もちろん保留音でバスに64配置はしませんので、そこは考えないw
書いても良いのですが、3パターンでは無くなり、もう保留音ではないので、辞めますが問題集には、そうなっているかも知れませんが、まあその時は2パターン配置、1パターン配置+バスやソプラノ保留音で考えますので次に書きます。
でも見てわかるように1つはオクターブ配置なので、保留音配置場所が保留音をまたぐパターンと、またがないパターンとなり3パターンしかないのがわかります。
そして3つのパターンはインバージョンした後なんで、和声法の問題集の転回は固定されていますので、自ずと1つしかありません。
■2パターン配置、1パターン配置
|カデンツ|1転回|5転回|保留音|15バス|1ソプラノ+1|5ソプラノ+1|
※重複は根音と5。
まあ細かい取り決めが本当にたくさんありますので、合理化には時間がかかりますが、ボチボチとやっていきますw
やっぱり和声法は本当に面倒で難しい。
しかも得られるものはほぼ無いかも知れませんw
基本和声法は作曲行為以外にはほとんど使われず、役にも立ちません。
理屈をやると何もできなくなるので、ほどほどにw
作曲なんかやったところで、才能なんで意味あるのか?得られるものは?本当にそのメリットと労力を考えると和声法で得られるものは?・・・・作曲はセンスと才能なので、和声法が出来ても、ほぼ得るものはないかも知れません。そんなことを考えると無駄な時間が多いかも知れませんがw
まあしかし、作曲するにしても和声法のカデンツ組み立てまではかなり役に立ちます。
まあカデンツが組めれば自動的に全部できてしまうのですがw時間がかかる配置部分は端折って良いと思いますが、和声法をもっとも簡単に考えて使うならカデンツ組みが最も重要になってきますが・・・カデンツだけなら別に和声法必要ないしみたいなw
でも間違えたカデンツができてしまうのですが、まあ何が間違いで、何が間違いでないかなど、和声法の場合、禁則を重んじた場合の間違いなんで別に問題なしと言えば問題ないし・・・そうすると得るものなんかあるのか?とういう疑問点だけが残ります。
ただし、テンションなしコードの響きは素晴らしいみたいなw
まあ近代では和声法は全く不要とされているので、コードという概念が使われていますので、そのままコード組みをやれば作曲はできます。なので、不要ですが、なぜか教育ではずっと教えているので、何かあるのかも知れませんが、作曲はできない人なんで、よくわかりませんが義務教育みたいなところがあるのでw
基本的に3つの重要練習は必ず行い。作曲は将来に向けた才能があったらの部分ですw
・エニーキー(コンディミ Quartal)
・初見読譜
・音程暗記
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