2017年8月27日日曜日

和声法 超速記方法と王道手法 カデンツはミスらないために。

和声法に遊びはありません。
ガチガチです。

もうそこの場所にはその流れしか、絶対に入らないテトリスのようなものがあります。
独自でいろいろと音は入れると、保留音と反則ルールでは、誤ったコードの選択、ミスをすると、もうその場所に行き場所がなくなり、手詰まり状態になり、とてもシビアです。

特に試験問題は暗記です。

その場所を幾ら考えたところで、時間の無駄になりますので、その場所はカデンツとドミナントモーションが使われます。

最終的には暗譜を意味していますが・・・w

ドミナントモーションはその音の並びはこのパターンを挿入というように、ポップスでいうⅡⅤⅠフレーズ集みたいなものです。


YAMAHAのサイトにすばらしい解説がありましたので、抜粋、引用してアップします。
http://jp.yamaha.com/services/teachers/music_pal/study/score/chord/
より

3) カデンツ



“モーツァルトのソナタk.v.545"から
「第1楽章より8小節」のカデンツ解説



前置きは置いておき、結局フレーズ集みたいにパターンが来たらこれみたいなものです。

・終止形ガテンツ
やはり教本を買うのが一番です。
・終止系のパターンを覚えましょう。
完全終止、偽終止、半終止、変終止

2小節から4小節のパターンがありますので、当てはめます。

・ドミナントモーション
やはり教本を買うのが一番です。
・ドミナントのパターンを覚えましょう。

借用和音とは、他の調からちょっとだけ借りた和音のことをいいます。 借用和音のおかげで、音楽全体が豊かになってきます。ここでは副Vの和音についてお話ししましょう。



このパターンが来たらコレ!みたいに書く。

I-2. 音楽の基本ルールとなる文章の型

一般に、音楽の文章の型のことを、カデンツ(ケーデンス)といいます。
  • 1. カデンツ第1型(K1) T-D-T
  • 2. カデンツ第2型(K2) T-S-D-T
  • 3. カデンツ第3型(K3) T-S-T
Tはトニック: 始まりや終止の和音となります。言葉に置き変えると、主語のようなものです。
Dはドミナント: 最も緊張状態にある和音です。言葉に置き変えると、述語のようなものです。
Sはサブドミナント: D(ドミナント)を飾る和音です。言葉に置き変えると補語のようなものです。
問題を解く方法。
ブロックコードと言うものがあります。
http://jp.yamaha.com/services/teachers/music_pal/study/chord/cadence/

I-3. T、D、Sにおける具体的な和音

それでは、TやDやSというのは具体的にどんな和音のことを言うのでしょうか。
これはまた、Cmajorの音階と和音でお話ししましょう。



(1)Tの和音:I(C)、III(Em)、VI(Am)
(2)Dの和音:V(G) ※[VII(Bm-5)]
(3)Sの和音:II(Dm)、IV(F)

※注 VII(Bm-5)は、一般にV7の根音省略でV(D)と考えます。

セブンスコードでも同じです。



また、短調(minor)も考え方は同じです。
ここではカデンツの型を和音で表わした例を挙げてみましょう。




・曲の始まりや終止した次の展開は、上記のようなブロック単位で決まったパターンがありますので、パターンを覚えて、当てはめる。

・曲の途中と終わりは終止系のカデンツを当てはめる。

・カデンツの間の1個2個の和音が宙ぶらりんになったらドミナントモーションを考える。



2017年8月15日火曜日

和声法の速記方法 和声法を速く解く方法。

教本

 https://amzn.to/2XcEv0V
学生のための和声の要点 楽譜 – 1998/12/10 伊藤 謙一郎 (著), 柳田 憲一 (著)

禁則、ケーデンスまでは散々これまでに書いてきたので、その続きと速記のコツ。

・設定できる和音

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6

Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ

 

 

やはり最後の音選択と配置に時間がどうしてもかかります。
和声法を速く解く方法はあります。下記の手法で何度も何度も練習あるのみです。


★ケーデンスが決まったらとりあえず全部書き出す。

あとは線引きするように決めていくだけ。
とりあえず、保留音重視だけど、そうも行かないので、微調整。

優先順位
1.保留音厳守(他の音は近くの音に配置)その代わり禁則の平行移動、ドミナントモーションなどに注意
2.反行ルール厳守(平行移動を避ける目的)
※慣れてきたら上段だけガイドトーンを書き、下段省略。

完成。

3和音なので、なめてかかると痛い目に遭うのが和声法。
面倒でも、基本である上の手順を何度もやってみましょう。
そうするとある法則が見えてきます。

気がついていると思いますが、バスとテナーは2オクターブまでOKなので、選択肢が多い。
逆にソプラノとアルト、アルトとテナーは1オクターブまでなので、選択肢が少ないことを意味しています。

1オクターブに3和音ということは、1つは既に決まっていますので、残り2音しかないことを意味しています。

ソプラノとアルトは3和音以内に収まることを意味していますアルトとソプラノも同じです。

ということは、ソプラノから離れていない音を選択すればいいことになります。

バス課題のときは、まずはソプラノを保留音と逆行で配置します。
その後、アルトを3コード以内の音、1音下、2音以内の音が決まります。
あとは残りのテナーを入れて終わりです。

逆に、ソプラノ課題はケーデンスを決めたら、バスに融通が効くため、バスとソプラノで2音を挟み込み、アルトか、テナーの配置を楽にする方法を考えます。

保留音で反行ルールの悩み軽減(ただし禁則ミスに注意)、バスとソプラノで2和音で悩み軽減、バスが回転系なら悩み軽減、根音バスとソプラノとアルトが3和音であれば、悩み軽減。悩みを減らす方法は早く3和音を確立すること。

考えていては時間が幾らあっても足りません。
じっくりあれこれ考えていると配置だけで、1問に15~30分くらいかかります。
それでは試験は時間切れです。
上記の方法で、速記を目指して何度も、何度も練習してみましょう。

さて、ここまで書けば、誰でも和声法ができるようになると思います。
次に添削ですが、これがまた厄介なので、コンピューターに頼むのも良いかもしれません。
ライセンス料金がややお高いですが・・・w
ここまで知って、高いお金を出して、PCで再入力するのはやや馬鹿らしいので、全部Cでチェンジして使えば、無料で使えるので、試しに入れてみては?

Desk Top Harmony CE
http://www.desktopharmony.com/index.html

なかなか良くできていますが、試験には役に立ちません。
試験に必要なのは速記です。練習あるのみですw


無料で使える添削Scoreソフト
Muse Score 2
https://musescore.org/ja/musescore-2-%E3%81%AE%E7%B4%B9%E4%BB%8B

和声法チェックプラグイン
https://musescore.org/en/project/check-harmony-rules

http://www.soundcaraway.com/wasei/comment/std/compst01.html

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