乳がんの再発確率を調べるとやはりそれほど驚異的な数字ではないが、長期戦が必要。
brca変異ありから考えても、根本的問題であるbrca誤配列の問題を解決しない限り、問題解決にはならない。
そのためparp阻害薬 オラパリブのようなゲノム治療薬はまだ1種類で始まったばかりです。これからもっと多種多様な遺伝子に対応した新薬の登場がたくさん出てくることが期待されています。
本当に希望の薬だと思います。
https://oncolo.jp/dictionary/parp-2
森光子さんは92歳まで生きました。
45歳の時に乳がんを発症したそうです。
やはり元気な人の場合の乳がんはそれほど脅威的なものではないと思われますが、もちろん薬物療法した結果の数値の低さだと思いますので、癌治療に油断は禁物ですね。
再発率的には全ステージで3割とそれほどではないそうです。
ステージが初期であるほど再発率は低く、ステージ1では約10%、ステージ2では15%、ステージ3では30~50%となっています。
https://wwwsp.himawari-life.co.jp/linkxpink/healthcare/2363/
ただし、10年後、15年後もずっと先まで再発の心配はあり。それはやはりゲノムbrca変異ありの結果から見ても、やはりこの先のリスクはずっと変わりません。
そのためにも加齢に伴い発生するゲノムBRCAの誤修正が無くならない限り問題は続きます。
乳がんの場合、とにかく他は意外と元気で、痛みもないので、大丈夫と勘違いし易いのが私が1年も放置してしまったところです。
早期発見は再発率を減らしますし、早期治療が長生きできるので、絶対思い込まず、現実逃避せず、受け入れて、必ず早く病院へ行くのが重要。
再発率を見ても早めの治療と術後の長期的ながん薬物療法が再発を防ぐために重要なんだと思います。
長期間治療を続けていけば、10年後、20年後にはきっとゲノム治療薬のparp阻害薬もたくさん出てきて治る日も来ることでしょう。
さらに残存転移した小さながんもウィルス性がん治療薬も1種類しかありませんが、こちらもさまざまなガンに効くようにたくさんの種類が出てくれば、完全になくなる日も来ることでしょう。
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1430.html
●がんが治る新しく出てきた新薬 分子標的の阻害薬
・遺伝子ミスマッチリペア(MMR):CDK4/6阻害薬 パルボシクリブとアベマシクリブ_がん増殖阻止のための分子標的薬。Parp阻害薬 オラパリブ_ゲノム配列誤修正細胞を無くす分子標的薬。
・抗体薬物混合体ADC:Her2エンハース、腫瘍溶解性ウイルス製剤 テセルパツレブ_現在の抗がん剤のように健康なものも含めて全部攻撃するのではなく、がん細胞にのみを標的にしてがん細胞のみを無くすことができる分子標的+抗がん剤。
・免疫治療:免疫チェックポイント阻害薬 ドスタルリマブ_抗PD-1抗体として元々持つT細胞の免疫機能でがん細胞を排除する。がんの種別関係なく、本来人が持つT細胞機能を助けるため、全てのタイプのがんに有効。
夢のような薬が免疫チェックポイント阻害薬のようです素晴らしいw
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/immunotherapy/immu02.html
https://gansupport.jp/article/cancer/breast/breast03/28713.html
やはり本来誰でも持っているがん免疫であるT細胞で癌をなくすのが一番の解決方法ですね。
素晴らしい。これができるのであれば、未来は明るいw
●分子標的薬である3タイプの阻害薬
・遺伝子ミスマッチ修正(MMR)
・抗体薬物複合体(ADC)
・免疫補助
これらの分子標的薬はまだつい最近に承認された新薬ばかりで数も多くなく1、2種類で限定的なガンにのみ適応されているが、今後さらなる研究開発が進み、多種多様な新薬もたくさん出てくることでしょう。
またどんどんデーターが蓄積されていけば、多種多様なガンに適応した、総合がん治療薬見たいなものも将来的には出てくることでしょう。(100年くらいは必要かと思うが)
がんサバイバーとして生き抜いてがんを治して、がんを克服してから、普通に老衰で眠るように死んでいきたいw