まあ和声法自体は今はほとんど使われなくなっていますが、その概念は大いに役立ちます。
音楽の基礎ですから、1音の動きではなく、その根幹にある3つの属性とカデンツ(進行)、ケーデンス(終止)は今も昔も変わりません。
逆リハモの究極まで形は2パターンです。
注意ポイントは
TDTはドミナントモーションがたくさん使えるところ。
TSTはサブドミナントモーション。ドミナントモーションを一切使わずリハモするところ。
この2つになります。
ドミナントモーションは簡単です。限りなく自由にガンガンリハモしてしてしまえばOKです。
しかし、TSTが制限を受けまくる。まあWikiに書いた通りです。
トニックとサブドミナントはトーナルトーン以外は使わない。
ドミナントは全部12ノートをフルに使う。
TSTですからとにかくドミナントを使ったらカラーが壊れてしまうのでサブドミ以外は動かない。ここを崩すとデタラメ全部ドミナントモーションになってしまいますw
サブドミとトニックは結構自由がありませんが、まあそこでももう少し可能性がないかを探ります。
昔は安易にトーナル以外は使わないとしましたが、まだないだろうか?w
●Level1 サブドミマイナー+セカンダリードミナント
ちなみにサブドミコードグループは
Ⅱ、Ⅳ、Ⅵの3つになります。
トニックグループは
Ⅰ、Ⅲ、Ⅵの3つになります。
● パラレルコード:サブドミマイナー
サブドミリハモもトニック系なのでパラレルが有効です。
Ⅱm7 Ⅳm7|Ⅰ
という感じで使える。
●サブドミのセカンダリードミナント
よくセカンダリードミナントで、Ⅱm前のⅥ7、Ⅳ前のⅠ7、Ⅵ前のⅢ7をつけるサブドミなんですが、これは?
ドミナントモーションですが、でも見れば全部トニックなのでトニック派生と考えた方がいいかもw
なのでこれも使えますね。そしてのSDのトニックにテンションを加算させたコードも使えますね。 アッパーストラクチャートライアドが使えます。
一気に響きが最高になりましたw
👍最高w
やっぱり不思議とドミナントモーション臭さがないのもやはり元コードがトニック派生という属性だからかと思います。
如何にサブドミを大切にするかがキーポイントですかね。
ドミナントモーションはディミニッシュを使えば、かなり簡単に動けるので そこを使わずサブドミとトニックの動きを大切に考え、そこをどうするかを常に考える。
これが使えればメリハリが生まれてサウンドしていく。
テンションノート
モード名 | テンション | |
---|---|---|
アイオニアン | Ionian | 9th、13th |
ドリアン | Dorian | 9th、11th |
フリジアン | Phrygian | 11th |
リディアン | Lydian | 9th、#11th、13th |
ミクソリディアン | Mixo Lidyan | 9th、13th |
エオリアン | Aeolian | 9th、#11th |
ロクリアン | Locrian | 9th、b13th |
特性音
モード名 | 特性音 | |
---|---|---|
アイオニアン | Ionian | 第 4 音 |
ドリアン | Dorian | 第 6 音 |
フリジアン | Phrygian | 第 2 音 |
リディアン | Lydian | 第 4 音 |
ミクソリディアン | Mixo Lidyan | 第 7 音 |
エオリアン | Aeolian | 第 6 音 |
ロクリアン | Locrian | 第 2 音および第 5 音 |
アボイドノート
モード名 | アヴォイドノート | |
---|---|---|
アイオニアン | Ionian | 第 4 音 |
ドリアン | Dorian | 第 6 音 |
フリジアン | Phrygian | 第 2 音、第 6 音 |
リディアン | Lydian | |
ミクソリディアン | Mixo Lidyan | 第 4 音 |
エオリアン | Aeolian | 第 6 音 |
ロクリアン | Locrian | 第 2 音 |
※共通音はアボイドしない。
●Level2 AXIS+Rootless Chords
#92' 音楽原動力(Power&Speed) バリーハリスメソッド教本の融合と実践的な練習 リズムチェンジあんちょこ
常にいつも私はⅡコードチェンジを追い求めていたのはサブドミとトニックの関係です。ドミナントモーションは本当に簡単なのですが、やはりサブドミモーションのトーナル感からの脱却とドミナント感からの離脱。
●Ⅱ リズムチェンジまとめからのサブドミ
アイテム | Ⅱ リズムチェンジ |
---|---|
AXIS | Ⅳ、Ⅶφ、bⅥ(ドミナントモーション寄り???) |
Rootless | ⅠM7+Ⅰm7、bⅢM7、Ⅳ M7、Ⅴm7、bⅥ M、bⅦM7 |
👍Natural minor = 1Mm、b3M、4M、5m、b6M、b7M
とにかくサブドミナントはドミナントとは別にちゃんと考えて、サウンドにメリハリをつける。これを考えて行くには、ドミナント感は適当でもすぐに出ますが、サブドミカラーを損なわずメリハリをつけるのはかなり難しいw
とにかくデタラメになるとまずいので、 サブドミとトニックだけは外せない音なので、絶対的なサウンドが必要として考えて弾く必要があると思います。あとは適当に自由でw
●Level3 Quartal コードスケール。
あと一つの要素は?
やっぱりQuartal コードスケールだと思います。
巨匠マッコイ・タイナー
サブドミはどこ?みたいなw
ここまでくると超越するのか?w
ただサブドミとトニックにQartalコードを使うというのがあり、これをやるとトライアド感がなくなるという効果が得られますので、それでこんな感じになりますw
教本はあのアンディー・ラバーン教授の本ですね。
あれが素晴らしいのですが、まだまだ全然追いつかないw
最終課題ですw
よく聴きながら、学習は続きますw
とにかく理屈抜きです。
👍やっぱり最後の最後まで耳だけで勝負ですよw
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