2023年6月10日土曜日

がん悪性組織グレード3の場合、抗がん剤コースなんですが・・・やはりオンコタイプDX受けてから決めるか・・・どうするか。

 とにかく旧式抗がん剤であるDose Denseコースの場合、副作用の酷さから受けるかかなり悩む。

もちろんHer2陽性やハーセプチンなどの分子標的薬などが使えるなら受けたい。

 


抗がん剤4ヶ月の副作用まとめ。 | ナナ子の乳がん記録 (ameblo.jp) 

抗がん剤治療の辛さは他の人の体験から明らかに長期間のしんどさがあり、かなり辛い治療になることは間違いない、仕事もできるか不安で、お金に余裕がない人には生活費の心配も考慮する必要がある。こんな状態では仕事はかなり難しいかもしれない。

検査、手術、抗がん剤、放射線とフルコースの場合、1年は仕事などできないかもしれない。多少の蓄えでも家賃、生活費などのお金の問題も当然出てくる。

 

しかし、抗がん剤でなければがんは消滅できない。

もちろんホルモン療法(CDK4/6阻害薬)+自己免疫力の長期治療もあるので、完全に消せないわけではない。

 

がん悪性組織グレード3の再発性が強い人は、抗がん剤治療が標準治療です。

しかし、悩む人が多いのはいまだにシクロホスファミドの副作用が酷すぎる。

AC、EC、CMF、FEC、CEF、TC、TAC全てCがアルキル化薬のシクロホソファミド=エンドキサンを表していまして、全ての組み合わせに使われています。

この赤い悪魔😈と言われている副作用が酷すぎる。

抗がん剤の副作用で良く聞く、吐き気、抜け毛、倦怠感が現れます。

このシクロホソファミド=エンドキサンはがん細胞を破壊しますと言われている50年前からある抗がん剤ですが、ほぼ全部に攻撃的なので、下手な鉄砲数打てば当たる的な、ひどい薬ですがいまだに使われている・・・・😰 


しかし、実際には、このシクロホソファミド=エンドキサンで正常な細胞を傷つけてがん細胞を誘き寄せとしての役目もあり、ある程度がんの動きを見つけだすための毒薬としてがんをデカくして、A=アドリアマイシン、E=エビビシン、T、F、TS-1などのがんDNA阻害薬+がん分裂防止方式組み合わせで、がん細胞をやっつけるため、毒薬+阻害薬+分裂防止といった粗治療が現在の抗がん剤治療の仕組みなので、かなりしんどいのです。また最悪の場合、2次発がんとなり、失敗したりもします。DNA薬はまだ不完全なため、ゲノム薬が効かない場合、ギャンブル要素もあり。

 

この薬が効かなくなるDNAが解明されつつあるので、こうした薬が効かない問題は、少しずつ解明されて、今後数十年後には改善されると言われていますが、まだまだギャンブル感がある。

膵臓がんの薬が効かなくなるメカニズムを解明 治療が困難となった膵臓がんに対する新たな治療法開発へ | NEWS RELEASE | 近畿大学 (kindai.ac.jp)

 

これらゲノム薬の組み合わせのA=アドリアマイシン、E=エビビシンなどは阻害薬であり、アンスラサイクソン系と言わるゲノム薬でがんのDNA分析が解析された90年代に革命とされた、がんゲノム薬第一弾としてこれでがんは治ると言われた期待のゲノム薬でした。確かに生存率は高くなりましたが、しかし以前完治はできず。

 

AEのアンスラサイクソン系の効果はがん細胞のDNAと結合してDNAの合成を阻害する効果があり。 

上記と合わせて、Tタキサン系とドセタキセル、パクリタキセルは、がん細胞の分裂を防ぐと言われており、痛みを伴う副作用があるようです。

これも 同じくがんゲノム薬でがん細胞の細胞分裂を妨げる効果がある。

他、内服治療薬などのMF、TS1なども同じがん細胞DNA合成阻害薬で比較的新しいゲノム薬で、痛み、倦怠感などの副作用があるらしい。


このがんDNAに対して、がんDNA阻害+がん分裂を妨げる2種類が行われるので、さぞかし効果があるのか?と思いきや・・・数十%以下程度の効果しかない場合も・・・😰

全く無ではないので、悪性腫瘍グレード3の人には、標準治療として全員に抗がん剤治療が適応されているが・・・正直かなりしんどいので、どうなの?みたいなところがあり、受けたくない人もたくさんいます。

 

そこで見つけたこの記事がなかなかいい判断内容だと思う。 

判断基準をオンコタイプDXのようなゲノム分析の再発スコアで決める。

【がん電話相談】乳がん遠隔転移防ぐため抗がん剤は必要?/恩恵得る確率で判断を - イザ! (iza.ne.jp)

がん電話相談 乳がん遠隔転移防ぐため抗がん剤は必要?/恩恵得る確率で判断を(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 

この記事によれば、同じようなことで数パーセントの標準治療ではあるが、全く無ではなく数パーセントでも効果はあるのでお勧めしているが、オンコタイプDXというゲノム分析も使えるなら使って情報力で多面的に考えて受ける、受けないを決めることもできる時代のようです。

このゲノム分析の再発性スコアが低い数%以下であれば、抗がん剤を受けず、ホルモン治療+自己免疫力による長期的治療だけでもいいと思う。

 

腫瘍内科の先生にオンコタイプDXについて聞いてみるか。

保険適応対象者であれば、限度額範囲内で受けることが可能です。

こういう判断基準ができるのもありがたい。

あと抗がん剤の効き目の有無など2次発がんリスクを軽減させられるなどなどのがん治療の情報にもなり、2019年とかなり新しいがゲノム治療は今後の標準治療として確立されつつある流れはある。

ただしゲノム治療はまだ始まったばかりで、治療方針にも役に立つ情報だが、検査だけで高額で、まだ一部の重症罹患者、データー収集が必要なタイプの人にしか保険適応はされていなかったりするので、かなり注意が必要。またお金がない人で保険適応外であれば絶対辞めた方が良い。

DNA検査も完璧ではなく、まだ人間のDNAには不明点も多く、まだまだ発展途上中であり大した情報しか得られない場合もあり・・・VUS=未知不明みたいな情報しか得られない場合もあり💧

 

そんなゲノム医療法が昨日国会で可決。

ゲノム医療法 参院本会議で可決・成立 差別防止なども掲げる | NHK | 医療・健康

まだ始まったばかりでリアルタイムなので、あと数十年くらいはあまり期待はできないが、そのうち本当にAIシミュレーション予測などコンピューターが適切な治療方針、多くのゲノム薬で個人個人に合った治療で、ほぼ完治できる時代も来るのだろう。

今の子供たちにはがんはそれほど脅威ではない、安心な社会になっていそうですね。



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