2020年4月26日日曜日

#1 modal concept 多調性(Polytonality)から 多旋法性 (Polymodality = Superimposition melomin Poly Triad pairs)


ブログ始めて2年やっとたどり着いたモード超初級

2017/2この頃は本に書いてあることだけをやっていましたので、さっぱりチンプンカンプンw その理由としては、モーダルとバップの違い=ドミナントモーションを正しく理解していなかったからですw

前回のセカンダリードミナントを用いてドミナントチェンジして、トニック(調性)に回帰する。ドミナントモーションがハッキリした音楽が古いスタイルの音楽=Bebopになります。通常の音楽はこの古くからある手法によって組み立てられているクラッシックスタイルとなり音楽の基礎そのものです。

新しいスタイルを用いた音楽=post bopにはこのドミナントモーション感が一切感じられません。どうすればあんな音楽になるのか?音楽に一番大切なものはトニックのみと考えれば、ドミナントモーションしない感じを出すには、サブドミナントをトニック・ドミナントチェンジする必要性があります。
❗️ドミナントモーション感を無くす。
❗️トニック=ドミナント=全てのノートが使えるなら同じと考える。
ドミナントはチェンジする必要性は不要。
※厳密に言うならチェンジしますw
しかしそれは全てを使いチェンジしますので、サブドミ=トニック=ドミナントチェンジとなります。❗️全てをモードチェンジしますので当たり前ですが、一旦は置いておきます。

ドミナントはトニックチェンジする必要はありません。
なぜならドミナントは自由です=チェンジではなく、持ち備えたもの=ドミナントそのものですが、まあ自己制限をしながら使うと言う意味合いであれば、チェンジw
そして同じようにトニックも極めて自由です。
ドミナントチェンジへの多旋法性は昔から使われていたことです。

では何が一番ドミナントモーションカラーが強いサウンドなのか?

❗️サブドミナントがドミナントモーションカラーが強いサウンドになります❗️
❗️サブドミのトニックチェンジ = サブドミナントを外し、Dorian b9とMajor#7を用いる。同様にトニックもスケール感を出さないようにLydian、Major#5を多用する。
❗️サブドミのドミナントチェンジは古くからある手法 = セカンダリードミナント、 Lydian Dominant Ⅱ7

サブドミナントはセカンダリードミナントやLydian Dominantを使い、ドミナント化は昔から頻繁に行われていましたが、更にDorian b9 + △7#5を用いれば、サブドミ特有のガチガチのスケール感から抜け出せることを意味しています。

これが分かっていたようで分かっていなかったことでになりますw
灯台下暗し。
こんなわかりやすい説明が欲しかったw

極めて重要なことです。
●モーダル音楽のトニックチェンジとは
サブドミナントのスケールカラーの強い多調性を無くし、極めて自由なスタイルの音楽。
Dorianb9のチェンジコードやら△7#5のチェンジと言っても、ここで重要なことは一つ一つのコードを考えては意味がありません。そして、モーダル音楽では、1つ1つのコードはそれほど重要性はありませんので、サブドミのスケール感を無くすというコンセプトだけ覚えて、次へ進みます。
※コードではなく、インとアウトのバランスを考えたスケールコードが重要なので、ここで一つ一つのコードチェンジはそれほど気にせずに次へ進みます。

しかし、ここでもっと重要でかなり困難な問題が出てきましたw
それは全部自由なら間違えだらけではデタラメ音楽になり、かなり難しい。

 ❗️サブドミがないならトニックが重要。
全部ドミナントチェンジしてもOKですが、音楽はトニックが最重要なので、ドミナントではなく、トニックとするのは当たり前のことです。しかし、トニックは難しいのはトニック感というものはやはりインサイドトーンカラーが強いのでこれも打ち消しつつ、アウト感を出すことが重要になります。

 ⭐️モーダルコンセプトの要
●インサイドとアウトサイドのバランス
アウトしかないとデタラメになります。インサイドがあってのアウトであることを忘れてはいけません。インサイドとアウトサイドの比率が間違えばカッコ悪い音楽になります。
このバランスが重要になってきます。

そのバランスはハウ・クルック教授本では50%50%とあります。
このインとアウトのバランスを合理的に兼ね備えたスケールがPoly Triad pairs=ペンタトニック、poly diminishとなりますので、それをいつものメロディックマイナーのスーパーインポーションを用いて使うことになっていきます。

●melodic minior for Triad pairs

melodic minior for Triad pairs

この続きになります。コードスケールのチェンジから始めます。


上記の内容から読み取れる今後の課題。
●メロディックマイナーを用いたスーパーインポーション。
上記メロディックマイナートライアドを用いてインポーションします。
●トライアドペア
インとアウトを持つトライアドペアの組み立てを考えます。
ディミニッシュはすでにコンディミになっているのでそれもpolyでかなり使えます。
●ポリスケールコード
メロディックマイナートライアドスケールから読み取れるものは、4つのスケールコードが使えることを意味しています。
❗️メロディックマイナースケール=メジャー、マイナー、オーギュメント、ディミニッシュ
 ❗️Dorian#7=メロディックマイナー
ドリアンモードとも呼ばれる。

●メロディックマイナースケールトライアド
 メロディックマイナースケールからできるトライアドを数値表記でエニーキーで使えるようにしていきます。

Ⅰm、Ⅱm、Ⅲaug、Ⅳ△、Ⅴ△、Ⅵ Dim、Ⅶ Dim

⭐️スーパーインポーションチェンジガイド
●スーパーインポーションのルールブックはスコットヘンダーソン師匠のこれ
http://www.djesmusic.com/pdf/adv_elec_scott_henderson_wk1to10.pdf
⭕️ドミナント=トニック、サブドミのメロディックマイナートライアドペア
■半分アウト半分イン
・5度上のメロディックマイナー
・b7度上のメロディックマイナー
■フルセットアウト
・M7度上のメロディックマイナー
・ナポリのメロディックマイナー
■メロディックマイナー=オルタード
・b3度下(△7#5)のメロディックマイナー
1度下のペンタ
3度下のオルタードスケール

⭕️トニック=サブドミ、ドミナントのメロディックマイナートライアドペア

■△7#5Lydian Augmented =#7+#5

❗️メロディックマイナー=オルタード
・△7#5 = b3度下 Ⅵのメロディックマイナー
・sus(b9) = Whole Step下 b7のメロディックマイナー
・Maj = 4度上 Ⅳのメロディックマイナー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上記がメロディックマイナーのスーパーインポーションチェンジ

⭐️全てを使ったチェンジ
ドミナントは基本的に全部使えるので、全部使えることになります。トニックとサブドミをドミナントチェンジして、更に下記のことができます。が、まあインサイドのバランスが崩壊するので、多分意味はないかもw

●Dorian b9 チェンジ = Ⅴ Dorian b9 = Ⅴ7sus4b9
 マイナーからメジャーは禁止です。そのためsusになります。
トニック、ドミナントはドリアンチェンジOK


●Lydian Augumented チェンジ =  Ⅴ major7 #5
もちろんこれもあり。

❗️モード=TSDチェンジ

モードとはモードスケールのことではありませんw
モード違いですw
モードとは「形式、方法、階級、体勢」のモード=TSDのことを言います。
モードスケールを使うからでは全くないわけですw

モードスケールは古典音楽時代からずっと使われていますし、スーパーインポーションはバップ時代からずっとあるものです。

ではなぜ、モードと呼ばれたか、モードはTSDを全てモード(形式、方法、階級、体勢)チェンジして音楽をするからこう呼ばれたのですが、よく分かっていない人ほど、モード=スケールになります。モード=スケール間違えではありませんが当たり前のことですw

これは罠、悪戯、意地悪、皮肉のようなものかもしれませんw
音楽って秘密にしておきたい人多いですからね。
特に芸事はそう言う文化がどの世界にもありますから。

まあ学問としてはちゃんとしておけばいいことが山ほどあると言うものですw
まだまだ聞いたことない音楽は山のようにあるでしょう。
それを誰が持っているかわかりません。そのメロディーや音楽が世の中に出てくれば面白いに違いありません。


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