とりあえずアプローチの使い方を何でもクロマティックにするとバップそのものになり、古臭い感じになりますので、そこをホワイトノートモード的にクールな感じに変えていきます。
まずバップフレーズというものはまさに前回のアプローチの塊です。
クロマチェンジング(はさみ込み)+アルペジオだけでもうバップサウンドそのものですが、最近のモードではまずやらない、古臭いサウンドになるので、こうしたものを最近のモードサウンドとの違いを認識してチェンジしていきたいと思います。
バップのクロマティック系アプローチとホワイトノート(モードスケール)サウンドのアプローチの違いを認識。
-クロマティック系バップとホワイト系モードのアプローチの違い
|アプローチ名|説明|
|バップチェンジング|クロマティックはさみ込み|
|モードチェンジング|P3、m3はさみ込み|
|バップアルペジオ|オクターブを超える|
|モードアルペジオ|オクターブを超えない|
|バップ|クロマティック多用|
|モード|基本クロマティックなし(シフトする時のみ除く)|
バップのようにクロマティックはそれほど使わず、最近のサウンドはモードに徹する。
メロディックマイナーのトライアドペアのアプローチを考えていきたいと思いますが、モードからはアプローチとは言わず、多分メカニカルと呼ばれていますが、まあアプローチ方法であることには変わりありませんが、時代とともに呼び名も変わっていきますので、まあメカニカルが良いかもw
-ホワイトな感じのモーダルサウンドアプローチ
名前はトライアドペアそのものですw
メロディックマイナーのモードとスーパーインポーズ のやり方はすでに把握済みなので、そちらを使います。
メロディックマイナーのトライアドペアの2つのトライアドをスケールにすると6つの音ができます。
|C Melomiトライアドペア|トライアドペアスケール|
|Cm+Dm|CDEb FGA|
|Dm+Eb aug|DEb FGAB|
|FM+GM|FGABCD|
|GM+A dim|GABCDEb|
|A dim+B dim|ABCDEbF|
|B dim+Cm|BCDEbFG|
❗️モード根音軸で7度抜き
この2つのトライアドからできるスケールがトライアドペアスケールと呼ばれるものです。これをペンタトニック同様にペンタ以外の音は弾かないアプローチで使うだけ。
キーボード、ギターを練習するとき、この6音スケールの1スケールを重点に練習。ずっとトライアドペアの様々なパターンを試して弾いていれば道は開かれていくことになります。アウトするならメロマイトライアドペアをスーパーインポーズ(シフト)すれば良いだけです。
この6音以外は弾かずに昔からあるアプローチ技で接続してみるとかなりかっこいいホワイトサウンドになります。
バップのクロマティック多用とホワイトサウンドのクロマティックを使わないアプローチの概念が違うので、簡単なことでも、ちゃんと書いて置けば、しっかり認識できると言うものですw
アイディアはバップからあるアプローチ方法を使っても良いのですが、この際アプローチ名や名前などどうでも良いのですが、一応、ペンタと同様と考えるなら名前はメカニカルで統一されているのかも知れませんw
メカニカルアイディアはジェリーバーガンジィ先生のペンタメカニカルや、ヘクサトニック図書を使えばかっこいいサウンドが得られます。
メロディックマイナーのモードとスーパーインポーズ のやり方は前回同様巨匠スコットヘンダーソンインプロビゼーションのPDFをエニーキーで対応していけばOKです。
http://www.djesmusic.com/pdf/adv_elec_scott_henderson_wk1to10.pdf
https://drive.google.com/file/d/1TPOBHgofABpBBu0y6bInYDm-8Wc0k8Vh/view?usp=sharing
0 件のコメント:
コメントを投稿