Ⅳ Lydianはブルーススケールそのものですが、ブルーススケールをチェンジした訳ではなく、このⅣ=ⅡRoot抜きが起源です。そもそもⅡDorianチェンジな訳なので。
Rootless Chordを旋律に用いたのがコルトレーンになるのですが、こんなものは昔から誰でもやっていたことですが、誰一人としてコルトレーンのような演奏ができなかった理由があるとすれば、スーパーインポーションによる前のキーを引き継ぐ型のチェンジが理由であると結論付けました。
次はこのRootless Chordについてもっと調べていきたいと思いますが、Rootless Chordはバップから当たり前に使われていました。しかし、それはまだダイアトニックコードの枠しか無かったのですが、劇的に変化していったのはビルエバンスのような演奏の50年以降かと思います。
このRootless Chordについて考えていきたいと思います。
●Rootless Chords Concept
●Ⅱ minor Chords
マイナー7のRootを抜くとコードを変えてもサウンドする。
Cm = Eb M7 = Ⅵ Rootless
Cm = Ab M7 = Ⅲ
Cm = Bb M7 = Ⅱ
これら全て同じと考えてチェンジして使えます。
そしてここからさらにAパターン、BパターンでDorian Changeします。
A = 3572 =Ⅰ〜Ⅳ
B = 7235 =#Ⅳ〜Ⅶ
EbM7 = AbM7
Cm = Eb M7 = Ⅵ Rootless
Cm = Ab M7 = Ⅲ
Cm = Bb M7 = Ⅱ
これら全て同じと考えてチェンジして使えます。
そしてここからさらにAパターン、BパターンでDorian Changeします。
A = 3572 =Ⅰ〜Ⅳ
B = 7235 =#Ⅳ〜Ⅶ
EbM7 = AbM7
AbM7 = DbM7
Bb M7 = EbM7
・スケールコードにすると
EbM7|FM7|GM7|AbM7|AM7|BbM7|CM7|Db M7|DM7
❗️Ⅲb|Ⅳ|Ⅴ|#Ⅴ|Ⅵ|Ⅶb|Ⅰ|Ⅱb|ⅡのMajor7
Cm7コードにはこれが全部使える。
■Ⅱ Diminish Chords
上記のM7チェンジと同じでディミニッシュチェンジします。
基本M7チェンジになりますので、そのまま変換すればOK
これがLydian Dorian = Ⅳ Dorianかな?
基本M7チェンジになりますので、そのまま変換すればOK
これがLydian Dorian = Ⅳ Dorianかな?
一応Rootless後のDorianチェンジのLydianなんですがw
A=3572 → 3b5b72 =Ⅰ〜Ⅳ
B=7235 → b723b5 = #Ⅳ〜Ⅶ
EbM7 = AbM7 = Abdim Alt
A=3572 → 3b5b72 =Ⅰ〜Ⅳ
B=7235 → b723b5 = #Ⅳ〜Ⅶ
EbM7 = AbM7 = Abdim Alt
AbM7 = DbM7 = Dbdim Alt
Bb M7 = EbM7 = Ebdim Alt
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