ゲームをプレーすると刺激があり、アドレナリンが出て、興奮とこの後にある興味心が湧き出てくる。
そのため、時間の経過を忘れて没頭して、長時間集中し、何時間もゲームをプレーしてしまう。音楽練習もこの状態に持っていくにはどうすればいいのか?考えてみたいと思います。
まずはゲームは単純な法則性とルールがあり、その繰り返しです。
その中で、次々と謎や迫ってくる敵との闘い、戦い方も様々な方法があるが、基本的な操作方法は単純である。
これを音楽にたとえるなら、ちょうどブルースをずっと弾いてるような状態に近い。単純だが、刺激があるうちは、ずっと弾いて居ても飽きない。そういう練習方法について考えてみたいと思います。まあ当然ブルーススケールだけではすぐに飽きてしまう訳ですが、音楽を始めたばかりのころは、なんでも単純なワンスケールをずっと弾いて居ても楽しかったことを思い出します。
ゲームの興奮と音楽の共通点を探りたいと思います。
・ゲームコントローラー操作は全て統一され、単純な動きで統一されている。
・その中で、様々な動きのパターンがあり、複雑な操作で困難を切り抜ける。
・ゲームでの刺激や興奮、アドレナリンというものは画面に映し出され、見て得られる情報そのものになります。
●ゲーム特性と音楽
この3点との共通点を考えてみたいと思います。
目的は「音楽をする」、「音楽を奏でる」になります。
どうすれば「音楽を奏でる」行為で、刺激や興奮を得ることができるかが、重要になります。もちろんその興奮を持続させるために必要な更なる「様々なパターン」が持続に重要なカギになるはずです。
・統一された操作方法 = ガイドトーン軸、
・様々な動きのパターン = フレーズパターン、リズムパターン
・画面情報による視覚的興奮 = 耳情報によるサウンド(響き)とリズムの刺激と興奮
音楽の場合、刺激と興奮の割合は、サウンドとリズムが大きく関係してくる。
リズムが重要なカギとなる。
そもそも、スーパーインポーズであるブルーススケール一発で永遠に弾いていたころ、何を行っていたかを考えるなら、サウンドである響きを楽しみ同時に、リズムに喜びを感じ、刺激を楽しんでいたことを思い出します。このリズムがこれまでの学習に一番欠落していたものです。
⭐️音楽をする=サウンドとリズムの刺激と興奮。
サウンド(響き)は前回の旋律、コードアイテムや旋律技を導入することは容易ですが、リズムを付けるのはなかなか理屈的には難しいがパターン化は可能。ほとんどの人がまず人の真似から始めます。ジャズっぽい、ブルースっぽい、ロックっぽい、ヘビメタっぽいこの微妙なニュアンスをどうして具体化していくか、そして刺激の素である様々な動きのパターンであるリズムそのものが方向性にもつながる重要なポイントなんではないかと思います。全ての音楽はリズムが違うだけになる。
●リズムの刺激ある練習方法について考える
リズム学習には2つのやり方がある。
・パターン化したリズムをメトロノーム、リズムマシーン、マイナスワンと一緒にひたすら繰り返し練習する。
・アプローチの強調。特徴あるフレーズを掴み取り真似をする。
パターンはひたすら同じリズムを繰り返し練習する。至って単純で簡単だがかなり退屈でもある。アプローチはダブルクロマティック、3連アルペジオなど特徴のあるフレーズが中心にリズムを学んでいく方法で、何方かと言えば、アプローチの方が楽しいが、正確なリズムはパターン化反復練習、耳コピーでニュアスを掴み真似をするのはアプローチ練習となる。
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