これこそ大本命ネタそのものです。90年代私が最も知りたかったことですw
この奏法こそが80年代90年代を代表するジャズミュージシャンたちの演奏方法で、40年たった今もこれ一色です。この演奏方法は今後も我々が死んでも永遠に演奏され続くことでしょう。
音楽を復活して僅か数年で解るようになったのはやはり情報社会、インターネットのおかげですね。あといつも無言のメッセージもありがとうございます。情報がバラバラなんで、すっかり忘れてしまっていたことも多々ありw 本当に素晴らしい。90年代あの頃、誰もが熱狂し、熱望した最も知りたかったことです。今もかな?w
マルチトニックシステム(MTS)トライアドペア、MTSクラスタークロマティック、MTSペンタトニック=シフティング演奏が答えになります。 コルトレーンサークルのメモには全部そのまま書いてあります。
●トライアドペア
基本概念はハル・クルック教授本にある通りです。
トライアドペアの基本的な考え方はトニック+アウトサイドのトライアドペアになります。
書籍:HAL CROOK ハウ・トゥ・インプロヴァイズ インプロヴィゼイションへのアプローチより
⭐️インサイド/アウトサイドトライドと連結(P163)
●トライアドの連結の組み合わせ
・通常Tコード1つ+UST1つ
・通常Tコード1つ+ノンハーモニック1つ
・US1つ+ノンハーモニック1つ
・US2つ
・ノンハーモニック2つ
●組み合わせ例
・Ⅰ△7:Ⅰ△/Ⅱ△ = UST
・Ⅰ7th:Ⅰ△/Ⅱ = NHT
・Ⅱm7:Ⅰ△/#Ⅳ = UST + NHT
・Ⅲdim :Ⅰ△/bⅢ = UST + UST
・bⅥφ: Ⅰ△/Ⅳ = NH + NHT
そしてトニックはマルチトニックシステムを使えば、コルトレーンサークルのメモにあるようにQuartal Tonic Systemでは究極的にトニックはエニーキー全てが対象になるので、何処へでもシフト可能になるという訳です。
まあそうは言ってもマルチトニックシステムを順番通りちゃんとやれば理解も深まります。
●マルチトニックシステム
マルチトニック名 | トニックコード |
---|
2トニックシステム(対極) | C、F# |
3トニックシステム(3角) | C、Ab、E |
4トニックシステム(4角) | C、Eb、Gb、A |
6トニックシステム(6角) | C、Bb、Ab、GB、E、D |
Quartal Tonic System (コルトレーンサークルメモ) | Any Key |
●トライアドペアのアウトフレーズの作り方(サイドスリッピングの使い方)
トニックを決めて、トニックからサイドスリッピングを適応、次の動きはコルトレーンサークルを見て決めます。マイナーメジャー基準は内周と外周の交互にすれば上手くいきます。
Ⅰ△とImトニックのトライアド拡張パターン。
Tonic | Out | Out | Out |
---|
Ⅰ | Ⅶm | Ⅱ | bⅢm |
Ⅰm | Ⅶ | Ⅱ | bⅢm |
アウト感を得るにはペンタトニックのモードカラー表と照らし合わせると
Ⅰ | Ⅰ#m | Ⅲm | bⅢ |
---|
1 | 3 | 5 | b3 |
Ⅰm | Ⅶ | Ⅱ | bⅢm |
---|
b3 | 7 | 2 | b5 |
❗️保留音を1音置くことでフレーズ的にもスムーズで弾きやすい、覚えやすいフレーズになります。
●マルチトニックシステムの適応
マルチトニックシステムを適応して、1つのトニックを2346トニックへ拡張していくことになります。最終的には全てのキー(エニーキー)にトニックチェンジが可能です。
トニックからのトニックチェンジなので、Giant Stepsであれば3つのトニックに2システムを適応するなら3x2システムで6トニック。4トニックを使うなら12トニックとなる。
●アウトサイド NHPTカラー表
- | System | Outside Non Harmonic
|
---|
Major | 4th Up | b7,(7),b3,b6,b2,b5,7 |
minor | 5th Up | R,5,(7),2,6,3,7 |
❗️メジャーコードでは4度インターバル、マイナーコード5度インターバルからのペンタとトライアドがアウトサイドのノンハーモニックと覚える。
👍インサイド重要音のモード特性音=アウトサイド重要音のアボイドノートは同一音
❗️Mode特性音+Avoid=Tonal Root+5th軸追いで47忘れず。
モード特性音はアボイドノートになりますので、アボイドはアウトそのものにもなりますので、積極的に取り入れる。ただしマイナーは違うので注意。
https://en.wikipedia.org/wiki/Avoid_note
●更なるトライアドペアの発展系
モーダルインターチェンジの適応。
●さまざまなスケールを用いたトライアドペアの使い方。
Root半上のメロディックマイナーがオルタードになりますので、結局のところ裏表が逆転しただけになります。モーダルインターチェンジも同じことです。
色々とできるのですが、結局のところ、裏へいくと、表裏は逆転しますので、どちらでも良い。裏がトニックとなってももちろん裏の表が重要であるのはお解りのとおりですw
しかし、これらの意図はテンションサウンドが含まれているので、表感が薄れるので、やはりドミナントで使った方がいい訳で、やはりトニックだけは古典の通りホワイトノートのシフトに留めることで音楽としてサウンドする。色々と難しそうで実はかなり単純で裏と表の2パターンしかありませんw
これでアドリブ(マルチトニックシステム+トライアドペア+NHペンタ)もコード(Quartal+So What=sus、6コード+Diminish)も、頑張れば頑張っただけ、やればやるだけ上手くなれる。 まだまだ気がついたら書いていきますので、練習する暇がないという状態にならないように気をつけつつw
まあPS5、XSSやら次世代ゲームもすご過ぎるので、雑念も凄いですがw
しかし、我慢は不要。全部やって人生を大いに楽しみましょうw
あとは既にオンラインセッションが可能なサービスもあり、私は固定回線持ってないので、モバイル環境ですが、徐々に5G回線化していけば、対応可能になると思います。
そのときは一緒にオンライン道場でお会いできる日も来ることでしょうw
https://syncroom.yamaha.com/