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2021年5月4日火曜日

#1 和声法作曲 結局のところ作曲するなら和声法が必須なのでシリーズ化したいと思います。 あとやはり激遅プププ丸状態なのでwスピードアップを目指しますw

作曲するなら必須ということで、和声法を極めることにしましたw

昨日の続きです。

和声法は作曲するなら必須であることは誰がどう考えてもわかりますw

自分では作曲をするつもりは全くなかったので和声法は正直、一生使うことはないだろうと思ってましたwですが、作曲の可能性があるのであれば、絶対にやった方が良いと思いまして、何度か挑戦してやってみたところ、やはり全く無理でしたw

 

なぜ作曲できないのか?と思いますよねw

旋律は誰でもできます。2音旋律で適当に弾けばあっという間に完成です。

しかし、そのあとは?

コードをつけるにもどうするの?ベースは適当なループ?

全て適当につける?と、和声法でつけるでは、根本的に全くニュアンスが変わってくる。

一般的に言われている作曲方法というものは和声法から和声を組み立ていきます。

ならばやるしかないw 

ちなみに対位法でやるなら36メディアントで組んでいきますが、対位法でやるとコードではなく、テンションになってきますので、本当に難しいので辞めますw

私もそうですが、和声法問題集をやり過ぎて拒絶反応が凄かったのですがwそういう人が多いと思いますが、もっと気楽にイージーに考え直して、軽い気持ちで取り組みましょうw

昨日かなり掴みましたので、続きです。

あと音楽は楽(ラク)にしないと音楽できない。どれだけラク(楽)して覚えるかにかかってきます。

 

・設定できる和音

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6

Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ

 

●和声法の組み立て方

1.カデンツ

2.転回、配置パターン適応

3.カデンツ修正

 このようにカデンツを間違えて、やり直しをしなければいけません。昨日行ったのは最後の詰めの配置場所ですが、一番時間がかかる場所でもあるのですが、ある程度合理化できたのですが、詰めが甘いので調整して、後日、カデンツについても合理化しておきます。

 

●スピードアップとパターン化と改善方法

 以前やった時はまだわかりませんでしたが、基本的な概念と仕上げがわかった時点で考え方が定まってきましたw激的にスピードアップにはパターン化して覚えてしまうしかありません。

 

・カデンツパターン化

・転回パターン化(配置)

・配置パターン化

 

和声法を速く解くには、この3つが必要です。

なんか順番が逆でやっていますがwこのパターン化して覚えてしまいます。

転回パターン化は結局のところ、カデンツとセットになり、2個1で覚えるしかありません。そうなるとカデンツも自ずとパターン化されていくことでしょう。

 

 

●和声法 配置の簡単な考え方

配置パターンは、保留、反行、平行この3つになります。

・保留

・反行

・❗️平行

配置のパターンはこの3つを考えることになります。それだけですw

最後の仕上げ部分ですが、これを間違えるから禁則にはまる訳です。

❗️間違えるポイントは2つです。カデンツと配置。配置ミスはこのポイントになります。

注意するポイントである禁則158の❗️平行がもっとも注意ポイントになります。

 

●禁則

158平行移動

#4連結


●和声法の組み方順番は

1.保留配置して

2.平行配置で158禁則注意

3.最後に反行配置。(理由:平行1パターンになることも多々あり)

この順番が大切ですが、でも反行した方が楽なんで使うが、手詰まりになるパターンが多いためテレコしましたw一般的には反行配置して平行です。ここはカデンツと転回次第です。転回が見てないから、ここの判断が難しいので、和声法はハマるwカデンツやり直しになる。とにかく保留音がない場合の転回パターン化してなんとかクリアしていかないといけない訳です。


※しかし、解決配置ルールなどがあるので、そこに従った平行、反行を配置する。

保留音は比較的にテナー、アルトに設置してぶった斬ると平行移動が回避されて簡単w

 

❗️やはり難しいのが保留音なし又は保留音がバス、ソプラノ配置された2パターン配置と1パターン配置タイプ。

常に禁則を注意して配置します。2パターンなので必ず平行が2つ以上出てくるのでそこが注意ポイント。

 

👍禁則回避策

❗️3パターン配置は、テナー、アルトに保留音を配置する。

❗️2パターン配置は、平行と反行を交互に配置する。

‼️1パターン配置で、3声とも全て平行パターンの場合は要注意


とにかく和声法は禁則を回避するためにあると言っても過言ではありません。

そのためにはありとあらゆる方法を使って禁則を回避する。

そうするとサウンドする訳ですw

保留音がバス、ソプラノの場合は強制的に2パターン、1パターンになります。この場合はもうそういう動きなので、そうなりますが、保留音を自ら配置できる場合は、テナー、アルトに配置した方が圧倒的に安心です。自ら禁則の地雷を踏みに行く必要はありませんw 

 

・設定できる和音

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6

Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ

 

●カデンツからのパターン化と暗記

更なるスピードと実践向きにするためにも、昨日の表の続きをおこないます。

保留音の和声の組み合わせは、実に3パターンしかないことを意味しています。簡単に覚えてしまい、激的にスピードアップして、即鍵盤で使いリアルタイム処理可能にしていきます。


■保留音からできる3パターン配置

|カデンツ|1転回|5転回|保留音|15バス|1ソプラノ+1|5ソプラノ+1|

|15|なし|なし|5=R|RR|13 or 5|35 or 1|

|15|なし|6|5=R|R3|13 or 5|15|

|15|なし|64|5=R|R5|13 or 5|13 or 5|

|15|6|なし|5=R|3R|1 or 5|35 or 1|

|15|6|6|5=R|33|1 or 5|15|

|15|6|64|5=R|35|1 or 5|13 or 5|

|15|64|なし|5=R|5R|13 or 5|35 or 1|

|15|64|6|5=R|53|13 or 5|15|

|15|64|64|5=R|55|13 or 5|13 or 5|

 ※重複は根音と5。


保留音構成の組み合わせはこの組み合わせで全部になるはず。

そうするとその組み合わせパターンは9通りしかありません。

そうするとその組み合わせパターンは6通りしかありません。

もちろん保留音でバスに64配置はしませんので、そこは考えないw

書いても良いのですが、3パターンでは無くなり、もう保留音ではないので、辞めますが問題集には、そうなっているかも知れませんが、まあその時は2パターン配置、1パターン配置+バスやソプラノ保留音で考えますので次に書きます。

 

でも見てわかるように1つはオクターブ配置なので、保留音配置場所が保留音をまたぐパターンと、またがないパターンとなり3パターンしかないのがわかります。

そして3つのパターンはインバージョンした後なんで、和声法の問題集の転回は固定されていますので、自ずと1つしかありません。


■2パターン配置、1パターン配置


|カデンツ|1転回|5転回|保留音|15バス|1ソプラノ+1|5ソプラノ+1| 

 ※重複は根音と5。

 

まあ細かい取り決めが本当にたくさんありますので、合理化には時間がかかりますが、ボチボチとやっていきますw


やっぱり和声法は本当に面倒で難しい。

しかも得られるものはほぼ無いかも知れませんw

基本和声法は作曲行為以外にはほとんど使われず、役にも立ちません。

理屈をやると何もできなくなるので、ほどほどにw

作曲なんかやったところで、才能なんで意味あるのか?得られるものは?本当にそのメリットと労力を考えると和声法で得られるものは?・・・・作曲はセンスと才能なので、和声法が出来ても、ほぼ得るものはないかも知れません。そんなことを考えると無駄な時間が多いかも知れませんがw

 

まあしかし、作曲するにしても和声法のカデンツ組み立てまではかなり役に立ちます。

まあカデンツが組めれば自動的に全部できてしまうのですがw時間がかかる配置部分は端折って良いと思いますが、和声法をもっとも簡単に考えて使うならカデンツ組みが最も重要になってきますが・・・カデンツだけなら別に和声法必要ないしみたいなw

 

でも間違えたカデンツができてしまうのですが、まあ何が間違いで、何が間違いでないかなど、和声法の場合、禁則を重んじた場合の間違いなんで別に問題なしと言えば問題ないし・・・そうすると得るものなんかあるのか?とういう疑問点だけが残ります。

ただし、テンションなしコードの響きは素晴らしいみたいなw

まあ近代では和声法は全く不要とされているので、コードという概念が使われていますので、そのままコード組みをやれば作曲はできます。なので、不要ですが、なぜか教育ではずっと教えているので、何かあるのかも知れませんが、作曲はできない人なんで、よくわかりませんが義務教育みたいなところがあるのでw

 

基本的に3つの重要練習は必ず行い。作曲は将来に向けた才能があったらの部分ですw

・エニーキー(コンディミ Quartal)

・初見読譜

・音程暗記

 


2021年8月12日木曜日

#139 音楽原動力(Power&Speed) 音らく論wシリーズ3 弾いて覚える和声法の基礎カデンツ進行ルール

和声法の各コードへの進行ルールですね。

基本は基礎としてやっぱりここはとても重要なので、ここをちゃんと押さえておきます。

モーションルールを覚えてずっと弾いて覚えていく、曲を作るときにやはりここは基礎なので守りながらずっと弾いて遊んで旋律を考えていく。


●和声法進行ルール

・1(T)→全て

・2(D)→5のみ

2はサブドミですが、モーション的には強制的に5なら属性はDで考えておく方が混乱しない。基本、昔も今も25はセットです。

・3(T&D)→24

・4(SD)→125

・5(D)→136

・6(SD、T)→2345


これの動き以外を避けて組んでいく。

サブドミリハモは、テンションとしてナポリと同じ、リハモ置き換え、またはパッシング経過音として使う。

これで組んでいけば間違い無いので、これを考えながら自由に弾いていく。

TSTのサブドミモーションだけでずっと弾いていたいなら、ドミナントへ向かう進行は避ける。

弾いて覚える和声法プログレッションみたいなものですw

ちゃんとインバージョンを最小限の動きとして覚えます。その時の重要な要である軸音は保留音(ポジション保留:アルトはアルト継続、他のポジ移動NG)ですね。サブドミインバージョンを考えながら弾いて遊びながら覚えてしまいます。

和声法とはインバージョンの仕方を教えているだけと言っても過言ではないので、これが最大の売りです。このインバージョンルールで弾くと本当に素晴らしい響きになりますので、必ず保留音軸(ポジション保留:アルトはアルト継続)にインバージョンする(25以外全て)ことを常に心がけると和声法に似たニュアンスを簡単に得られます。

あとは開蜜はただのバスを2オクターブ広げているので、それほど気にしなくても良し。本格的にやるならオクターブ重複ルールを適応してあげれば、立派な和声法ですね。

ここは追々でもいいので、保留音インバージョンをちゃんとすると和声法はの響きは本当に素晴らしい。まあ和声法を習わなくても、保留音は音ラクコード暗記として常にやっていたことだと思いますが、それはそれで合っていたわけですねwただポップス系は25保留音なしでしたが、ここがメインみたいに教えている教本がいっぱいあるのですがwでもまあ音楽に間違いなどなしなのでありですよw概念はあっていますw

ただ和声法はルールに従わないと禁則に引っかかるので本当に厄介です。


保留音の思考軸はトライアド軸ですが、その他の音を使うならトニックのみ6thを使ってあとは7thでいいかと思いますが、インバージョン保留音のポジション維持が厄介ならなしでトライアドで考えて邪魔にならない場所のテンションに変えてしまってもいいと思います。和声法ではないので、柔軟に対応w


ただし、ここでガイドトーンをOmit3とした場合、最後まで残される音は7thのみであることも注意するならOmitする音を違う音で考えた方が良いなら王道はOmit R・5thあたりですね。R・5thが保留音ならそこはOimtなし。


なのでサブドミモーションに徹するなら進行は限られています。

4へ行ったら必ず1へ。

6もサブドミカラーですから6→4。

 

●TSTサブドミモーション

・141

・1641

・16341

13641(36はドミナントモーションでNG)

この3つしかありません。

これに36はクロマティックメディアントがリハモで置き換えられる。

あとナポリを4サブドミマイナーとして置き換え可能なので、ナポリb2。

もちろん4サブドミマイナーのRootlessにb6もリハモ置き換え可能。

とにかく1ロクリアン上にあるコードはサブドミリハモなので置き換え、パッシング経過可能。

 

 とりあえず基本の動き以外は避けて、14141414141w

4 or b2M|1以外は無しと考えて、36はおまけに追加する。

これが古典として基礎ルールなので、このルールを無視するとTSTが成り立たないので、ここは死守するw


TDTは限りなく自由なので、まあ自由気ままに行けばいいのですが、和声法を勉強するなら上記の和声法進行ルールでドミナントモーションパターンを把握して自由に弾いて遊んで覚えていけばいいと思います。

インバージョンは最小限の動きを心がける。

硬いこと抜きで和声法も遊びながら覚える。これが重要かとw


まずは基礎基本スタイルをちゃんとしてから崩していく。

まあ最終的には自由ですが、保留音も考慮しつつの自由を模索するならクローズクラスタ化は当然の流れかと。

なのでちゃんとやっときますw

 

2021年5月3日月曜日

#51' 音楽原動力(Power&Speed) 第3の究極練習について考えてみる。基本和声法から制される歌心「基本三和音 和声法」

 無言のメッセージありがとうございます。

和声法は確かにソプラノ課題では動きパターンの暗記に徹しています。

まずはそこから正していきましょうw

すっかり忘れていましたw

和声法が本当に苦手ですがw和声法の動きのパターンはそれほど多くはありません。そしてある程度合理化して覚えてしまう方法を考えてみたいと思います。

 

・和声法の組み立て方

1.カデンツ

2.配置パターン適応

3.カデンツ修正

 このようにカデンツを間違えて、やり直しをしなければいけません。そして配置が、一番時間がかかる場所でもあり、手詰まりになり、やり直さなければいけない結果になりますw

一種パズル見たな感じでやってましたが、時間がかかりすぎて、もっと合理化して瞬時にできないと全く使えませんw

 

・和声法 配置の簡単な考え方

 コードの動きとソプラノの動きパターンは決まっていますので、それを書き出して覚えてしまいます。そしてそこから法則性とまとめて簡単に暗記する方法を考えていきます。

和声法の基本的な考え方

 

 ・設定できる和音

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6

Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ

 

●配置

配置パターンは、保留、反行、平行この3つになります。

・保留

・反行

・❗️平行

配置のパターンこの3つを考えることになります。それだけですw

注意するポイントである禁則158の❗️平行がもっとも注意ポイントになります。

意外と簡単そうでしょw

こうやってちゃんと分析してから課題をやると気持ちが楽になりますw

 

●連結

保留音を考えた場合

・151+141:保留音必須

・12+45+56:保留音なし、反行と平行の2パターン

・25:保留音禁止、反行と平行の2パターンのバスとソプラノは反行。

他は3つともあり。保留すると禁則する引っ掛け問題もあり。

そんな時は保留せず、反行と平行の2パターン。


●禁則

158平行移動

#4連結


●和声法の組み方順番は

1.保留配置して

2.平行配置で158禁則注意

3.最後に反行配置。

この順番が大切。
※しかし、解決配置ルールなどがあるので、そこに従った平行、反行を配置する。

保留音は比較的にテナー、アルトに設置してぶった斬ると平行移動が回避されて簡単w

 

❗️やはり難しいのが保留音なしの2パターン配置と1パターン配置タイプ。

常に禁則を注意して配置します。2パターンなので必ず平行が2つ以上出てくるのでそこが注意ポイント。

 

👍禁則回避策

❗️3パターン配置は、テナー、アルトに保留音を配置する。

❗️2パターン配置は、平行と反行を交互に配置する。

‼️1パターン配置で、3声とも全て平行パターンの場合は要注意


●解決配置指定のルール

こうきたらこう見たいな指定された動きは注意する。


●保留音のカデンツパターン。

・151=TDT(すべて)

・141=T6S6T

2パターンカデンツはたくさんありw

 

●カデンツルール

・3度上がりは行わない。

3度上がり:2461

・2度下りは一部を除き(65、215)使わない。

2度下り:21、54


これだけでかなりスッキリしたと思いますw

まずは簡単な保留音の軸パターンだけ注視してみました。


上記を踏まえて、和声法を実践的に使っていきます。

譜面上だけで考えても、使わない使えなければ全く意味がないw

和声法をちゃんと使ってこそ、和声法を学ぶという目的に達するのでw

 

●和声法から生み出される旋律とコード組み

・151、141パターン

まずは簡単な151、141だけをやります。

保留音ありの平行1つパターン

保留音でぶった斬ると平行は無くなりますw

保留音軸をテナーとアルトに配置します。

・151保留音は5です。

・141保留音は1です。

まずは5や1を軸音に全てのインバージョンをしてみます。

これだけでずっと弾いてみますw

保留音ぶった斬りで、強制的に禁則は避けていますので、禁則は気にしなくても大丈夫かと。

弾くときの決め事

・オクターブ重複は根音と5度。 

・隣接の音を跨いでは行けない。

・保留音テナー、アルト配置で軸音5or1

・バス、ソプラノを自由にインバージョン。

この時にバスとテナーは2オクターブ見て広く取り、上三声は1オクターブに収める。

ずっと弾いていると見えてくるソプラノとバスの関係。


・上記のように、他の3パターンタイプのものは保留音を軸音にして弾いてみる。

 

 保留音なしパターンは偶数と奇数の組み合わせの3つ+1のみ。

・12+45+56:保留音なし、反行と平行の2パターン

・25:保留音禁止、反行と平行の2パターンのバスとソプラノは反行。


 ●保留音からできる旋律パターン

|カデンツ|保留音|15バス|1ソプラノ+1|5ソプラノ+1|

|15|5=R|RR|13 or 5|35 or 1|

|15|5=R|R3|13 or 5|15|

|15|5=R|R5|13 or 5|13 or 5|

|15|5=R|3R|1 or 5|35 or 1|

|15|5=R|33|1 or 5|15|

|15|5=R|35|1 or 5|13 or 5|


保留音構成の組み合わせはこの組み合わせで全部になるはず。

そうするとその組み合わせパターンは6通りしかありません。

 

●2パターン配置の場合

|カデンツ|保留音|15バス|1ソプラノ+1|5ソプラノ+1|

||||||

||||||

 


本日も実に良い内容でしたw

これで和声法もバッチリですねw

ただ基本和声法のコツはこんな感じで、配置を禁則回避策で組めば、禁則を気にする必要は無くなりますね👍

ただし、3声ともに平行パターンももちろんありますので、そういう時は要注意❗️

 

しかし、まだ旋律部分のまとめ方にやり残しがありますし、和声法を用いた場合の実践方法としては、かなり弱いので追々やりますw




2021年7月25日日曜日

#122 音楽原動力(Power&Speed) 音らく論wシリーズ3 作曲 With 和声法擬きだけどw でも極力ちゃんとするw

和声法としない擬きなら、間違っていても怒られずに済みそうなんでw

とにかく基本3和音の和声法で作っています。

和声法的なガチガチな物ではなく、かなり緩い和声法ノリで行こうという趣旨ですw

でも実はMuseScoreのプラグインを使って禁則チェックして禁則なしでいきますので、実際は通用する間違いではないものにしていきますので和声法としても間違いでなしw

https://musescore.org/en/project/check-harmony-rules

でもまあこんなものは不要として、注意するポイントとして

この2つ+1を要注意で組み立てていく。

・オクターブ平行移動。

・5度平行移動=団子抜け、サンドイッチ抜けが続く。 

・#4はMusescoreに頼りましょうw

パソコンのチェックは最終確認として使ってみる。


和声法がかなり使えるのは和声付けです。

旋律を考えて好きな和声を付けていきます。

 

●シンプルな和声法ルール

・基本保留音優先。

・基本ソプラノ、バス逆行。

・開蜜適応。

・25進行は保留音なし。

・158平行移動基本NG。

・終止はちゃんと意識。

・終止は基本開蜜交互。

こんなところですかね。


和声法はガチガチなんであまりガチガチだとしんどいので無視するところは無視していきます。

まず無理せず、ゆっくりやっていきます。

 

ただし、かなり緩くやって行きますので、間違えているかも知れませんが、まあ音らくシリーズは、指導書籍ではなく、私の学習記録なので、そういうつもりで読んで頂ければ、もしかしたら自己の学習の参考になるかもという趣旨なので、読み手はその趣旨に削ぐわないものであれば、思考チェンジで、もっと良いものに変更してもらう、間違えてるわとツッコミを入れながら失敗方法、反面教師の面もありつつw自分の学習を高めて貰えばいいと思いますw

 

これ良いこと書いたなw

シリーズ3に書いとくかw

本当にこんな本読みたかったという趣旨で書いていますので、本当に良い内容だと思いますよw

本日は書籍構想までwフィンガートレーニングができないので、終わりw



2020年3月9日月曜日

Notice8 考えない方法を考える:和声法の速記法

http://www.soundcaraway.com/wasei/comment/std/compst01.html

折角なので、和声法の速記法について考えたいと思います。

#139 音楽原動力(Power&Speed) 音らく論wシリーズ3 弾いて覚える和声法の基礎カデンツ進行ルール

和声法の速記方法 和声法を速く解く方法。

・設定できる和音

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6

Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ
基本的に和声法は楽譜の記譜になりますので、楽譜が苦手な人が苦労します。
下記のことがわかっていないだけです。

❗️サークルオブフィフスには和声法速記コツの調号、転回、保留音がある。 

 
●楽譜:記譜法
調号はサークル of 5th:♭=F 左回4度、#=G 右回5度
ついでに保留音は、サークル of 5thのRootと5度と覚える。

3度は線と線、間と間。
4度は3度の線や間+1
5度は線や間を一つ飛ばし。
6度は5度の線や間1つ飛ばし+1。

線と間の度数を覚えるのが楽譜の読み方です。
線と間の度数を覚えて、6度を判断、並行禁則158確認。
もちろん2段楽譜でもチェックが簡単。

●基本三和音
基本三和音の和声法もやはりDrop2奏法そのものです。
Dropパターンを固定して覚えてしまえば良いだけになります。

・蜜は3度5度4度。

・開であるDrop2
135=3・15(6度・5度)
351=5・31(6度・6度)
513=1・53 (5度・6度)

これだけになります。
6度以外は蜜にもなる。
開は3=6度とだけ覚えます。
6度を配置したら6度or5度になる。 
バスとテノール以外はオクターブ超える配置はない。
そのため、テナー、アルト、ソプラノの最大度数は開6度となる。

●4声和音
4声和音の場合、Dropさせると最大度数が開5度となる。
・開離は5度だけ。
・密着は3度2度4度。

●基本ルール
禁則は平行移動なので、基本バスに反行で配置。
終止密開ルール。密のあとは開にする。
保留音ルールは厳守。

・保留音ケーデンス
Ⅰ|Ⅴ|Ⅰ、Ⅰ|Ⅳ|Ⅰ

Ⅰ|Ⅴの保留音=5とR
Ⅰ|Ⅳの保留音=Rと5

保留音は、サークル of 5thのRootと5度。

1、保留音を決める。
  保留音はテナー、アルトにすると禁則回避が楽だが、必ずではない。
2、バス、ソプラノを決める。
3、基本三和音の内声 第3音開6度を配置したら6度又は5度を配置。
4、基本三和音の内声の最大は開6度。
  4声和音の内声の最大は開5度。

2021年1月5日火曜日

2020年12月の検索ワード 基本三和音の和声法 バス課題の解き方 定石の手と鉄板ネタ

 



和声法の解き方が12月の検索ランキング何度かありましたので、書いてみます。

和声法は別に得意ではありません。

とても苦手ですw

和声法ですが、答えは1個しかありませんw

自由に好きな感じであるようで、実は答えは1個。

なぜなら採点する人が困るからw

 

和声法は嫌いで、本当に苦手ですw

しかし、まあ鉄板ネタと言うか、お決まりの法則がありますので、そこを決めてしまい、和声法のルールで補足して付け足す感じですかね。

 

●基本三和音の和声法

バス課題としましたが、バスもソプラノも鉄板ネタ的にはそれほど違いはないと思います。


●鉄板ネタ、定石の手

問題があるならば問題の解き方の順番で書いていきます。冒頭は141、151です。

 

・Ⅰ:最初のコードは密、開 どちら?

 スタート音が最も重要です。

密=上3声がオクターブ内。

開=上3声がオクターブ外。

 密、開どちらもバスとテナーはオクターブを超えても問題なしなので、バスは気にせず。上3声の密開を考えていくことになる。

 

・基本音の配置は、密、開、密、開とするのが好ましい。

密着続きでも構いませんが、終わりは必ずこの密、開、密、開とします。もちろん開、密、開、密になるパターンもあり、とにかく問題の終止へはこのパターンが鉄則。

 

・Ⅰ-Ⅳ-Ⅰ、Ⅰ-Ⅴ-Ⅰ:保留音=ケーデンスパターン:141、151

問題の始まり、終わりは定石として全てこのパターンで決めていく。


・Ⅰ-Ⅳ-Ⅰ、Ⅰ-Ⅴ-Ⅰ:保留音:141=Root+5th、151=5th+Root

必ず保留させます。保留音軸にして、逆行、転回を決めてしまいます。

 

・他のコード繋がりの保留音


・基本三和音の和声法使うコードはⅠ、Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵのみ ⅢとⅦは使わない。

 バス課題はソプラノを配置してしまい、内声を決めるというが、まあ保留音やらもあるのでなかなか難しので、全部をいっぺんにソプラノ決めをせずに、困った時にはソプラノを動かして、ソプラノを決めてしまうと楽。

 

・141、151、25以外のカデンツをどうするか。

 絶対の鉄板ルールとして同一小節内のサブドミⅡ-Ⅳ、Ⅳ-Ⅱパターン(小節は絶対にまたが無い)。

 

・Ⅴ-Ⅵ:変速配置は暗記しかない。

これはパターンを暗記してしまうしかない。それほど多くはありませんので、


まああとはこのプリントをダウンロードして見てくださいw

https://drive.google.com/file/d/1eWefgTJkEiuuVEK0qBj5k4WNi1z8D0Dr/view?usp=sharing

https://drive.google.com/file/d/138Sn1KkhRbcPsI-0YcS8n2DyFGZ0tSgI/view?usp=sharing

こんなプリントに著作も何もないと思いますし、 私も学校で頂いたものです。とてもいいことがたくさん書いてあります。

 

かなり分かり易く、とても参考になります。

ばら撒いたからと言って、別に誰が困ることでもないかと思いますのでw

 

あとはまあこのリンクもブログの場合、どんどん埋もれてしまい、そのうち誰もアクセスしなくなることでしょうw

まあ和声法なんか普通にどう考えても不要ですからねw

芸大以外ではまず使わないネタです。

現代クラシックでもまず使われないw

古典ネタです。

私的にはドラクエ系のような音楽で、お花畑みたいな雰囲気と思っています。

ただし、ホワイトノートモードはまさにクラシック的な手法で、何も特殊なことはしてませんが、あれだけの色彩を見せるので、やはりムムムと言う感じですかねw

 

2020年1月23日木曜日

トライアドペアフレーズと和声法で音楽を楽しむ

音楽というものは楽しくなければいけない。
文字の通り音を楽しむことがなければ面白くない。

和声法というものはつまらない、辛い、禁束ばかりで苦しい。しかし、昔から音楽の歴史として今もこうして語り継がれており、教育されているのであれば、それはとても重要な意味を持つことを意味する。

それであれば、無碍にすることはできない。
しかし、和声法の問題集ばかりやっていると謎謎やパズルを解くような錯覚に陥り、和声法離れの原因を作っているのも事実。

しかし、それはただ単に和声法を楽しく音楽として学んでいないだけのことである。
和声法を音楽として楽しく学べば、それはとても良い効果を発揮するはずである。

和声法を学べば、なんせ美しい響きの連続なので、それを無視することはできないはずだw

しかし、禁束ルールは無視する。
実際に15並行移動してたところで響きの差を聴き分ける人はおらず、実際にどうでも良いw

ということで、和声法をトライアドペアフレーズに取り入れるための練習をしていきたい。

和声法を瞬時に取り入れるために、コツをまとめたものを再確認する。

https://bonjin003.blogspot.com/search?q=%E5%92%8C%E5%A3%B0%E6%B3%95

細かなものが多いのでややこしいので、簡潔明瞭にしていくことで合理化してい覚えて瞬時に取り入れを考えてみる。

今一度、過去に勉強したことを拾い出し
全部すっかり忘れてしまっているのでw
こういうことができるので本当にブログって便利ですw

●開離、密集ルール
開離は一音飛ばし、密着は続けて。
バス:スタートは可能な限り開離配置。逆にバスが下行ならば密集配置する。
ソプラノ:バスの逆で、上行なら密集、下行なら開離。

配置基本ルール
・バスが隣同士のテナーを超えてはいけない。 
・バスとテノールは12度までは許される。
・上3声は、オクターブは超えないように配置する。
・Ⅴ7(属7)のみ第5音を省略する不完全形がある。

連結ルール
・共通音がある場合
共通音を同じ声部に保留し、他の音はなるべく近い音に進行させる。

・共通音がない場合
バスの動きに対して、上3声を反行させる。

・Ⅴの前のコードから属7は必ず下行で進行。

・Ⅴ7(属7)の場合
第3音は短2度上行して主音に進行。
第7音は短2度(長調)または長2度(短調)下行して、主音の第3音に進行。

・Ⅱ-Ⅴでは共通音を同一声部に置かず、下行させる。根音は上昇させる。

・Ⅴ-Ⅵの連結は、Ⅴの第3和音(Ⅶ)導音はバスと並行させて上昇させる。(ただのドミナントモーションなんでⅠと同様に注意する)ほかの音はもっと近い音に下行させる。
下段と上段のオクターブを超え平行移動の!158並進行要注意!

・Ⅲ-Ⅳの連結は上三声をバスに反行させる。

重複ルール

転回なし

Ⅰ=根音
Ⅱ=根音
Ⅲ=根音
Ⅳ=根音
Ⅴ=根音
Ⅵ=根音+第3音

第一転回系 6

Ⅰ6=根音+第5音(バス重複NG)
Ⅱ6=第3音
Ⅲ6=必要なし。
Ⅳ6=根音+第5音(バス重複NG)
Ⅴ6=根音+第5音(バス重複NG)
Ⅵ6=必要なし。

第二転回系 64

Ⅰ64=第5音(バス重複OK)
Ⅳ64=根音+第5音(バス重複OK)
Ⅴ64=根音+第5音(バス重複OK)
Ⅵ64=必要なし。


●転回ルール

・Ⅵは転回しない。

第一転回系 6

Ⅰ6=特に制限なし
Ⅱ6=特に制限なし
Ⅲ6=特に制限なし
Ⅳ6=特に制限なし
Ⅴ6=特に制限なし
Ⅵ6=全く使わない。


第二転回系 64

Ⅰ64=Ⅴへの前提(Ⅰ64-Ⅴ)としてのみ使用される。また、経過音もあり(Ⅳ-Ⅰ64-Ⅳ)
Ⅱ64=通常使用されない。
Ⅲ64=ほとんど用いられない。
Ⅳ64=曲の冒頭と終息のみ。(Ⅰ-Ⅳ64-)
Ⅴ64=経過音のみ使われる。(Ⅰ-Ⅴ64-Ⅰ)
Ⅵ64=全く使わない。


●ケーデンスルール

和声法による伴奏とコードインバージョンの連結方法 基礎

●TST
code:Ⅰ-Ⅳ64 -Ⅰ
Bass:R - R - R

code:Ⅰ6-Ⅳ -Ⅰ64
Bass:3 - 4 -5

●TDT
code:Ⅰ-Ⅴ6 -Ⅰ
Bass:R - 7 -R

code:Ⅰ-Ⅴ64 -Ⅰ6
Bass:R - 2  -3

code:Ⅰ64-Ⅴ -Ⅰ
Bass:5 -5 - R

code:Ⅰ6-Ⅴ64 -Ⅰ
Bass:3 - 2 - R

 ●TSSDT or TSDTT
code:Ⅳ-Ⅱ6 
Bass:4 -4

code:Ⅵ-Ⅳ6 
Bass:6 -6

=================================

ここら辺を見直して、もっとスリム化と合理化を考えてみる。
実際に楽しみながら上記を取り入れてみる。

■実践 和声法取り入れ練習
とにかくまずはケーデンスを取り入れる。
いつものd dorian トライアドペアで考えてみる。

まずはバスの配置を考えてみる。
コードはそのまま4度積みでOK

●TST
・ベース
code:Ⅰ-Ⅱ-Ⅰ
Bass:R - R - R


・転回
Ⅰは6、64
Ⅱは6のみ

code:Ⅰ-Ⅱ6-Ⅰ
Bass:R - 3 -R
code:Ⅰ-Ⅱ6-Ⅰ64
Bass:R - 3 -5

code:Ⅰ6-Ⅱ-Ⅰ
Bass:3- R -R

code:Ⅰ6-Ⅱ6-Ⅰ64
Bass:3- 3 -5

code:Ⅰ6-Ⅳ -Ⅰ64
Bass:3 - 4 -5

などなど

次に上三声であるトライアドペアの動きを考える。
あまり難しいことを考えてもできないので、次のルールだけを重んじる。

バスの動きに反行する。


2020年2月27日木曜日

バリーハリスメソッド+和声法=バリーハリスメソッド+α

バリーハリスメソッドのブロックコードは、結局のところ和声法から派生しています。

和声法にテンションを含み発展・シンプル合理化されたものが、バリーハリスメソッドです。ディミニッシュコードはⅤなので、Ⅰ|Ⅴ|Ⅰ|Ⅴ|Ⅰ|Ⅴの繰り返しで単調になってしまう点もあるので、和声法も取り入れつつ、バリーハリスメソッドを使えばより、豊かなサウンドを得ることが容易に可能です。またバスノートにRootを用いるとサウンドが豊かになるとともに、ドロップ2の導入も簡単にしてくれます。



和声法での基本三和音ブロックコード
Ⅰ|Ⅴ |Ⅰ|Ⅳ|Ⅰ|Ⅳ|Ⅴ|Ⅰ

和声法のソプラノメジャースケールです。
バリー・ハリスメソッドのディミニッシュコードをⅣやⅤに置き換え正規の和声法+テンション+バリーハリスメソッドを合わせて、豊かなサウンドに変化させることもできます。

バス音ですが、ドロップ2が難しいので和声法のRootでもOK。
もちろんⅠ、Ⅳ、Ⅴは64、43は普通に使えますのでRootとドロップ2サウンドを混ぜることでドロップ2だけだと難しいと感じていたこともRootがサポートして簡単にできるのが不思議ですw

 基本的に旋律を和声に合わせると瞬時に思いつかない 、あらかじめ用意した同じパターンを弾き続けなければならないという対策も考えていきたいと思います。


2021年5月4日火曜日

#1’ 和声法作曲法シリーズあっさり終了w やっぱり無理w 作曲で使うのは辞めましたw 合理化はしてみたいけど、さてさてw

前回の続きです。

長くなったので、仕切り直しです。

和声法は必要か?という疑問ですが、作曲に使えるとしましたが、作曲には不要とします。

 

ではなんで使うかですが、やはりリアルタイム処理で弾くために必要とします。

 まず理由的には、響きが素晴らしいので、取り入れたいが、どうしてもあのややこしいルールが多すぎるので、合理化を絶対的に図りたいと思います。

しかし、どうするかですが、まあ多くの正解を覚えるというやり方がいいのかも知れない。

お決まりのパターンみたいなものがあるのかも。

 

・最も簡単に習得する方法はただ楽譜を読むだけ。

しかし、まあ前回のやり方もありと言えば、ありですが、本当にルールが細か過ぎて、やはり楽譜に書かれているものを読むということに徹する方がいいかと思う。

 

重複がなんとも厄介な点があるので、まあ面倒なんで辞める人が多いと思いますw

まああれもこれも欲張っても絶対に無理なんでw

辞めるかw

まあ時間に余裕があり、暇で仕方がないのであれば、やりますが、限られた時間をどう使っていくか、人生折り返しでやれることは限られているのでw

 

あとは楽譜がちゃんと読めて弾ければ、一瞬で解決する問題が本当に多くありますので、理屈でなんとかしようとせずに、弾いて気がつくことに全力を費やした方が賢明ですw

初見読みをなんとしてもできるようにします。

 

まあでも、基本的に3和音しかないので、簡単に考えておきますかw

基礎はそこですからあとは細かいのは都度、ちょっと変えるだけ。

基本的に3和音のインバージョンの組み合わせなので、本当に簡単です。

そして3和音の響きは素晴らしいということだけなんで、それほど重要とせず、まあ綺麗である程度にw

使いたければ3和音で弾けばいいだけなんで、誰でもできますので下記のルールで弾きます。

 

●基本3和音で弾く簡単なルール

・保留できるものは保留音軸音で弾く。

・重複音は15。3は限定的。

・バス15で上三声はインバージョン。バスに3が来たら重複15。 

・バスとテナーは2オクターブ、他は1オクターブに納める。

・平行回避策はインバージョンするだけw

👍弾いてしまえば平行回避のルールも実にシンプルですw

和声法を超シンプルにするとこうなりますw

これだけでも本当に素晴らしい響きが得られますw

 

本当に3和音なめていると痛い目に遭いますというのが和声法ですw 

でも弾いてみると・・・大したことないのも和声法だったりしてw

👍インバージョンのルールを楽譜弾いて覚えることが大切。

結局、楽譜書くだけ、和声法を考えるだけ、理屈だけに徹すると難しい。

でも弾いて覚えれば超簡単みたいなw


やっぱり理屈は時間の無駄とも言えます。和声法を学ぶ理由はそれを訴えているのかもw

今日のオチもいいなーw

👍わかったのでさっさと弾けるようになりましょうw


でもちょっと待てよw

そう考えるやはりシンプル合理化できる範囲でまとめて置けば弾くのも、和声法を解くにもかなり楽になるので保留音だけでもやって置きますかね。

やっぱりいらんか。

弾いて覚えよw

2022年3月19日土曜日

#75キーボード基礎練習  音らく論wシリーズ0’  一緒にやれば弾け〜るシリーズw 本日103日目 基本3和音のインバージョンについて 和声法 速記・速解

前回のインバージョンパターンであるb3+b6を理解することは、和声法を超早く解く方法ともつながりますので少し和声法の即解方法についても学んでおきます。

 

基本三和音のソプラノ、バスからのインバージョンインターバル。

・3+5

・b3+b6 

・4+6

 

この3つのインターバルしかありませんので、3パターンを覚えてしまえばいいだけですねw

この3つを覚えればインバージョンは全部ですから和声法では最小限の動きでインバージョンさせるだけなので、悩み無用で速記法にもなります。

 

35は悩むことはないw

b3b6 はクロマティックメディアントとでも覚えておきます。

46は64ビットとでも覚えておけばいいと思いますw

 

とにかくこの3つのインバージョンがすぐに書ければいいだけなんで3つしかないが、楽譜上は2つしかありませんので、1つは団子サンドイッチ。あとはインターバル6の2パターンで内声が上か下です。

 

●基本三和音の楽譜表記

・インターバル5+密:内声3中(団子サンドイッチ)+開:4+56

・インターバル6+密:内声3下+開:4+56

・インターバル6+密:内声3上+開:4+56

 ※開密で内声有り無し。


和声法の速記は記譜パターンを暗記してしまえば劇的に速く、簡単になりますw

👍和声法の速記方法=インターバル記譜
 

  • 基本三和音のコードインターバル
コードインターバル密記譜パターン開暗記パターン
13535密:5+内声3中(団子サンド)開:4+56
351b36密:6+内声3下開:4+56
51363密:6+内声3上開:4+56
※開密で内声有り無し。


この3つだけですからコレだけ覚えれば自由自在にインバージョンできますので、これを最小の動き保留音軸で組み合わせていくのが和声法です。禁則にも注意。


問題集や試験の答えは一本道しかありませんので、基準音によっては手詰まりになるので嫌いですw

ストリングスアレンジはこれなんで456+6内声3


そしてここからさらに簡単にして2つにしたのが6コードDrop2になります。

・15の6インターバル

・36のb6+b7インターバル

この2パターンのみ。


2021年9月1日水曜日

#157 音楽原動力(Power&Speed) 音ラク論wシリーズ0 ドレミの練習w さあ皆さん始めるよw

ここはラジオ体操のテーマが流れています。うーんいい曲だw

ドレミの練習ですw

なんかアホっぽいですが、これが超重要w 

マイコンボードArduino Leonardo+FM音源モジュールが4千円程度で自作DIYシンセ制作できたり、売られていますので、購入しまして、色々と個人のブログを拝見していると素晴らしいのですが、やっぱりただのゲーム音楽の再生装置止まりで終わっています。

https://www.kuropanda.org/ponzu/?p=1251

http://curious4dev.mydns.jp/post-6766/

https://qiita.com/tags/ymf825

 

Midiも接続可能で、楽器として使えますが、辛うじてMIDI端子接続やらキーボードから音は鳴らせるのできますが、それ以上の展開に行かない。日本では、再生させるだけで終わってしまっている、ビートボックス、グルーブボックス止まり程度で、音楽を制作して自曲を披露している人、自分で製作した楽器で演奏を楽しんで使っている人はほとんどいません。 

外国では製品化まで漕ぎ着けていますので、これあたりはすごく興味ある。ただし船賃€50+€480=8万円なんでやっぱり高すぎw

https://twisted-electrons.com/product/megafm/

 

やっぱりみんな頭いいのですが、音楽がいつまで経ってもできないのはそのやり方を知らないだけです。

 

正直、エニーキーやれだけ書いて何だかどうやるのか?

またどうやって音楽に導いているのか?

そこんところをちゃんと書いておく必要があるかと思いましてw

 

でも音楽が自由に演奏できるまでの地道な練習といっても自由すぎてどうすればいいかわからないので、音楽ができない。

まあこれまでも散々書いてきたのですが、書籍用にまとめて最速最短を目指しますw

このやり方をみんな知らなすぎるので、楽器が弾けない。

・・・ まあ楽器の練習と言えば、こういう展開になるよなw



●ドレミの基礎練習メソッド(エニーキー必須) 最小各2往復。

 

Level初級:第一段階

Step1:ひたすらメジャースケール。

Step2:ひたすらダイアトニックコード。

Step3:ひたすらTriadアルペジオ+Triadインバージョン。

ここが最初の超重要ポイントです。ここが音楽のコアであり、一生涯使う基礎練習となりますので掘り下げていきます。

Step3-1:ひたすらダイアトニックアルペジオ(上り1353、下り5313)

Step3-2:ひたすらダイアトニックアルペジオ(上り1535、下り5131)

Step3-3:4736251ループプログレッションアルペジオ(左:上り1535、下り5131、右:上り1353、下り5313)

Step3-4:4736251クローズコードインバージョン(いきなりアルペジオインバージョンはムズイのでまずはクローズコードで事前練習)

Step3-5:4736251アルペジオインバージョン(ここまでくるとアドリブでも結構素晴らしい演奏が可能)

これで結構音楽に聞こえてくるはずです。この循環コードの曲は本当に多いので、適当にクローズコード+旋律を弾いて遊んでも結構楽しめます。 




●和声法とコードインバージョンについて

コードインバージョンはほぼ和声法ですが、正直和声法は難しすぎるので、あそこまでシビアにやる必要性はないのですが、本当に基礎なので、とても重要なのですが、難し過ぎてw苦労する割には、ほとんど役に立たないかもw

基礎なんで重要なんですが、まあ当たり前のことであまりに普通のことでもあるので、まあ和声法をやらずとも、インバージョンやら、コードプログレッションは、みんな当たり前に知っていることだと思います。まあ和声法のようにあそこまで難しいものが果たして役に立つかは?謎ではありますがw登竜門であれば、やるしかありません。

和声法の簡単なルールである3つの要。

・蜜開

・保留音(近親調4度5度インターバル)

・プログレッション

この3つの要が重要ですが、和声法は他にもたくさんの細かなルールがありますが、そこは無視して3つの要をつまみ食い程度にインバージョンルールに適応してもいいと思います。

和声法擬きでも、サウンド的にはかなり豊かなサウンドが得られるのでw



Level中級:第二段階

Step4:Drop2、3ダイアトニックコード。

Step5:Shell Chords Drop2、3 Block chords。

第二の超重要ポイントです。ここが音楽のバッキング、コンピングのコアであり、一生涯使う基礎練習となりますので掘り下げていきます。

Step5-1:Root Drop2,3:4736251ループプログレッションインバージョン。

Step5-2:Shell Voicing Drop2,3:4736251ループプログレッションインバージョン。

Step5-3:???

 

Level上級:第三段階と第三の超重要ポイントは???

ここも今後の課題ですね。

多分楽譜を用いたフレーズ学習とエチュードあたりかと思いますが、考えておきます。

 

ここまでを基礎として、最速最短で1年くらいかと思いますw

まあもちろん基礎練習は毎日の練習ですから、そこに時間をどれだけ費やせるかにかかってきますので、遅くても上記基礎練だけを10年続ければあれば、そこそこ弾けるようになると思います。 

私を信じられる人のみ救われるw

まあ私は理屈だけはバッチリなんで口だけですが、実はすごいんですよw

まあ、冗談ですが、意外と満更でもない内容でしょw

1年後にはバッチリですと言っているのは、私自身のレベルが、この程度は1年くらいでいけると見込んでいるレベルの段階ですが・・・甘いか?w

全く0ベース、今日初めて楽器を買って来たという人向けでも書いていますので、これをちゃんと日々コツコツと10年もやれば、もうそれは素晴らしい演奏家になれることでしょうw


正直、俺は結構やる方ですが、俺はまだ本気を出していないw

ぼちぼちちゃんとやる時ですよw


でもこんな基礎練ばっかりでは楽譜コピー学習をやっている暇ないw

これが悩みの種w

基礎は基礎。基礎止まりで終わりにならないように注意ですねw

上記をやっての楽譜コピー学習ですからね。

まあガッツリスケジュールが必要ですね。

こんなブログ書いている暇などないと言えばないw

仕事も、ゲームもやらなければいけないしw

本当に1年でいけるのか?は無理かもしれないし、まあ適当なところでサクサク要領良くやれば、いけなくもないこともないw 

 

 

2021年5月4日火曜日

#53 音楽原動力(Power&Speed) 和声法とは何か? ものすごく複雑になってしまっていますが、単純に弾き方を教えてくれているだけと考える。

あれだけ苦労して得られたものが、なんだかおちょくられているようなので、もう一度だけ最後に考えみたw

結局のところ和声法の注意ポイント185平行で、多くのミスは5度で、コードの第5音なら全ての第5音の動きだけ注意すればいいことです。 

他8度もたまにあるにせよ、 たったそれだけのためにあれだけ大袈裟なことになっている訳ですw


結局のところ、和声法とはなんだったのか。

ただのインバージョンだけなら弾いて覚えるほどのことでもない。すでにインバージョンくらい当たり前にやっているので、平行移動と第5度の動きに注意とすればいいだけになります。

しかし、ながらあれだけ大袈裟なことになっているのは、それだけ指定された弾き方が、良いサウンドをさせるなら方法であるなら、注意ポイントに気をつけて素直に弾き方を覚えるだけです。

 

●和声法の教える弾き方とは

とにかく弾き方を教えていることだけは確かなので、今一度弾き方をおさらいして置き、第5音の動きには注意してインバージョンで弾きたいと思います。

あと昔、まとめたものを拾い出して置き、弾くときの参考にしたいと思います。

 ●カデンツルール

・3度上がりは行わない。

3度上り:2461

・2度下りは一部を除き(65、215)使わない。

2度下り:21、54


・設定できる和音

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6

Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ



 重複ルール

・第5音は、内声(アルトとテナー)にオクターブで重複させない。
・第3音は、内声(アルトとテナー)にオクターブで重複させない。


転回なし

Ⅰ=根音
Ⅱ=根音
Ⅲ=根音
Ⅳ=根音
Ⅴ=根音
Ⅵ=根音+第3音

第一転回系 6

Ⅰ6=根音+第5音(バス重複NG)
Ⅱ6=第3音
Ⅲ6=必要なし。
Ⅳ6=根音+第5音(バス重複NG)
Ⅴ6=根音+第5音(バス重複NG)
Ⅵ6=必要なし。

第二転回系 64

Ⅰ64=第5音(バス重複OK)
Ⅳ64=根音+第5音(バス重複OK)
Ⅴ64=根音+第5音(バス重複OK) 

 

❗️注意点。

第5音バス重複NG。3バスなんで当たり前w


●保留音
246
__468
__683
___835
____357
_____572
______724
_______246


上記は理論的に数値を並べてわかり易くしました。
ケーデンスと規則を考えれば、上記から使うのは実はとても少ない。

Ⅰ|Ⅳ=1
Ⅰ|Ⅴ=5

Ⅰ|Ⅵ=16
Ⅳ|Ⅰ=1

Ⅳ|Ⅱ=46
Ⅴ|Ⅰ=5
Ⅵ|Ⅱ=6
Ⅵ|Ⅳ=16

上記から全体を考えながら無理な動きは排他する。

👍第5音保留音

下線の15は、第5音の保留音なので、保留しているなら心配無用w

 

日々の練習課題に追加。

 結局のところ、和声法とは弾き方を教えてくれているだけで、特別な意味はありません。

そして和声法は、弾かないと何も得られないものなら、和声法だけでしばらく弾いて、習得してみたいと思いますw

あとやはり弾き方を教えてくれているものであれば、素直に弾いて楽しむだけw

確かに素晴らしいサウンドはしますのでw

第5音の動きも、気がつくまで、しばらく和声法だけで遊んでみたいと思います。まあそれだけでも十分素晴らしい響きなので、使えるようになれば尚更いいのでw

もちろん毎日の日課をこなしてなので、最近はもうこれ以上追加するのは無理なので、理屈は辞めておこうと思いますw

 

2020年1月25日土曜日

トライアドペア≠和声法 ボツネタ

和声法の定石パターンを暗記してトライアドペアに取り入れましょう。

定石パターンを洗い出します。

確認方法はMuseScore+Check Harmony Rulesを使いましょう。
https://musescore.org/en/download
https://musescore.org/en/project/check-harmony-rules

●確認方法
・3和音のみのトライアドペアのインバージョンパターンを全て入力。
コードのインバージョンパターンは、トライアドペアの組み合わせ入力になります。
・禁則ルールに引っかかるものは排除。

これだけです。

基本的に和声法のインバージョンは隣の声部を超えてはいけませんので、2パターンごとになります。

隣同士のペアでは禁則もクソもありませんw
各トライアドペアを選択することになりますが、コードを弾くわけではないので和声法を用いるというネタはボツになりますw

またコード弾きにおいて、禁則だからと言って気にする必要もないので、この記事はやめようかと思いますw

なので、トライアドペアフレーズで和声法は使えないということが分かったという内容ですw

基本的に和声法というものは何のためにあるのか?
それはホワイトノートの美しさ、そしてトライアドの重要性、そしてそれらが音楽の歴史であることを教えてくれる古典的な手法なので、現在の音楽理論や作曲法としては用いられないが、そのTSVのケーデンスルールを学ぶということ、最も基本的なルールを学ぶということだけなので、不要と言えば不要ですが、ホワイトノートやモードの基礎と思えば重要と言えば重要なので、否定もできませんが、実際にあの禁則ルールのせいで何も伝わっていない、学問として破綻しており、ただのなぞなぞになっているのがとても残念です。

私的に思うのですが正直、並行禁則なんぞやめるべきでしょうw
隣の声部を超えてはいけないというルールのようなものは残して、並行禁則は撤廃。

並行禁則で聞こえてくるものと正規ルートで聞こえてくるもの違いは、それほど致命的なものではない時点で本当にどうでも良いことなのです。

そのため現代の音楽理論で和声法を教えていないところが多くありますが、まあその程度のものなので、あまりやっても時間の無駄なだけと、3年間という時間を無駄にしたので断言できますw

古文研究のように江戸時代の候とか、昭和初期の文学的にやたら難解な単語を並び立ててなんとなく凄いと思わせたい人向けですw

2016年5月16日月曜日

基本和音の連結まとめ(和声法)

音楽の極意の最重要素の一つは和声法にあり


音楽の最も基礎的なことであり、音楽そのものであり、意外に疎かにしていまう灯台の梺暗し的なものが和声法そのものであり、正直これをすっぽかしてしまい、ドツボにハマるケースを体験してきた。

和声法は、音楽そのものに最も重要な要素であることに気づかされる。

実はあまりにも基本的すぎて、コード、和音を覚えたら、さっさとケーデンスに行き、和声法そのものをすっ飛ばしてしまい、今更ながらに何をしていたのか、反省していまう。

 もちろん古典的なものであり、疎かにするといつまで経っても越えられない壁が立ちふさがります。
その壁を乗り越えられる手法が和声法です。

3和声法、和音のルール

トップ=ソプラノ、アルト、テナー、ルート=バス。

・声部


基本形主3和音の連結

・共通音のある2個の和音
共通音を同じ声部に保留して、共通音以外の音はなるべく近くの音に進行させる。
Ⅰ-Ⅴ、Ⅰ-Ⅳ、Ⅴ-Ⅰ、Ⅳ-Ⅰ

・共通音の無い2個の和音
Ⅳ-Ⅴの間には共通音がない。バスの動きに対し、上3声を下げるて反行させる。



・設定できる和音

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6

Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ
 
 
 
禁則

・長、短7度
・増減音程 増4度(CF#)、減5度(CGb)、長2度減3度(EGb)など但し増1度は除く
・複音程(9度以上の音程:オクターブを超えるもの) 但しバスは除く。
・導音の限定進行
必ず7度はルートに解決

・Ⅴの3度音重複
・Ⅴの前のコードから増7度移動

・連続で完全1・5・8度の並行進行禁止

・隣接声部を超える超越進行
次に来るテナーの進行は、バス以下の進行しない。またその逆のパターンにも注意

・トップノートと中は重複させない

禁則を基に可能な並行進行

・3度、4度、6度、7度、9度、10度

・トップノートと中は重複させない。

-------------------------

基本3和音は根音を重複させる。

・最初のソプラノ音を決めて配置する。
順に下の音をオクターブは超えないように配置する。
バスは12度までは許される。


・近接に共通音がある時
続けて共通音を保留する。
残りの音を近い音に決めて配置する。


・近接に共通音がない時
バスに反行して下って配置。


 -------------------------


・オープン、クローズを決める。
オープンは1オクターブ以上、クローズは1オクターブ以内

・ルートノートとトップノートを決める。

・バスが隣同士のテナーを超えてはいけない。

・基本Rootを重複させる。

・アルトとテナーは重複させない。
バスならば良いが、3和音であるソプラノ、アルト、テナーは重ならないようにする。※例外としてⅤ→Ⅵのような同音が一切ない場合の特別連結ルール(バス、ソプラノ上がり、中下がる)に従い、トップノート3度は中と重ねる。
・ルールに従い連結する和音に共通音がある場合は、同一部に置いて連結する。他の音は、なるべく近い音に進行させる。
禁則としてⅡ-Ⅴでは共通音を同一声部に置かない。


Ⅱ-Ⅴの場合
ⅡとⅤのトップノートは重ねず、Ⅴは3度必ずズラす。
Ⅴの第3音を基にズラす。

・Ⅱ-Ⅴでは共通音を同一声部に置かない。
・SD→Dの連結ルールを守る。
共通音が同一声部に置かず、反行させる。
トップが下り、バスは上がる。
トップが上がり、バスは下がる。

・Ⅴの第3和音(Ⅶ)導音は重複させない。
Ⅴ-Ⅰの連結は、Ⅴの第3和音(Ⅶ)導音は同一声部の半音の動きでRootに必ず解決させる。

Ⅱ Root音とⅤ 5th音の共通音を同一声部に置かない。

・Ⅴ-Ⅵの連結は、Ⅴの第3和音(Ⅶ)導音はバスと並行させて上昇させる。
Ⅵの重複は根音と第3音

・Ⅲ-Ⅳの連結は上三声をバスに反行させる。


和声法、和音の配置のポイントは黒文字ボールドの4つ。





そしていつもお決まりパターンなので暗記まとめ。

3和音の場合


密(クローズ)


 下 + 上 : 下:中+上:中
Root+8度 : 3度(b2度)+4度

Root+3度 : 5度+3度(b2度)


開(オープン)

 
 下 + 上 : 下:中+上:中
Root+16度 : 5度+#5度(6度)


Root+3度 : 8度+6度(#5度)

Root+5度 : (8+)3度(b2度)+5度


さらに簡単に瞬時に対応できるように主用コードまとめ

Ⅱ 





第一転回

・3度をバスに置き、積み重ね、バス音は重複させない。(Ⅱ除く)
 その際、3度とrootの度数は6度になり、数値の6を記入。
第二転回では、4度と6度の関係になり、数値の64を記入。

・Rootはバスの3度を重複させない。
重複音は、Rootか5度

・Ⅱのみ3度を重複配置する。
・Ⅴの3度は導音の7度ため、重複させない。
・Ⅵは根音又は、3度。


第一回転形で配置可能なのは、主三和音のⅠ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅱのみ


第二転回

 ・5度をバスに置き、積み重ねる。
バスの5度を重複させる。

I64=次がVに解決する限定的な動き、又はバスが順次進行のときのみ限定

Ⅱ64=使用されない。まれ

Ⅲ64=ほとんど使用されない。

Ⅳ64=曲の冒頭

Ⅴ64=ほとんど使用されない。経過的なときのみ
Ⅰ-Ⅴ64-Ⅰ

Ⅵ6、Ⅵ64=用いられることはまれ。

第一回転形で配置可能なのは、主三和音のⅠ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅱのみ

基本的に第二転回系はⅠ64のVへの解決とⅣ64の曲の冒頭のみが主になり、あとはまれ。


http://楽典.com/gakuten/waon_tenkai.html

http://www.soundcaraway.com/wasei/comment/std/compst01.html


2017年8月15日火曜日

和声法の速記方法 和声法を速く解く方法。

教本

 https://amzn.to/2XcEv0V
学生のための和声の要点 楽譜 – 1998/12/10 伊藤 謙一郎 (著), 柳田 憲一 (著)

禁則、ケーデンスまでは散々これまでに書いてきたので、その続きと速記のコツ。

・設定できる和音

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6

Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ

 

 

やはり最後の音選択と配置に時間がどうしてもかかります。
和声法を速く解く方法はあります。下記の手法で何度も何度も練習あるのみです。


★ケーデンスが決まったらとりあえず全部書き出す。

あとは線引きするように決めていくだけ。
とりあえず、保留音重視だけど、そうも行かないので、微調整。

優先順位
1.保留音厳守(他の音は近くの音に配置)その代わり禁則の平行移動、ドミナントモーションなどに注意
2.反行ルール厳守(平行移動を避ける目的)
※慣れてきたら上段だけガイドトーンを書き、下段省略。

完成。

3和音なので、なめてかかると痛い目に遭うのが和声法。
面倒でも、基本である上の手順を何度もやってみましょう。
そうするとある法則が見えてきます。

気がついていると思いますが、バスとテナーは2オクターブまでOKなので、選択肢が多い。
逆にソプラノとアルト、アルトとテナーは1オクターブまでなので、選択肢が少ないことを意味しています。

1オクターブに3和音ということは、1つは既に決まっていますので、残り2音しかないことを意味しています。

ソプラノとアルトは3和音以内に収まることを意味していますアルトとソプラノも同じです。

ということは、ソプラノから離れていない音を選択すればいいことになります。

バス課題のときは、まずはソプラノを保留音と逆行で配置します。
その後、アルトを3コード以内の音、1音下、2音以内の音が決まります。
あとは残りのテナーを入れて終わりです。

逆に、ソプラノ課題はケーデンスを決めたら、バスに融通が効くため、バスとソプラノで2音を挟み込み、アルトか、テナーの配置を楽にする方法を考えます。

保留音で反行ルールの悩み軽減(ただし禁則ミスに注意)、バスとソプラノで2和音で悩み軽減、バスが回転系なら悩み軽減、根音バスとソプラノとアルトが3和音であれば、悩み軽減。悩みを減らす方法は早く3和音を確立すること。

考えていては時間が幾らあっても足りません。
じっくりあれこれ考えていると配置だけで、1問に15~30分くらいかかります。
それでは試験は時間切れです。
上記の方法で、速記を目指して何度も、何度も練習してみましょう。

さて、ここまで書けば、誰でも和声法ができるようになると思います。
次に添削ですが、これがまた厄介なので、コンピューターに頼むのも良いかもしれません。
ライセンス料金がややお高いですが・・・w
ここまで知って、高いお金を出して、PCで再入力するのはやや馬鹿らしいので、全部Cでチェンジして使えば、無料で使えるので、試しに入れてみては?

Desk Top Harmony CE
http://www.desktopharmony.com/index.html

なかなか良くできていますが、試験には役に立ちません。
試験に必要なのは速記です。練習あるのみですw


無料で使える添削Scoreソフト
Muse Score 2
https://musescore.org/ja/musescore-2-%E3%81%AE%E7%B4%B9%E4%BB%8B

和声法チェックプラグイン
https://musescore.org/en/project/check-harmony-rules

http://www.soundcaraway.com/wasei/comment/std/compst01.html

2021年5月5日水曜日

#53' 音楽原動力(Power&Speed) 和声法をシンプル化して弾いてみる。

 和声法の響きは・・・美しいのだが、なんとも弾きにくい。

でもまあどっぷりやると大変なんで弾けたらいい程度で簡単シンプル化して練習して行きます。

 

和声法のシンプル化メモ


●和声法のシンプル化

まずは指の届く範囲で弾くので、和声法のような広い範囲は無理。

全てを2オクターブ内に納めた動きしか使いません。 

そう考えるやはり和声法とは作曲のために使うで正解ですね。あまり弾くはあの範囲は無理なんで弾いている人はいないのでは?全く弾いた事なかったですが、勿体無いので、何度かチャレンジしたこともありましたが、無理でしたが、シンプル化させてしばらく遊びながら使い方を学び、定着させたいと思います。

 

・設定できる和音

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6

Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ

 

・シンプルにまとめるところ

常に考える軸音:重複音+保留音と25

 

・バス重複

なし=全て(根音のみ)

6 =145(根音のみ)

64=45全て(根音+5)、1のみ5音のみ

3重複=26のみ 

6転回の5音バスNGなのでテナー、アルトへ配置。


・保留音
246
__468
__683
___135
____357
_____572
______724
_______246

これだけのパターンのカデンツ(37除く)

NG:2下、3上

・5度インターバル

151

・4度インターバル

141、62

・3度インターバル

16、64、42

保留音軸なら使えるのはこのくらいですね。 

保留音なしパターン

25、12、45、56、65、(21[64])

❗️実際のところカデンツはこれで全部なんでは?(37除く)


・25進行

バスはソプラノ逆行。保留音NG

 

しばらく限定的なカデンツパターンのみでずっと弾いて練習、飽きてきたら追加していきます。

神回ですよこれはw

凝縮90%w

 

2018年5月17日木曜日

和声法から学ぶ作曲方法

和声法を学んだので、作曲したいと思っても、なかな書けない、難しいと思っていましたが、ここはやはり純粋にセオリー通り、和声法から作曲法を考えていきましょう。
まず、ベースはバス音です。
メロディーはソプラノです。
アルトとテナーはハーモニーです。
当たり前ですが、とても重要なことです。
この考えを基に、考えていきます。
メロディー=トップノートを考えて下の和声を考えて見ましょう。
 
Key of C
top | chord
C = F
D = G
E = Am
F = Bmb5(増4) = 4度
G = C
A = Dm
B = Em
になります。
Cアイオニアン、Aエオリアン、Fリディアンの3つスケールが確認できます。

これだけで十分作曲可能なすばらしい響きがします。
次は メロディー=3rdノートをトップに考えて下に転回して和声を考えて見ましょう。

Key of C
top | chord
C = Am/E 
D = Bmb5/F(増4度)=4度
E = C/G
F = Dm/A
G = Em/B
A = F/C
B = G/D

Cアイオニアン、A???、Eフリジアンの 3つのスケールが確認できます。
これもいい響きがします。
これらは ダイアトニックコードとも呼ばれています。

Key of C
top | chord
C = C/E
D = D/F
E = E/G
F = F/A
G = G/B
A = A/C
B = B/D(増4度)=4度

いつものCアイオニアンorミクソリディアン、Eフリジアン、Gミクソリディアンorアイオニアン の3つのスケールです。
 
トップノートC音には3つのコードと上記の5つのスケールが使えることになります。
C/E、F、A/E
Key of C
top | chord
C = C/E、F、A/E
D = D/F、G、B/F
E = 以下省略
F = 
G = 
A = 
B = 
になります。
禁則やらⅥコードは転回しないなどと言う野暮ったいこったいことは無しですw
基本的に音楽にやってはいけない事など一切ありませんw
残った音を考えて見ましょう。
DとBです。
Cの両隣の音以外は全部使えることになります。
Dは7th音で使うとして、BはM7は濁るので、7thとして使ってみましょう。
Bbの7thはC7ではなく、Fsus4がいい音がします。
そうすると、Bmb5が増4度は響きが濁るので、Bbを使います。
本当のkeyはFになります。
上記のコードで増4度になるものは全部変更します。
次に進行を考えてみたいと思います。
当たり前ですが、ソプラノであるメロディーを見ても分かりにくい。
進行はベースを基準に考えると分かりやすい。
ベースはそのままで、和声法のルールに合わせます。

Ⅰ64の先行はSです。
すなわちⅡかⅣしかありません。
Ⅰ64=Ⅴへの前提(S―Ⅰ64-Ⅴ)としてのみ使用される。また、経過音もあり(Ⅳ-Ⅰ64-Ⅳ)
V64の先行はⅠです。
Ⅳ64の先行もⅠです。
Ⅳ64は冒頭と終止。
Ⅳ6は終止では使わない。
終止では、Ⅰ64を使い、Ⅰ64|Ⅴ|Ⅰで終止音飛びを防ぎ、終止感を出さなければいけません。
※先行はSです。終止でのバス課題は簡単ですが、ソプラノ課題の時、第二音が使われているならそれはもうⅡしか選択はありません。

V7コード
・冒頭と終止では7thは使わない。
・Ⅴ7|Ⅰへはどちらかが不完全となる。
・Ⅴ7|Ⅵへは基本形の完全系のみ
・Ⅴ7の重複はすべてバス
・7thは2度下のⅠの3音へ
・導音の3音は主音へ
・5音は主音へ
・転回系はⅠも含め全て完全系のみ
※Ⅰ転回の後のⅤ7は上三声の主音は7thへ下行。
※Ⅰ転回の前から終止までは上三声の跳躍禁止。
広がる、縮む、お隣重視、保留音最重視、滑らかに上に、滑らかに下に、重複絶対厳守、スライドは13・・スライドダメなの85

運指ではこのようになるが、和声法を身に付けるために、具体意的により実践的にパターン化して覚えていくことにする。

●TST
code:Ⅰ-Ⅳ64 -Ⅰ
Bass:R - R - R

code:Ⅰ6-Ⅳ -Ⅰ64
Bass:3 - 4 -5

●TDT
code:Ⅰ-Ⅴ6 -Ⅰ
Bass:R - 7 -R

code:Ⅰ-Ⅴ64 -Ⅰ6
Bass:R - 2  -3

code:Ⅰ64-Ⅴ -Ⅰ
Bass:5 -5 - R

code:Ⅰ6-Ⅴ64 -Ⅰ
Bass:3 - 2 - R

 ●TSSDT or TSDTT
code:Ⅳ-Ⅱ6 
Bass:4 -4

code:Ⅵ-Ⅳ6 
Bass:6 -6





2017年2月1日水曜日

和声法による伴奏とコードインバージョンの連結方法 基礎

 和声法は、やはりコード連結のルールが厳密に決められており、すべての音楽ルーツであるならば、そのルールに従うのが、最も良い音楽和音構成である。

音楽が音楽らしく奏でる上では、和声法の習得は、必要不可欠である。

和声法の細かいルールは以前の過去ログを追記していますが、何度も更新すると無茶苦茶になって来るので、仕切り直しでw

 https://bonjin003.blogspot.jp/2016/05/blog-post_16.html


いろいろと書いてありますが、動きの基本があり、声部の配置のルールに従えば、外れがないと言う、とても合理的で、音楽を奏でるのであれば、このルールを知らないと一生音楽は奏でられないと言っても過言ではないほどの重要なものでした。


・和声法の声部配置のルール

基本的に重複音はRootと5度。
Ⅱ度は3度のみ。
Ⅵ度とRootと3度。

バス(ベース)は上3声との開きを、最大2オクターブまで許される。
広く取らないと下記のルールに守れないので、注意。


声部配置

1パターンは、共通音がある場合
共通音を同じ声部に保留して、他の音は、なるべく近い音に進行させる。
共通音は動かさない。
共通しない音は、上下自由に近い音に進行。


2パターンは、共通音がない場合
バス(ベース)の動きに対して、上3声を反行させる。
バスが下がれば、上3声は上がる。
バスが上がれば、上3声は下がる。


基本的な声部の配置は、この2つのルールだけです。

その他に指定のルールは以下の通り。

Ⅱ-Ⅴ
・共通音は保留しない。
・必ずⅡのRootをⅤの3度へ配置。
・必ずバスを上げて、その他3声は音は全て下げる。
・導音7度への配置は増減禁則(導音へは必ず下降)

Ⅴ-Ⅰ
・Ⅴの7度の導音は必ず主音であるRootに解決させるため、短2度上行。
 1パターンの共通音は保留して他は近い音に配置する。

Ⅴ-Ⅵ
・Ⅴの7度の音は必ず主音に解決させる。
2パターンのバスに反行する。


重複ルール

重複ルールは響きの良くないものを排除し、禁則を防ぐ役割があるため、最も重要ルールになります。

・第5音は、内声(アルトとテナー)にオクターブで重複させない。
・第3音は、内声(アルトとテナー)にオクターブで重複させない。

バス課題の攻略法

バス課題の心がけ。

1.バスをオクターブを置いて、保留音を配置する。
 ※保留音がある場合は、なるべく近くの音に配置するので、どちらに向かって居ても良いことになる。しかしながら、極力バスに反行、それ以外に配置できない場合は反行ルールを無視することになる。

この時点ではまだバスのオクターブ音は上3声音の何にあたるかは決定してはいない。

まずは配置の第一手が肝心。

保留音は不動(ⅡⅤⅥの場合除く。導音は主音へ)
Root重複だけは全てに置いて可能なので、まずは何も考えずに1~2オクターブ上に重複のRoot(Ⅱの和音を除く)を配置する。

この2点は後々、厄介者なので、間違えるとすべてが狂うので、真っ先に配置してみる。

音符と音符の間は、次に来るコードのバスが下がっているならば、3声部は上に行く必要があり、バスが上がっているのであれば、3声部は下げる必要があるので、次の一手に十分なスペースがあるか注意する。

もちろん、始まりのバスと重複のバスが一オクターブ以上ないとどんどん手詰まりになる恐れがある。
次のバスが下なら密集、バスが上なら開離だが、例外も多々あるが、おおよそこのような配置。


2.次にソプラノを配置する。もちろんソプラノがメロディーラインになる。バスの動きに反行、保留音は保留して配置する。 
※保留音がある場合は、なるべく近くの音に配置するので、どちらに向かって居ても良いことになる。しかしながら、極力バスに反行、それ以外に配置できない場合は反行ルールを無視することになる。

まずは、セオリー通りにバスの動きに反行して決める。
そして隣接する音に、出来るだけ近い音に配置する。
ソプラノに前の音に保留音がある場合は、保留する。

!注意!バスのオクターブとソプラノ音が混同することを防ぐために、棒を一緒に記入する。
書いている途中で混乱するので、必ず棒も一緒に書いてソプラノ音であることを決定して置く。

3.残りの音をバスの動きに反行、保留音は保留して埋める。
※保留音がある場合は、なるべく近くの音に配置するので、どちらに向かって居ても良いことになる。しかしながら、極力バスに反行、それ以外に配置できない場合は反行ルールを無視することになる。

音符記入時に意識することは、常にコード記号に合わせて135、246、468、579(572)、680(683)と考えて記譜する。

そうすることで、何も考えずに瞬時にエニーキーに対応。

!注意点!

・始まりのコードが最も大事。
そして2つ目を間違えると後ろがすべて間違える破目に・・・

最初の2つには神経を注ぐ。
この2つを慎重に決める。

これが本当に辛いw

共通音の保留があるコード記号分け



 1(T+Lydian)
Ⅰ=135
Ⅵ=136
Ⅳ=146
---------

Ⅱ=246
Ⅴ=275
※保留しない
---------

Ⅰ=135
Ⅵ=136
---------
4(SD)
Ⅱ=246
Ⅳ=146
---------
5(D)
Ⅰ=135
Ⅴ=725
---------
6(SD+6)
Ⅱ=246
Ⅳ=146
Ⅵ=136

Ⅰの隣接コードが、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵに保留音あり。
Ⅱの次に来るコードは、Ⅴだけなので、除外。
Ⅳの隣接コードが、

Ⅰ+Ⅵ=Tonicの次のコードがⅣ+Ⅵに保留音あり。

Ⅱ+Ⅳ=SDの次のコードがⅣ+Ⅵに保留音あり。


ⅣとⅥが来るときは大体保留する音あり。


語呂
135=いさこ
246=にーしーろー
461=白い
572=粉に
683=ロク奴さー


何故語呂?
何故か、とっさに出てきません。
何故だろう?とにかく覚えればいいので、語呂でも何でも瞬時に出て来るもので対応w

移動ドで考える事w
なにもすべて数値で考えると面倒w


上記が和声法の基本知識。

弾くときに心がける。

そこからこの法則を如何に習得していくかを考えていくことにしたい。
まずは和音のインバージョンは数値化することで、エニーキーに対応させる。

Ⅰ=135
Ⅱ=246
Ⅳ=468
Ⅴ=579
Ⅵ=683

差し当たって必要なコードは上記である。
そのコードのインバージョンパターンは以下の通りである。

135
153
351
315
513
531

基礎で利用するコードはⅠ、Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵの5つ。

6×5=30個。

暗記するにも30個は多いので、

次のコードに移動するときの判断は奇数であるか、偶数であるかを認識しながら弾く。
偶数コードから偶数コードに行くときは保留あるが、5度を超えると偶数=奇数に反転する。

弾いている指の動きに注目して、引き付き、離れる。
結んで開いて、手を打って休符して、また開いて、その手はテンションにw


ネットで見つけた和声法のPDF教本
このような内容の本が無料で配布されているのは、素晴らしい。
是非ダウンロードして参考書に。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~sak/wasei_dokuhon/wasei_dokuhon.pdf


第一転回


Ⅱ6=基本形よりも第一転回で使われることが多い。

Ⅰ6、Ⅳ6、Ⅴ6=基本形と同じように使われる。 


第一回転形で配置可能なのは、主三和音のⅠ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅱのみ



第二転回

 ・5度をバスに置き、積み重ねる。
バスの5度を重複させる。

I64=次がVに解決する限定的な動き、又はバスが順次進行のときのみ限定

Ⅱ64=使用されない。まれ。ほとんど考える必要なし。

Ⅲ64=ほとんど使用されない。

Ⅳ64=曲の冒頭のみ

Ⅴ64=ほとんど使用されない。経過的なときのみ
Ⅰ-Ⅴ64-Ⅰ

Ⅵ6、Ⅵ64=用いられることはまれ。ほとんど考える必要なし。


第一回転形で配置可能なのは、主三和音のⅠ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅱのみ

基本的に第二転回系はⅠ64のVへの解決とⅣ64の曲の冒頭のみが主になり、あとはまれ。



2017年9月26日火曜日

全く意味のない練習 駄目な事例

私の過去してきた失敗を他の人が繰り返さないために、全く意味のない練習方法を書きます。

下記の内容はこれまでに、私が独断と偏見で良かれと思って、行っていた誤った練習方法です。

このパターンで、ほとんどの人が、負のスパイラルに陥りやすい事例です。
下記の練習をしている人は、全く意味がなく、自己満だけで終わるので、すぐに練習方法を変える必要性があります。

・闇雲にエチュード・フレーズ集
・闇雲にエニーキースケール&メカニカル
・闇雲に曲弾き
・闇雲に誤った方法論の追求

これらは本当に時間の無駄です。
大半の人が、この無駄な時間を費やし、結局何も成果を得られないまま、楽器がいつまで経ってもうまくなれず、音楽を身に着けることが出来ず、辞めてしまう事でしょう。

とにかく、誤った方法を闇雲に意味も分からずに練習しても全く意味がありません。
使い方を知らないのに、一生懸命に間違った努力をして人生を無駄にするようなものです。

とにかくそうならないためには、どうすれば良いのか?
意味がわからないなら、そんな練習をすぐに辞めて違う努力をするべきです。

ここにもう一度書きます。

意味が分からないなら意味の分からない練習を辞めるべきです。

どうすれば良いのか?に答えられたら私自身はすでに、達人でしょうw
私にもどうすれば良いのか?答えを教えることは不可能です。

しかし、失敗例は我が身が実例として、教えることが出来ますw

とにかく意味もわからず、勝手な解釈や、意味も無く闇雲に筋トレのような練習は全く意味がないので、すぐに辞めて方向転回する必要があります。


時間を無駄にしないためにも、闇雲筋トレ練習のような無意味な練習は、全く身に付かないことだけは保証します。

上記の練習した人は下記のような人にはなれます。

・同じパターンを暗譜した通り弾けるが、それだけ。
・闇雲エニーキーメカニカルそのものには殆ど意味がなく、忘れてしまう。
・同じ曲を同じパターンで暗譜したとおり永遠に弾く。
・独自の理論により負のスパイラルに陥り、結果無駄な努力。

上記に当てはまる人は、闇雲筋トレ練習の人です。
すぐに辞めることをお勧めします。
全く意味がありません。

意味が分かるにはどうすればよいのか?

意味がわかる方法には、やはり教わる。
または、古典である和声法を弾いて学習する。
とにかく、楽譜を見たら和声法的にどうなっているのかを、知り、学ぶ。

これが良いと思います。
和声法も弾かなければ、全く意味がありません。

意味も分からず、弾くのは良くありません。
理屈だけで、弾きもせず意味も考えず、和声法の問題集をひたすら行うのも良くありません。

和声法を弾くにはそれなりに練習がいるのか?
答えは、練習など全く必要ありません。

左手は、バスのコード譜を見て弾く。
右手は、ソプラノだけを見て弾けばいいだけです。

たったこれだけなら誰でもできるはず。
もちろん苦手なキーを合わせる必要は全くありません。
はじめは得意なキーだけで弾けばいいだけ、やっていることはキーが変わっているだけで、全く同じことなので、将来的にエニーキーに対応するだけです。

2つの学習が実を結んで、初めて身につく練習になるはずです。

これまで書いてきたブログの内容は、身をもって経験した失敗談が多く書かれています。
私の失敗は時間の無駄とだけは、身をもって経験したので、自信を持って断言できますw

無駄な努力をしないためにも、正しい学習方法で最短を目指しましょうw

これからも多くの失敗と誤った情報がたくさん出てきますが、私の失敗を繰り返さないためにも必要な情報かとw

2021年8月9日月曜日

#135’ 音楽原動力(Power&Speed) 音らく論wシリーズ3 基礎作曲心得 和声法 旋律和音の超速解法:暗記w

和声法の一番手っ取り早い方法はもうあれしかありませんねw

そうです。ただのソプラノ暗記。

まあ勉強の王道手段は毎度これだけw

やっぱり暗記だけですw

このソプラノバスパターンを覚えて当てはめるだけです。

まあ勉強ですからね。勉強はなんでもお決まりの暗記だけ。それしかありません。

でも暗記だけで良いなら超簡単ですw

覚えるだけで良いのですからねw

転回の動きパターンを全部書き出して、そのパターンを覚えるだけです。

でもまあパターンは結構たくさんあるのですが、2つのコードの転回は8個ですが、インバージョンしないものはないので2個減り、インバージョンムーブパターン4つとして1カデンツ5個です。2コード毎に5個なんで、まあたくさんありますがw

2コードの組み合わせ12、14、15、16、24、25、26、45、46、56ちょうど10個なんで50個パターンですが、保留音なしは4つ除外して−20。

かなり多いなw まあ和声法が大変なのはこの数の問題ですね。

暗記パターンはだいぶ減りまして30個。 

ドミナントは15のみ。あとは全部サブドミパターンですね。

14、24、16、26、46、15のパターンです。

 

ただ、旋律ではあまり使わない気がするw


こんな感じで和声法はほぼストリングスアレンジ用途なんで、まあ旋律とは違うか。

でもまあでもベースと旋律としての関係で使うこともできる、あとできれば無難ということで、旋律にも使えなくもないのであと基本なんでやっときますw

なんかいっぱいあり過ぎるが・・・まあ仕方がないw

地道に集めていくかw

 

カワイ出版刊「すぐに役立つ音楽用語ハンドブック」


●ソプラノパターン暗記(Triad+7th)

基本保留音パターンのみ、Traid重複は除く

 |7th|Ⅴ56-Ⅰ|71|5|Triad重複

・ドミナントパターン

|Chords|Pattern|Soprano|保留音|

|Triad|Ⅴ−Ⅰ|71、23、55|5|

|7th|Ⅴ7-Ⅰ|43|5|

|7th|Ⅴ34-Ⅰ|21|5|

ドミナントはこれだけです。

ほとんど保留音なし。

まあ確かにドミナントモーションはど派手に動くのが良いもんねw


・サブドミパターン

|Chords|Pattern|Soprano|保留音|

|Triad|Ⅳ−Ⅰ|65、43、11|1|

|7th|Ⅳ7-Ⅰ|33|13|

|7th|Ⅳ34-Ⅰ|45|13|

|Triad|ⅱーⅣ|||

|7th|ⅱーⅣ7|||

|7th|ⅱーⅣ34|||


結構面倒臭いのでボチボチ集めていこうw


旋律とはサブドミパターンを極めることなのかも?

基本ドミナントモーションは転調、トニックへの抑揚みたいなものかも。

そうするとサブドミモーションがキモですね。

和声法的にも

ドミナントモーションはダイナミックに動くので、禁則、手詰まりが注意かも知れませんね。

その点サブドミは保留音が多用できる、静かに動くので意外と手詰まりになりにくい?

ドミナントモーションは開蜜にもなり、終止向きということはまあ言うまでもなし。

 

そう考えると問題集パータン

1、141、151、サブドミ、終止、サブドミ、ドミナント、終止。

2、141、151、ドミナント、終止、サブドミ、ドミナント、終止。

3、141、151、サブドミ、終止、ドミナント、サブドミ、終止。

この3つがほとんどか?

こういうの含めてやり直してみるとか・・・めんどくさいw

でもサラッと見直しおこうかなw


#201 絶対弾け〜る👍作曲でき〜るwシリーズ 気軽に学んで弾いて作ってみるw だらだらマラソン🏃シリーズ routine Practice 分析1曲目 Autumn Livers、Minor Blues(Impression、Mr.P.C、so what)💪リズムは筋トレ💪

ペンタに暗記は必要ありませんw Shifting PentaTonic On PentaTonic ペンタトニック上のペンタトニックが使えますw FペンタトニックならFペンタトーンへのシフトで使えばかっこよく聴こえます。 そうやって数珠繋ぎのようなペンタのペンタもまたOKで、一向...