そのためにはディミニッシュを理解する。
まずはバリーハリス式6コードチェンジ
6コードに差し込むディミニッシュのルールは5度と6度の間にあるHalf NoteのDiminishを使うと簡単。
〇ディミニッシュの選択
・5thと6thの半音が入るディミニッシュコードを使ってスケールを弾く。
この発想で6thコードを考えてみる。
Bb dim=D6+Dm6
C#dim=F6+Fm6
E dim=Ab6+Abm6
G dim=B6+Bm6
他に2つのディミニッシュに6コード
次に考えられるのはMinor6コードはディミニッシュコードの5thを半音上げたら6コードであることにも注目する。
Dm6→D dim
これは一旦、保留。
〇minor6コードについて考えてみる。
6コードは、完全3度+m3度+2度で構成されている。
2度を固定して完全3度を移動してみる。
CD2度固定→P3+m3の組み合わせ
CD(2)+F(P3)A(m3)=F6
CD(2)+F(m3)Ab(P3)=Fm6
Ⅱm7=Ⅵ6
ⅡΦ=Ⅵm6
bass音の2度から始まる音がマイナーだが、メジャーコードにすれば7thコードになる。
〇モーダルチェンジと6コードチェンジとディミニッシュコードの変換
モードで考えてみる。
モーダルインターチェンジを6チェンジに変換して、ディミニッシュコード変換したものを他のディミニッシュコードと合わせてと考えていると混乱状態になるw
ので下記の表を見てゆっくり確認してまとめる。
全部書き出して法則性を覚えれば問題なし。
Diminish部類分け(123と名付ける)
ディミニッシュコードの法則性は交互になって行くので、隣通しが連なることはないはず。
Major6コードとMinor6コードで共通コードが1か所絶対にある。
Ionian
1.Ⅳ=Ⅵm 同類でb6が入る。(同じコード)
2.Ⅱ、Ⅴ7、ⅦΦ 同類でb9が入る。
3.Ⅰ=Ⅲm 同類で#4が入る。(同じコード)
Dorian
1.Ⅰ、Ⅳ7、ⅥΦ 同類でb6が入る。
2.Ⅱm=Ⅶ 同類でb9が入る。(同じコード)
3.Ⅲ=Ⅴm 同類で#4が入る。(同じコード)
Phrygian
1.Ⅰ=Ⅵ 同類でb6が入る。(同じコード)
2.Ⅱ=Ⅳ、Ⅶ 同類でb9が入る。(同じコード)
3.Ⅲ7=ⅤΦ 同類で#4が入る。(半音)
Lydian
1.Ⅱ7、ⅣΦ=Ⅵm、Ⅴ 同類でb6が入る。(半音)
2.Ⅶ でb9が入る。
3.Ⅰ=Ⅲm 同類で#4が入る。(同じコード)
Mixolydian
1.Ⅳ=Ⅵm 同類でb6が入る。
2.Ⅱm=Ⅶ 同類でb9が入る。(同じコード)
3.Ⅰ7、ⅢΦ、Ⅴ 同類で#4が入る。
Aeorian
1.Ⅵ 同類でb6が入る。
2.Ⅰm=ⅡΦ、Ⅳ、Ⅶ7 同類でb9が入る。(半音)
3.Ⅲ=Ⅴm 同類で#4が入る。
Locrian
1.ⅠΦ=Ⅲ、Ⅵ7 同類でb6が入る。(半音)
2.Ⅱ=Ⅳm 同類でb9が入る。
3.Ⅴ=Ⅶm 同類で#4が入る。
スタンダードなⅡ-Ⅴ-Ⅰを考えてみる。
ディミニッシュコードを1音上げてパッシングさせると素敵なサウンドにw
Bb dim=Bb△7
G dim=Gm7
C# dim=C#m7b5
E dim=Em7b5