Ⅱ-Ⅴ-Ⅰの場合
Ⅱ-Ⅴ-Ⅰの場合のマルチトニックシステムの使い方。
Dm7/G7/C
Dm7 Eb7/Ab△ B7/E△ G7/C△
Ⅱ Harf/ 4th m3/4th m3/4th
Ⅱ H | 4 m3 | 4 Ⅴ | Ⅰにてエニーキー適応。
その際、Rootでも良いが、3rdから弾いたり、5th、6th、7th、9thと弾くだけで、5パターンが生まれる。
ちょうどコードトーンのRootを飛ばすようにアドリブも同じ考えで、Rootはベースパートに任せる。
サークルオブ5thを使うが、4thで覚えた方が早い。
最も簡単なコルトレーンチェンジの覚え方
Ⅱ= root + b2nd
Ⅴ= b2nd + 3rd
Ⅰ= 3rd + 5th + Root
minorはⅡのみ。
ダブルで連続したあとはmajor。
さらに絞り超簡単な覚え方
4度、m3度、4度、m3度で移動するだけである。
pentatonicは7コードで使う。
コルトレーンチェンジアドリブ練習法
(Giant Stepsアドリブ練習法)
2小節でⅡ-Ⅴ-Ⅰのサイクル。
エニーキーをやれば、ちょうどすべてのコードトーンを練習できるが、無意識の練習での習得よりも、自分がやっていることをしっかり把握するためにも、意味が分からずにエニーキー練習するよりも、自分のしていることをしっかり把握して練習する。
ⅡⅤ | Ⅰを1つのトニックで練習。
もちろんコルトレーンチェンジして練習。
Giant stepsならば、マルチトニックシステムの3つキーで練習。
Eb、G、Bであり、サークルオブフィフスの通りに並びにもアドリブを楽するガイドトーンのヒントがある。
ガイドトーンをコードトーンのRoot、b9th、9th、3rd、5th、6th、7thから始め、4度、m3度、4度、m3度、4度と繰り返す。
途中の経過音はクロマティックでOK、ガイドトーンに注意してガイドトーンを経過、その音に向かうように練習。
コルトレーンチェンジ後の7thコードから始まるペンタトニック。
http://bonjin003.blogspot.jp/2015/09/blog-post.html
コードトーンに沿ったガイドトーンの探りと簡素化
ガイドトーンが4-m3-4-m3ならば、Root、2、3、4、5、6度は共通幅である。
ガイドートーンの探りを簡素化して考える。
・Rootの半音上から始まる4-m3-4トーンと次のm3-4-m3で弾く。
基本はこの2パターンのみ。
・4-m3-4を回転させてインバージョンすると普通のm3コードとなる。
・m3-4-m3を回転させインバージョンすると普通の△3コードとなる。
既定のコードに変換するとb6のminor3コードに、なんの変哲もないトニックメジャー3コードになる。
Tonicの△7thをm3になるMinor3コード、またはⅤ7の#Ⅴmの3コードとTonic major3コードと簡素化すれば、何も考えずにすぐにエニーキー対応可能。
これがコルトレーンチェンジの種明かしであり、ただのb6th minor3コードとb6thから3度上のTonic major3コードをガイドトーンに弾いているだけでもそれっぽくなる。
・Rootから弾いた場合
Bm Eb | Ebm G | Gm B
これで1周している。
◎コルトレーンチェンジ=6thコード変換とディミニッシュ連結
6thコード変換は、基本的にすべてのコードを6thとして考える方法。
Ⅱm7 = Ⅳ6
Ⅴ7 = Ⅵbm6
Ⅰ△7 = Ⅴ6
※ⅡとⅠコードはルートを回転してズラしただけ。(インバージョンしているだけ)
※Ⅴは1度と5度を#して半音ズラしてオルタードコードを形成。Rootだけを半音#ズラすとディミニッシュになる。
Ⅴ7=bⅥm6はまさにコルトレーンチェンジそのものでしたw
これに気が付いたら、あとは既に多くの書籍で紹介されている、6thコード変換とディミニッシュをやればいいだけになります。何も考えなくても自然にコルトレーンチェンジしているので、近道になるでしょう。
6th変換すればすべてのキーでコルトレーンチェンジが簡単になり、合理的にあんちょこに暗記できるのです。
速いテンポでのガイドトーンをさらに絞り込む。
インパクトトーンは3rd。
使えるPentatonicを3rd中心に両脇と考えると楽につかめる。
minorからmajorに移った際に違和感ない繋がりを考える。
minor=major
3rd=7th
4nd=b9th
9th=6th
7th=#11th
・9度、3度、5度、6度、7度から始まるガイドトーン
9度スタートは全音あげるだけ。
3度スタートは9度から全音あげる。
5度スタートは3度からm3度あげる。
6度スタートは5度から全音あげる。