2019年7月20日土曜日

Drop2 Voicing Master

ドロップ2させるのが意外と難しいので、簡単にする方法を考えてみる。
右手の薬指を見ながら弾くに安易落ち着いたが、他にないだろうか。

※下記は全てRootから弾いたDm7を基準点にインバージョンさせて書いてます。

まずRootから始まるDm7なら5度をドロップ2。
インバージョンしていくと7、R、3となる。

Rootから57R3がルールだが、更に瞬時判断するために楽な方法を考えてみる。

コードを弾く時はRootのことを考えているのでRootから考えた方が良さそうではある。
Rootから弾いたコードを一番下の音から数えてみると、ドロップ2音は5度。
インバージョンしていくと5度、5度、4度、4度ある。(7thの場合は#4度。)

・Root~57R3=5544(#4#444)

しかし、5544はコードの一番下から数えての場合であるなら、Drop2がバスなら4455とする方が良いので、

 ・Root~57R3=4455(44#4#4)

これで楽になった。
もちろんディミニッシュは#4である。

上から数えるとm3、2、m3、P3なので、下から数えた方が楽。

次に瞬時に5度?4度?どちらかを考えてみる。

コードの2度になる場所を基準に、小指側に2度があるときは4度。
あとは親指側にあるなら5度で覚えればいい気がする。

なので、上記の内容をまとめると

・常にコードのバス音を確認。
・コードの2度の場所が小指側4度、親指側5度。(5=#4)
・ディミニッシュコードは#4度

方法論なので、何も考えないより全然楽になるが、しかし、まだ途中ですw

ドロップ2の抜きポイントで思考は完成形なので、考えてみる。

トップであるソプラノの音が何度に来るかで決める。
 アルトから5445である。

テナーとアルトを中心に弾き、バスとソプラノを考えながら弾く。
まとめると下記の通りである。

・LH:R3=B4度、S5度
・LH:35=B4度、S4度
・LH:57=B5度、S4度
・LH:7R=B5度、S5度

これを瞬時に適応できるように考えてみる。

・LH:7R=B5度、S5度
・LH:35=B4度、S4度

はとても分かり易いので、まずはこの2つ。



そしてディミニッシュ進行へのコードのパターンを覚える。

ディミニッシュそれほど難しくないが、瞬時にジャンプすると見失うので、これも考える必要がある。
・#4、m3、#4

しかし、この時点では暗記する必要はなく、結局微調整Voicingにより崩れるので、調整後のヴォィシングで暗記した方が良いw



調整Voicingはマークレビン本。
ただのインバージョンで単調だったサウンドが一気に開花するw

そのため後日に続く課題とする。

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