2019年11月16日土曜日

Omit音について考える(コードバッキング、ポンピング)

omitとは省略音のことです。

基本的にベースパートは省略するのはみんな知っていることですが、実際に一人で練習するときはどうするのか。そして最近、youtubeでもみなさん紹介している王道奏法で良い弾き方を紹介しているので、それについて書きたいと思います。まあ普通に考えれば当たり前でも気がつかないことも多々あり、なんでも気がついたら吸収していきましょう。


コードは2つに分けることができます。
ベース音とガイドトーンです。

ベースは1度、5度です。
ガイドトーンは3度、7度です。

バンドでは、ベース音はベースに任せてomitしますので、ガイドトーンが左手奏法ですが、ソロの時はRootだけは入れた方が良い。
ということは、当たり前ですが、左手のコード弾きは137を弾くことになります。

これが最も基本的なコードの演奏方法が、137奏法になります。
左手137
ただし、全部137ではなく、4度上移動するときはインバージョンさせて573でもかなり良い。
左手は137、573
もちろん713でも736でもなんでも良いw

その上にテンションを右手で弾きます。

そしてギターマガジンyoutubeをお手本としてRootを半音移動させてベースを変化させると劇的に良くなります。

動画のように
左手を137奏法でバッキングして、右手をテンションコードやら旋律やら自由に弾いて楽しみながら弾くと劇的に良くなります。

よく見てみるとよくできています。
Drop2された6コードそのものでしょう。
6コードはRoot、3、6
7thコードはRoot、3、7
m7コードはRoot、m3、7

●ガイドトーンインバージョン練習
37と73しかないので、不要と思いがちですが、 ベース音であるRootのウォーキングを考えるといくつかのパターンがあります。

・737,R37,b237,237,573,b673,#473,573,137
・4度進行で37、73インバージョン

●ベース音を挿入
Fブルースにベースを入れる時
・Rootを変える時は、ガイドトーンはそのままで裏Root#4へ行く。
・ディミニッシュでパッシングBb7、Bdim、C7
・F7/C→Eb7/Bb(Root抜き5thbass→全音上げた7th)
・Am7、D7、G#7、Gm7(ⅡⅤPⅠ)

いつもの練習課題 7th alt=#9b13と7th dim=b913の弾き易い方法
左手は137
右手は3|b13|#9
右手のRootは省略しても弾いてもよし。

もちろんインバージョンさせる。
インバージョンスタイル
3,b13,#9
#9,3,b13,Root
b13,#9,5

#9とb13を入れて自由に。

7thディミニッシュテンションの弾き易い方法
基本13をb13にしてもよし、ただのディミニッシュは5度。


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