昨日の続きです。
●Rootless Chords Concept
Rootlessの基礎コード概念です。
Rootless理論こそ過去の音楽史を考えても20世紀最大の進化であり、これがみんな知りたかったことの大本命でしょうw
「rootless Chords」と検索すればたくさん出てきますが、気がつく人は殆どいなのはrootlessそのものはバップ時代からあるダイアトニックコードと勘違いしているから。全然別物ですからw
●Tonic Rootless Chords
omit:Root
omit:Root
A = 3562 =Ⅰ〜Ⅳ
B = 6235 =#Ⅳ〜Ⅶ
B = 6235 =#Ⅳ〜Ⅶ
トニックはいつも使っている2ノートAXISそのものです。
あれは6コードから出来ていますが、そのまま使います。
・2 note AXIS=56軸m3+9=4度積みコード
●Ⅱ Dorian Rootless Chords
omit:Root
Cm = Eb M7 = Ⅵ Rootless
Cm = Ab M7 = Ⅲ
Cm = Bb M7 = Ⅱ
これら全て同じと考えてチェンジして使えます。
そしてここからさらにAパターン、BパターンでDorian Changeします。
A = 3572 =Ⅰ〜Ⅳ
B = 7235 =#Ⅳ〜Ⅶ
EbM7 = AbM7
Cm = Ab M7 = Ⅲ
Cm = Bb M7 = Ⅱ
これら全て同じと考えてチェンジして使えます。
そしてここからさらにAパターン、BパターンでDorian Changeします。
A = 3572 =Ⅰ〜Ⅳ
B = 7235 =#Ⅳ〜Ⅶ
EbM7 = AbM7
AbM7 = DbM7
Bb M7 = EbM7
・スケールコードにすると
EbM7|FM7|GM7|AbM7|AM7|BbM7|CM7|Db M7|DM7
Cm7コードにはこれが全部使える。
❗️Ⅲb|Ⅳ|Ⅴ|#Ⅴ|Ⅵ|Ⅶb|Ⅰ|Ⅱb|ⅡのMajor7
■Ⅱ Diminish Chords
基本M7チェンジになりますので、そのまま変換すればOK
A=3572 → 3b5b72 =Ⅰ〜Ⅳ
B=7235 → b723b5 = #Ⅳ〜Ⅶ
EbM7 = AbM7 = Abdim Alt
全て逆転の発想になります。
・Tonic = 旧サブドミ的役割 = 安定。
・Ⅳ Dorian = 旧ドミナント的役割 = 緊張。
・Ⅴ = 旧トニック的役割解決 = 安定。
・Ⅰ = 転調への緊張と解決、又は完全終止ではトーナルTonic Ⅰへ
他への転調は、ジャズではコルトレーンチェンジとも呼ばれていますが、ⅠM7#5もその一つです。
augmentで完全3度のどこに着地してもⅠトニック感があり、終止感が得られます。
Ⅴ終止とも考えることができⅠは転調です。
他調に進行して解決でOK。またⅤ終止OK。ぶったまげた感じになるので、面白い。
B=7235 → b723b5 = #Ⅳ〜Ⅶ
EbM7 = AbM7 = Abdim Alt
AbM7 = DbM7 = Dbdim Alt
Bb M7 = EbM7 = Ebdim Alt
●Ⅴ Mixolidian Rootless Chords
omit:Root + 5th
A = 7236 =Ⅰ〜Ⅳ
B = 3672 =#Ⅳ〜Ⅶ
B = 3672 =#Ⅳ〜Ⅶ
7236の通り、Ⅴ=ⅡDorianとほぼ同じとなり、移動するのはⅤの3度のみ。
・2 note AXIS=23軸の13、7が印象的。
⭐️ Rootless Chords kadenz For augmented Ⅰ ❗️
❗️ⅠーⅡーⅤ = Ⅱ|Ⅴ|ⅠRootlessカデンツで劇的に違うのが4つ。
全て逆転の発想になります。
・Tonic = 旧サブドミ的役割 = 安定。
・Ⅳ Dorian = 旧ドミナント的役割 = 緊張。
・Ⅴ = 旧トニック的役割解決 = 安定。
・Ⅰ = 転調への緊張と解決、又は完全終止ではトーナルTonic Ⅰへ
他への転調は、ジャズではコルトレーンチェンジとも呼ばれていますが、ⅠM7#5もその一つです。
augmentで完全3度のどこに着地してもⅠトニック感があり、終止感が得られます。
Ⅴ終止とも考えることができⅠは転調です。
他調に進行して解決でOK。またⅤ終止OK。ぶったまげた感じになるので、面白い。
Rootless理論が過去の音楽史を考えても20世紀最大の進化である。
全部のコードで通常Major7とRoot特有だった半音2音=不協和音が入るため、なんとも斬新な響きになります。トニックは4度積みコード採用。そしてⅡDorianが飛躍的となり、これまでのドミナント的な役割を全て担うコードと変化しています。ここが20世紀最大の変化であり、50年代以降音楽が劇的に変化した大本命理論。ほんまにこんな些細なことでここまで劇的にしかもドミナントの概念すら覆るものに気がつくのは天才だけw凡人がいくら気にしても気づかない訳ですw
そして、こんな偉大な理論はほぼ日本国内ではほぼ皆無。
こんなしょぼいホームページで紹介するしか、無いのはみんな知っていても金のことしか考えてないから、ほぼ秘密にされてしまって金太郎のクソ野郎ばっかりなんでw今では音楽と言えないリズム音楽=理論不要のものばかり。
基本的に音楽は全く金にならんので、みんな音楽にお金などかけ無い。
そうすると理論を勉強しようとする人がいても、楽典程度の情報で何ができるというのか?ほんま糞な世の中ですわw
こんな素晴らしい理論はもっと世の中に広く知られ世に出て、もっと多くの素晴らしい音楽が聴きたい。お金のことばかり考えても、いい音楽などできるはずもない。
今の時代は、音楽は金が無くても出来るので、頑張ってねw