2018年3月17日土曜日

Coltrane Circle:コルトレーンメモ


コルトレーンメモ



Geometric Drawings
John Coltrane, 1960. Gifts to Yusef from John.

として、コルトレーンは当時から世の中に自分の思想をちゃんと世の中に残して、しっかり伝達していた訳ですが、やはりこうした情報が60年代と言う、書籍だけと言う閉ざされた情報社会では、日本まで届くわけもなく、こうした情報を入手することは困難でしたが、インターネットを通して、ようやく私のような一般人にも受け取れたと言うのはインターネットのおかげであり、本当にありがたいものです。そしてコルトレーン氏に感謝です。

さらに書き直して、詳しく説明してくれているサイトがありましたので、リンク、PDF化して保存しました。

https://twitter.com/milesokazaki/status/415338936370987008
http://www.coreymwamba.co.uk/rambles/1388150764

"De Coltrane Cirkel & Geometrie"
https://saxwereld.nl/coltrane-toon-cirkel-geometrie/
https://saxwereld.nl/john-coltrane-muziek-geometrie/

Coltrane-Tone-Circle
https://roelhollander.eu/en/blog-saxophone/Coltrane-Tone-Circle/
https://www.roelsworld.eu/en/blog-music/music-geometry/








Giant Steps




情報は得たが、まだ理解していないw
これからが楽しみですw

Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ



Cm blues_Equinox


2005年頃からこうした情報が海外サイトのインターネットにいっぱいあったにも関わらず、探せなかった人など、やっと見つけた私みたいな人が大勢いることでしょうw
しかし、そうした情報を得た人と得ていない人の差が出ただけに過ぎず、すべてはコルトレーンのおかげなわけで、本当に情報を開示、解説してくれている人には感謝です。

コルトレーンは隠しもせず、自分のサウンドを広めることができたのは、こうした情報を後世に託したからであり、現在のサウンドはほとんどがコルトレーンカラーになっているのも、こうした記録のおかげでしょう。本当に素晴らしい音楽家だと思います。

日本音楽の記譜法には基本的に音の強弱やリズム譜はありません。何故ないかは、師匠が、弟子に口頭で教えるからであり、簡単には分からないように記されているのですが、そんなことをしてまで、既得権益を大切にする社会が私たち日本文化です。
基本的にせこく、ケチな野郎が多いw
私はそんなせこいケチな野郎にはなりたくありませんw

欧米文化と日本文化の差がついているのは、こうした歴史があり、私たちが何時まで経っても、欧米を超えられないのは、ごく一部の人が情報を得て、そしてそうした情報は正しく、残ればいいのですが、ほとんどが途中で出来損ないの子孫や、伝承者が不在や、天才が何も語らず亡くなってしまっているからですが、天才が語っても、周りが糞な既得権益優先の隠ぺい体質社会の日本では無理なんではないか?とも感じています。

私たち日本人はこうしたせこい、ケチケチした精神を改めなければ(まず無理か)、日本にある様々な流派など伝統はどんどん下火になり、やがてはその火は炭となり何も残らないでしょう。

2018年3月14日水曜日

ジャズはコンディミを使うではなく、モード奏法はコンディミ進行でアドリブ


なかなかいい記事がギガジンに紹介されていたのでコピーw

英語のこの記事を翻訳してくれた記事がギガジンです。

Coltrane Pitch Diagrams
https://medium.com/@lucas_gonze/coltrane-pitch-diagrams-e25b7d9f5093

https://gigazine.net/news/20180313-coltrane-pitch-diagrams/

john coltrane Scratch,john coltrane memo

内容は、ディミニッシュによる進行で、確かにこれでドレミソフレーズやペンタを弾くと、まんまと言うか、美味しいフレーズの連続ですw

うまーw
ごちそうさまです。

ディミニッシュコードは、7thとマイナーコードにオールマイティーになんでも使え、主に経過和音的に使われると言われていますが、モード的に言えばインサイドアウトに使えば何でも使えることになります。マイナーブルース曲であるso what、Mr.P.C.、Impressionsなどで使えばいいわけですが、さらにコードチェンジする曲にも効果的に使えると言う訳です。

こういうヒントは昔っからみんな知っていたのですが・・・本当に身近にあっても気が付かないもので、灯台下暗しw


この表に基づきスライドチェンジしてジャンプすれば、無限に弾き続けることが可能と言う訳です。
全く素晴らしい発想です。

とても簡単で上手い旋法・・・戦法w

モードの発想は何でもありなんですが、適当だといまいちと言うか、全くかっこよく無いw
これでかなりカッコいいフレーズがバンバン弾けるかも。

ただし・・・単純なだけに、いずれ飽きるでしょうw
そうなったら新しいものを探すしかない気がします。

とは言え、バーガンジー本のあれだけのペンタがあれば相当面白いことができるはずです。これで少しはまともになれるかな。

http://amzn.to/2dGBp1Z


あとは、リズムの問題です。
リズムとは、音楽表現そのものであり、スケールや旋法というものでは表現できないものとは、やはりリズムかと思う今日このごろです。

2018年2月21日水曜日

日本人の心かな?

グッと来た、衝撃を受けた。
そんな音楽に出会うことはそう多くはない。


武満徹が好きなのか?
そうかもしれません。
ただし、多くのyoutubeアップされた楽曲には感動はありませんでした。
特に西洋楽器を用いた現代音楽そのものには興味は全くありません。

そもそも私は、ストリングスやオーケストラの楽器にグッと来たことはほとんどありませんw

音色、楽器を考えるが、では、日本楽器が好きなのか?答えは恐らくNOです。

軽い音や綺麗な音はあまり好みではないのではない。というのが自分の好みです。
琴の音はあまり好きではない。三味線の音も軽すぎて好みではない。
そもそもが上の2つは綺麗な音が出る。

琵琶と尺八は不格好である。決して綺麗ではないが、私の心には響く。
しかし、琵琶の器楽だけものは好きだが、浪曲のような琵琶歌ものは好きではない。


しかし、このワールド感が好きなのです。
鶴田錦史の琵琶歌ものは好きではないが、武満徹とのこの合作が好き。

尺八はどうだろうか?
好みではあるが、本当に大変そうです。
リード楽器を全くやりたいと思わないのは、元々リード楽器を昔に体験して、あの苦悩と地獄を味わいたくないため、まず弾きたいとは思いませんが、あの様々な音色を聴くと、本当に魅力的な楽器だと思いますが、まず自分が演奏者となりたいとは絶対に思わない、まず避けて通りたい楽器です。

ただ、私は和楽器の「間」が好きなのかもしれません。
武満徹と和楽器の「間合い」の取り方。


西洋楽器では味わえない、和楽器だけの雰囲気が溜まらなく好きだが、これが西洋楽器が入ると興醒めする。


ただ・・やっぱりこの雰囲気も悪くないw
今後の自分の好きなこの方向性について少し模索し、自分の好みをいろいろと探求していきたい。


親父と呼ばせて欲しいw
好きですw

2018年2月6日火曜日

和声法メモ

Sは2つのコードしかありません。
ⅡかⅣです。
Dは1つのコードしかありません。
Ⅴです。
Tは2つのコードしかありません。
ⅠかⅥです。
第一転回系はⅠ |Ⅱ |Ⅳ |Ⅴしかありません。
さらに第二転回系はⅠ| Ⅳ |Ⅴしかありません。
Ⅰ64の先行はSです。
すなわちⅡかⅣしかありません。
V64の先行はRです。
Ⅳ64の先行もRです。
終止では、Ⅰ64を使い、Ⅰ64|Ⅴ|Ⅰで終止音飛びを防ぎ、終止感を出さなければいけません。
※先行はSです。終止でのバス課題は簡単ですが、ソプラノ課題の時、第二音が使われているならそれはもうⅡしか選択はありません。
終止では、滑らかにソプラノは音飛びは避けなければいけません。
そのため、ソプラノから埋めていくことを考えて、中埋めする。
終止では、開蜜を揃えなければいけません。
バス
1=14
2=24
3=1
4=427
5=571
6=64
7=5
ソプラノ
1=135
2=246
3=16
4=461
5=5724(7)
6=613
7=5
当たり前ですが、これ以上に選択はありません。
●ミス
バスとソプラノが同音が続く。
なんか斜めが続くなー

2017年10月4日水曜日

和声法のバスによるパターン化


広がる、縮む、お隣重視、保留音最重視、滑らかに上に、滑らかに下に、重複絶対厳守、スライドは13・・スライドダメなの85

運指ではこのようになるが、和声法を身に付けるために、具体意的により実践的にパターン化して覚えていくことにする。

●TST
code:Ⅰ-Ⅳ64 -Ⅰ
Bass:R - R - R

code:Ⅰ6-Ⅳ -Ⅰ64
Bass:3 - 4 -5

●TDT
code:Ⅰ-Ⅴ6 -Ⅰ
Bass:R - 7 -R

code:Ⅰ-Ⅴ64 -Ⅰ6
Bass:R - 2  -3

code:Ⅰ64-Ⅴ -Ⅰ
Bass:5 -5 - R

code:Ⅰ6-Ⅴ64 -Ⅰ
Bass:3 - 2 - R

 ●TSSDT or TSDTT
code:Ⅳ-Ⅱ6
Bass:4 -4

code:Ⅵ-Ⅳ6
Bass:6 -6



2017年9月26日火曜日

全く意味のない練習 駄目な事例

私の過去してきた失敗を他の人が繰り返さないために、全く意味のない練習方法を書きます。

下記の内容はこれまでに、私が独断と偏見で良かれと思って、行っていた誤った練習方法です。

このパターンで、ほとんどの人が、負のスパイラルに陥りやすい事例です。
下記の練習をしている人は、全く意味がなく、自己満だけで終わるので、すぐに練習方法を変える必要性があります。

・闇雲にエチュード・フレーズ集
・闇雲にエニーキースケール&メカニカル
・闇雲に曲弾き
・闇雲に誤った方法論の追求

これらは本当に時間の無駄です。
大半の人が、この無駄な時間を費やし、結局何も成果を得られないまま、楽器がいつまで経ってもうまくなれず、音楽を身に着けることが出来ず、辞めてしまう事でしょう。

とにかく、誤った方法を闇雲に意味も分からずに練習しても全く意味がありません。
使い方を知らないのに、一生懸命に間違った努力をして人生を無駄にするようなものです。

とにかくそうならないためには、どうすれば良いのか?
意味がわからないなら、そんな練習をすぐに辞めて違う努力をするべきです。

ここにもう一度書きます。

意味が分からないなら意味の分からない練習を辞めるべきです。

どうすれば良いのか?に答えられたら私自身はすでに、達人でしょうw
私にもどうすれば良いのか?答えを教えることは不可能です。

しかし、失敗例は我が身が実例として、教えることが出来ますw

とにかく意味もわからず、勝手な解釈や、意味も無く闇雲に筋トレのような練習は全く意味がないので、すぐに辞めて方向転回する必要があります。


時間を無駄にしないためにも、闇雲筋トレ練習のような無意味な練習は、全く身に付かないことだけは保証します。

上記の練習した人は下記のような人にはなれます。

・同じパターンを暗譜した通り弾けるが、それだけ。
・闇雲エニーキーメカニカルそのものには殆ど意味がなく、忘れてしまう。
・同じ曲を同じパターンで暗譜したとおり永遠に弾く。
・独自の理論により負のスパイラルに陥り、結果無駄な努力。

上記に当てはまる人は、闇雲筋トレ練習の人です。
すぐに辞めることをお勧めします。
全く意味がありません。

意味が分かるにはどうすればよいのか?

意味がわかる方法には、やはり教わる。
または、古典である和声法を弾いて学習する。
とにかく、楽譜を見たら和声法的にどうなっているのかを、知り、学ぶ。

これが良いと思います。
和声法も弾かなければ、全く意味がありません。

意味も分からず、弾くのは良くありません。
理屈だけで、弾きもせず意味も考えず、和声法の問題集をひたすら行うのも良くありません。

和声法を弾くにはそれなりに練習がいるのか?
答えは、練習など全く必要ありません。

左手は、バスのコード譜を見て弾く。
右手は、ソプラノだけを見て弾けばいいだけです。

たったこれだけなら誰でもできるはず。
もちろん苦手なキーを合わせる必要は全くありません。
はじめは得意なキーだけで弾けばいいだけ、やっていることはキーが変わっているだけで、全く同じことなので、将来的にエニーキーに対応するだけです。

2つの学習が実を結んで、初めて身につく練習になるはずです。

これまで書いてきたブログの内容は、身をもって経験した失敗談が多く書かれています。
私の失敗は時間の無駄とだけは、身をもって経験したので、自信を持って断言できますw

無駄な努力をしないためにも、正しい学習方法で最短を目指しましょうw

これからも多くの失敗と誤った情報がたくさん出てきますが、私の失敗を繰り返さないためにも必要な情報かとw

2017年9月16日土曜日

和声法を制するものは音楽を制するは大げさではないw

和声法には秘密があります。

響きの気持ち良いツボの歴史が積み重ねられています。
弾くとわかりますが、とても心地の良い響きがします。
なぜだか、基本三和音とは思えない深みさえも感じてしまう。
音楽の王道が和声法にはあります。

とにかく、弾いて覚えていきましょう。
譜面ばかりではさっぱり面白くありませんw
難しく考えると覚えられませんので、簡単にしましょう。

まずはⅠの和音です。
バスはRootです。

動くのは3和音です。パターンは3つしかありません。

蜜135、351、513
開153、315、531

次に第一転回系のⅠ6
バスは3度です。

動くのは3つの音のパターンは2つしかありません。

151、515

次に第二転回系のⅠ64
バスは5度です。

動くのは基本3和音と同じです。

基本の135、351、513です。


Ⅰと同様の重複音が可能なコードはⅣとⅤなので、上記と同じになります。

ただし、Ⅳ64とⅤ64は1度重複が可能なので、右手に131が使えます。

たった3つのコードとコレだけでかなりいい音がします。


・設定できる和音

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6

Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ


運指の簡単暗記ポイント!

Ⅰ、Ⅱ、Ⅱ6、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ(Ⅱ64とⅥ64はない)
左手:Root or 5(Ⅱ6のみ3)
右手(蜜):135、351、513
右手(開):153、315、531

Ⅰ6、Ⅳ6、Ⅴ6(Ⅱ6は弾かない)
左手:3
右手(蜜):151、515
右手(開):115、551

Ⅳ64とⅤ64のみ
左手:5
右手(蜜):131
右手(開):113


左手:Root
右手(蜜):353
右手(開):335

とりあえず運指はたったこれだけ覚えて、適当でも良いので弾いてみましょう。
とっても良い響きがします。

せっかくなので、鍵盤は伴奏方式で、バスはユニゾンで18で弾きましょう。

Ⅴ7
左手:Root
右手:357、573、735、375、(5)37、(7)53

Ⅴ7(65)
左手:3
右手:157、571、715、175、517、751

Ⅴ7(+6)
左手:5
右手:137、371、713、173、317、731

Ⅴ7(+4)
左手:7
右手:135、351、513、153、315、(5)31

Ⅴ7(省略)
左手:Root
右手:137、371、713、173、317、731

Ⅰ(省略)
左手:Root
右手:131

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次に禁則ルールと動きのルール。

バスと反行して動くのみだけをまずは守ってみるが、やはり少し窮屈に感じたり、動きがダイナミックになり過ぎて、響きがぎこちなかったりします。

やはり保留音を生かした自由な動きが響き的に良い気がします。


カデンツと終止

TSTであるⅠⅣⅠ又はⅣⅠⅣ
TDTであるⅠⅤⅠ
TSSDT

左手をⅠ|Ⅳ|Ⅰ
Ⅰ|Ⅳ64|ⅠでR|5|R

右手は自由に弾いてみる。

そこで弾いてはいけない、抜けている音があります。
2と7です。

左手をⅠ6|Ⅳ=3|Rを混ぜながら、右手は自由に弾いてみる。

Ⅰ|Ⅴ|Ⅰ
Ⅴの7度は必ずⅠのRootに戻る。
5は保留音のため動かさない。

左手をⅠ|Ⅴ64|Ⅰ6

そこで弾いてはいけない、抜けている音があります。
4と6です。


2017年8月27日日曜日

和声法 超速記方法と王道手法 カデンツはミスらないために。

和声法に遊びはありません。
ガチガチです。

もうそこの場所にはその流れしか、絶対に入らないテトリスのようなものがあります。
独自でいろいろと音は入れると、保留音と反則ルールでは、誤ったコードの選択、ミスをすると、もうその場所に行き場所がなくなり、手詰まり状態になり、とてもシビアです。

特に試験問題は暗記です。

その場所を幾ら考えたところで、時間の無駄になりますので、その場所はカデンツとドミナントモーションが使われます。

最終的には暗譜を意味していますが・・・w

ドミナントモーションはその音の並びはこのパターンを挿入というように、ポップスでいうⅡⅤⅠフレーズ集みたいなものです。


YAMAHAのサイトにすばらしい解説がありましたので、抜粋、引用してアップします。
http://jp.yamaha.com/services/teachers/music_pal/study/score/chord/
より

3) カデンツ



“モーツァルトのソナタk.v.545"から
「第1楽章より8小節」のカデンツ解説



前置きは置いておき、結局フレーズ集みたいにパターンが来たらこれみたいなものです。

・終止形ガテンツ
やはり教本を買うのが一番です。
・終止系のパターンを覚えましょう。
完全終止、偽終止、半終止、変終止

2小節から4小節のパターンがありますので、当てはめます。

・ドミナントモーション
やはり教本を買うのが一番です。
・ドミナントのパターンを覚えましょう。

借用和音とは、他の調からちょっとだけ借りた和音のことをいいます。 借用和音のおかげで、音楽全体が豊かになってきます。ここでは副Vの和音についてお話ししましょう。



このパターンが来たらコレ!みたいに書く。

I-2. 音楽の基本ルールとなる文章の型

一般に、音楽の文章の型のことを、カデンツ(ケーデンス)といいます。
  • 1. カデンツ第1型(K1) T-D-T
  • 2. カデンツ第2型(K2) T-S-D-T
  • 3. カデンツ第3型(K3) T-S-T
Tはトニック: 始まりや終止の和音となります。言葉に置き変えると、主語のようなものです。
Dはドミナント: 最も緊張状態にある和音です。言葉に置き変えると、述語のようなものです。
Sはサブドミナント: D(ドミナント)を飾る和音です。言葉に置き変えると補語のようなものです。
問題を解く方法。
ブロックコードと言うものがあります。
http://jp.yamaha.com/services/teachers/music_pal/study/chord/cadence/

I-3. T、D、Sにおける具体的な和音

それでは、TやDやSというのは具体的にどんな和音のことを言うのでしょうか。
これはまた、Cmajorの音階と和音でお話ししましょう。



(1)Tの和音:I(C)、III(Em)、VI(Am)
(2)Dの和音:V(G) ※[VII(Bm-5)]
(3)Sの和音:II(Dm)、IV(F)

※注 VII(Bm-5)は、一般にV7の根音省略でV(D)と考えます。

セブンスコードでも同じです。



また、短調(minor)も考え方は同じです。
ここではカデンツの型を和音で表わした例を挙げてみましょう。




・曲の始まりや終止した次の展開は、上記のようなブロック単位で決まったパターンがありますので、パターンを覚えて、当てはめる。

・曲の途中と終わりは終止系のカデンツを当てはめる。

・カデンツの間の1個2個の和音が宙ぶらりんになったらドミナントモーションを考える。



2017年8月15日火曜日

和声法の速記方法 和声法を速く解く方法。

教本

 https://amzn.to/2XcEv0V
学生のための和声の要点 楽譜 – 1998/12/10 伊藤 謙一郎 (著), 柳田 憲一 (著)

禁則、ケーデンスまでは散々これまでに書いてきたので、その続きと速記のコツ。

・設定できる和音

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6

Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ

 

 

やはり最後の音選択と配置に時間がどうしてもかかります。
和声法を速く解く方法はあります。下記の手法で何度も何度も練習あるのみです。


★ケーデンスが決まったらとりあえず全部書き出す。

あとは線引きするように決めていくだけ。
とりあえず、保留音重視だけど、そうも行かないので、微調整。

優先順位
1.保留音厳守(他の音は近くの音に配置)その代わり禁則の平行移動、ドミナントモーションなどに注意
2.反行ルール厳守(平行移動を避ける目的)
※慣れてきたら上段だけガイドトーンを書き、下段省略。

完成。

3和音なので、なめてかかると痛い目に遭うのが和声法。
面倒でも、基本である上の手順を何度もやってみましょう。
そうするとある法則が見えてきます。

気がついていると思いますが、バスとテナーは2オクターブまでOKなので、選択肢が多い。
逆にソプラノとアルト、アルトとテナーは1オクターブまでなので、選択肢が少ないことを意味しています。

1オクターブに3和音ということは、1つは既に決まっていますので、残り2音しかないことを意味しています。

ソプラノとアルトは3和音以内に収まることを意味していますアルトとソプラノも同じです。

ということは、ソプラノから離れていない音を選択すればいいことになります。

バス課題のときは、まずはソプラノを保留音と逆行で配置します。
その後、アルトを3コード以内の音、1音下、2音以内の音が決まります。
あとは残りのテナーを入れて終わりです。

逆に、ソプラノ課題はケーデンスを決めたら、バスに融通が効くため、バスとソプラノで2音を挟み込み、アルトか、テナーの配置を楽にする方法を考えます。

保留音で反行ルールの悩み軽減(ただし禁則ミスに注意)、バスとソプラノで2和音で悩み軽減、バスが回転系なら悩み軽減、根音バスとソプラノとアルトが3和音であれば、悩み軽減。悩みを減らす方法は早く3和音を確立すること。

考えていては時間が幾らあっても足りません。
じっくりあれこれ考えていると配置だけで、1問に15~30分くらいかかります。
それでは試験は時間切れです。
上記の方法で、速記を目指して何度も、何度も練習してみましょう。

さて、ここまで書けば、誰でも和声法ができるようになると思います。
次に添削ですが、これがまた厄介なので、コンピューターに頼むのも良いかもしれません。
ライセンス料金がややお高いですが・・・w
ここまで知って、高いお金を出して、PCで再入力するのはやや馬鹿らしいので、全部Cでチェンジして使えば、無料で使えるので、試しに入れてみては?

Desk Top Harmony CE
http://www.desktopharmony.com/index.html

なかなか良くできていますが、試験には役に立ちません。
試験に必要なのは速記です。練習あるのみですw


無料で使える添削Scoreソフト
Muse Score 2
https://musescore.org/ja/musescore-2-%E3%81%AE%E7%B4%B9%E4%BB%8B

和声法チェックプラグイン
https://musescore.org/en/project/check-harmony-rules

http://www.soundcaraway.com/wasei/comment/std/compst01.html

2017年6月24日土曜日

bebop in version Chord Change b5

再びBebop in version chord Chord Change b5

オルタードスケール(Super Locrian Scale)

Gオルタードスケール(HWHWWWW)=Super Locrian Scale


オルタードスケール=メロディックマイナー





Eb7からDb triadに向かってChangeされていくコードたち

RootからIn version
Eb7   (R、3rd、5th、b7th)
Gm7b5 (3rd、5th、b7th、9th)
Bbm7  (5th、b7th、9th、11th)
Db△7 (b7th、9th、11th、13th)majになる理由は13thまで使うため。
Fm7  (9th、11th、13th、15th)

Db triad b6+b5
Db7 (R,3,5,7)
Db6=Bbm7 (R,3,5,6
Db6(b5)=Gm7b5 (R,3,b5,6


残りは?

RootからIn version
Db7     (R、3rd、5th、7th)
Fm7b5   (3rd、5th、7th、9th)
Abm7(△7)(5th、7th、9th、#11rd)


Db7   (7th、9th、11th、13th)
Fm7b5  (9th、11th、13th、R
Abm7  (11th、b13th、b9th、3rd)



Melodic Minor Mode


Super Locrian



上のコードは全てG Altered Scaleで弾く。
そしてリハモも上記のコードはすべて使えるので、好きに使う。

ジェリーバーガンジー本のメカニカルフレーズをスーパーロクリアンで弾く。

上記をマイナーキーで考えてみる。

Eb7    (R、3rd、5th、b7th)
Gdim   (3rd、5th、b7th、b9th)
Bbm7b5 (5th、b7th、b9th、11th)
Dbm7   (b7th、b9th、11th、b13th)
E△7   (b9th、11th、b13th、15th



2017年5月27日土曜日

和声法は音楽の何なのか? 和声法 初級

正直、問題集をやっていると糞腹が立ってくるのが和声法。
全く面白くない。
そして、厳密なルールブックに基づいて完成した和音の響きは響きは、間違えていたとしても全く変わらない響き。
何のためなのか?
愚痴りたくもなります。
本当に何のためなのか?少し考えてみようと思います。
基本的に答えは一つしかないです。
ある意味ルールに基づけば、誰にでもできることを意味していますが、ルールを覚えるまで大変な苦労をします。そして、苦労の割には得られるものが少ない。
では何のためにあるのか?
やはり歌のためなんだと思います。
極端に飛んでいる音は、歌い辛い。
人間が歌うために必要な法則です。
最小限の動きを意味しています。
最小限の動きで和声が得られるので有れば、楽器をコントロールする際、運指が楽になることを意味しています。
しかし、あとで出てきますが、本当に最小限に抑えるための方法だけではありません。
運指だけ考えれば、バスに反行した動きでは、最小限には収まりません。
バスの動きに反抗するルールは絶対条件です。そのうえで、最小限の運指を心がける必要があります。


本当に苦労の割にはです。
とは言え、避けては通れない登竜門。

しかし、私は思うのです。
ここに書かれている、こんな当たり前のことが何故か、オープン化されておらず、音楽教育は本当に大丈夫なのか?と言う疑問があります。

私がここに書いていることは革命なのか?w
私は音楽教育の革命者なのか?w
本当に馬鹿げたことですが、音楽とは本当に教育がどこかおかしいことになってしまっている学問でもあります。もしかしたら学問とは誰も思っていない。
本当に寂しいものです。
当たり前のことを黙っていれば、人と差がついて、得意げになれる世界とでも思っている時点で、この世界は終わっている。

本当に馬鹿げた世界ですが、ショービジネスや音楽と言う芸事が、そうした馬鹿な人との競争で、当たり前のことが、当たり前に出来るだけで食っていける世界だったからなのでしょうか?

正直に言うと、楽器が上手いや、テクニックがある、音楽が出来る人で、食っている人は殆ど居ません。ショービジネスや音楽は、ほとんどは金持ちの道楽の人たちばかりの世界です。

音楽の歴史は古い、こんな方法論から説いて行かなければいけない時点で、音楽は既に終わっている。

音楽を復活させるためには、音楽の教育と汎用化、そして誰でも楽しむことができるものにする必要が急務です。

なんでこんなことを考える必要があるの?
ただの暗記法を考えなければいけない時点で、何故か本当に音楽って教育のレベルの低さがどれほどのものであるか、良く知ることができ、本当に馬鹿げた状態です。

基礎中の基礎と暗記法さえ分かれば、誰にでもできることですが、せこいと言うか、本当にレベルが低い事に絶望します。

私は音楽教育の革命者なのでしょうか?本当に阿保らしい、本当に馬鹿げたことです。
本当に認知の低さと言うか、音楽教育には落胆します。
天才のフリをしたがる人が多いのでしょうか?w
皮肉ではなく、事実ですw

どうしてそうなったのか?秘密にしていたらいい事でもあると思い込んでいるからに過ぎません。
芸事のやらしい性なのでしょうか、本当にしみったれた世界なのかもしれません。
そうやって人より気が付いた点で金持ち貴族や王族に気に入られ、暮らしていた歴史があり、パトロンや支援を求める人たちばかりが挙って音楽で食っていく方法論を考え抜いた、なんだか乞食みたいな人たちが多くいた点に注目するべきなのかもしれません。

知恵と学問は本当に多くの実生活から生まれます。
科学、化学、建築、電気などなど、その人たちが音楽と同じ教育精神だったら、この世はどうなっていたのでしょうか?
かつては音楽はとても崇高な教育が広められたはず、その音楽教育の教育思想は、本当に馬鹿げた低次元のところまで落ちてしまった理由はなんだろうか?現在、音楽業界事態が、本当に残念な結果になっているのは、音楽教育そのものの責任です。

EDMやアイドルの投票でしかない売れない音楽が今です。
今の音楽は誰も音楽を求めたり、聴いていないのです。
聴いている人たちは、過去のものばかり。
何でこんな時代になったのか?
何故こうなったのかは、音楽教育があまりに低レベルだから。

問題集の解き方と暗記ポイント!

・設定できる和音

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6

Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ
 

まずは、スタートの音と終わりの音はそのKeyでⅠです。
バス課題はそのままですが、ソプラノ課題であれば調号とコードトーンを読み解きます。
調号は基本的にbなら4度、#なら5度進行です。苦手で有れば最初のbならFと覚えるだけ。あとは、bなら一つ戻れば調号はそのまま記されている通り、#なら半音上がキーです。調号とRootが同じなら調号キーですが、調号とズレているならマイナーキー(#は3度下、bはb3度下)。

●バス
4度系
14(64)
25(64)
51(64)

3度系
31(6)
42(6)
64(6)

7=5(6)

●ソプラノ
4=24
6=246
2=25
7=5
1=468
5=15
3=16

バス課題、ソプラノ課題の音符を移動ドで数値化して行きます。
すべて数値化して、上記の回転形とコード進行を考慮し、ケーデンスが完成。

次に、バス課題ならソプラノ、ソプラノ課題ならバスを書きます。
その際に、バスとソプラノは反行して移動するを忘れずに。

ソプラノを書くポイント悩むところですが、反行したガイドラインを書く、それに沿って機械的に書く。

しかし、バスとソプラノを単に反行で書いても、その時点でアルトとテノールの動きを何も考えてない状態では、意味がない行為になるので、全部書き直しになることが多々起きる。


●開離と密着

開離は一音飛ばし、密着は続けて書く。

1th、3th、5th=安定のため、次に来るトーンは継続か、上がれるトーンに移動で刺激。
2th、4th、6th、7th=次に来るトーンは、必ず解決させる。
上記の内容で、保留音とほとんどが上に移動、下りパターンルールを暗記する。
バスの動きに反行するが、動きのルールを優先するとトップは必然的になるようにしかならない。

そこで決め手になるのが、バスとソプラノですが、必ず反行した動きになるので、次の音は既に機械的に決まっています。すべて数値化して書いてしまえばいいだけです。

バスならテノールとアルト書く、ソプラノならアルトとテノールを続けて全部数値化して書いてしまう。


無理な動きなら一から考え直す。

全体に下がっているので有れば、下の位置から始める。すべては反行。


●回転系
Ⅵなし。
64はⅠ、Ⅳ、Ⅴ経過音

●重複
回転なし基本バス、Ⅵのみ根音+第3音
第一回転は基本バス以外。Ⅱのみバス。
第二回転はバスと根音だが、Ⅰのみバス。

●保留音
246
  468
    683
      835
        357
          572
            724
              246

上記は理論的に数値を並べてわかり易くしました。
ケーデンスと規則を考えれば、上記から使うのは実はとても少ない。

Ⅰ|Ⅳ=1
Ⅰ|Ⅴ=5
Ⅰ|Ⅵ=16
Ⅳ|Ⅰ=1
Ⅳ|Ⅱ=46
Ⅴ|Ⅰ=5
Ⅵ|Ⅱ=6
Ⅵ|Ⅳ=16

上記から全体を考えながら無理な動きは排他する。

★ケーデンスが決まったらとりあえず全部書き出す。

あとは線引きするように決めていくだけ。
とりあえず、保留音重視だけど、そうも行かないので、微調整。
完成。


1th、3th、5th=安定トーン、次は保留か刺激トーン
2th、4th、6th、7th=次は安定解決させるトーン

密パターン
コード           配置
------------------------
  ↑Ⅵ:136 361 613↑↑↑
↓↑Ⅴ:725 257 572↓↑
↓↑Ⅰ:135 351 513↑↑
↓  Ⅵ:136 361 613
↓  Ⅳ:146 461 614↑↑
  |Ⅰ:135 351 513

-------------------------


  ↑Ⅴ:257 572 725↓↓↓        
  ↑Ⅱ:462 624 246↑↑
  ↑Ⅵ:361 613 136
 
ⅡⅤⅠが下降し、あとは上昇で統一すると覚えやすいことがわかります。
この方法は極力指を最小限の動きに整えた場合の動きです。
しかし、和声法にはバスに反行して進むと言うルールがあります。
ついでに、保留音を考えれば、密開を交互に設置する方法も無理があります。

一番良い選択は、バスに反行は絶対ルールなので、それに従う。
バス問題でも、ソプラノ問題でも、始まりのⅠをすべて配置してしまう。(その際には継続の音のことも十分考慮する。)
そうするとバスとソプラノの2つはすぐに配置できるはずです。
 次に保留音を考えて、残りはバスに反行して配置する。

では全部上昇の最小限の運指の動きは?
ここに一つの矛盾点が生まれます。
そう考えると和声法は最小限の動きとも、違うことを意味しています。
和声法の絶対ルールであるバスの動きに反行して、最低限の動きに注意する必要があるのです。


Ⅵ:163 631 316↑↑↑
Ⅴ:752 527 275↓↑
Ⅰ:153 531 315
Ⅵ:163 631 316

Ⅳ:164 641 416↑

Ⅱ:264 642 426---
Ⅵ:163 631 316↑↑
Ⅳ:164 641 416↑


密開
Ⅴ:752 275 527↓↑
Ⅰ:135 315 731↑
Ⅴ:
Ⅰ:153 531 315↑

●ケーデンス
同じコードの連続

●自己チェック
5度重複=線1本
8度重複=下段と上段またぎ
バスとアルト、ソプラノとテナーの8度重複

2017年5月4日木曜日

ビートとリズムの考え方

どうしても、もたつくのは考えているから、そしてビートキープというコツが抜けているから。

もたつきを無くす方法は、毎日の練習が必要ですが、練習しなくてもコツを考えて、がっちり合わせることで、大幅なズレを無くす方法を考えてみる。


・常に頭を見失わないように頭だけは絶対にそろえること。

・ズッチャ、ンンッタなどのシンコーペーションは邪魔なだけ、変な癖が定着すると厄介者すぐに辞める。早いテンポはスタッカートでスマートにCoolに

コツは上記だけ。

頭を意識する=変なシンコーペーションは辞める。

あとは、適当にリズムマシーンに合わせて、ワンスケールでいいので、永遠にリズムに合わせて弾いてみる。永遠に弾いてみる。

練習するなら、リズムは視覚的に見えるものが良い。

拍の頭が表示できるもの、メトロノームのような視覚的に見えるものが最適。

目で見て、リズムを鍛える。

とにかく永遠に弾いてみる。

リズムが楽しくなってきたら、いろいろと遊んでシンコーペーションを付けてみるが、頭が重要!とにかく永遠に弾いてみる。

楽しくなっている頃には、多分リズムは、ばっちりですw


人を感動させる音楽とは、人の心に響くリズム。
人の心に響くリズムとは、粒の揃った音とビート、人の心に残る粒の揃った音、ビートを奏でることは人を感動させる。

たったそれだけで圧倒する。

それがパーカーやコルトレーンだった。
ギターの速弾きも一緒。

心地が良いビートは正確さ。
重要なことはシンコーペーションや裏ではなく、頭の揃った正確なビート。

人が感動するものは、実はこのビートとリズムだけかもしれない。
どんな音を奏でいても、ビートとリズムが台無しではすべてがパー
ワンスケールでもビートとリズムだけで感動させる音楽は幾らでもある。
ブルースのように。

いい話だな~w


リード楽器、メロディーライン、ギターソロ、ピアノの右手は表と頭をがっつり押させる。

和音、バッキング、伴奏、ピアノの左手で裏でメロディーを邪魔しないように弾く。

2017年4月2日日曜日

Drop2によるブロックコード練習方法

2020/09/30  Drop2 Interval

コードターゲットIntervalターゲットIntervalターゲットIntervalメモ
6コード 1音飛ばし 2,m3,2(P3),m3 1音飛ばし 9th
m6コード 1音飛ばし 2,m3,m3,2(P3) 1音飛ばし Super Loclian(Lydian)
Diminish1音飛ばしm31音飛ばし 

 

 ・Simple Drop2 Voicing Interval

1:525
2:#4m3#4
3:4m35
4:#4m3#4
5:4P34
b6:#4m3#4
6:5m34
7:#4m3#4
ーーーーーーーーー
❗️R+6=5度、5のみP3
❗️Diminishは#43#4のみ

 

2019年2月27日水曜日

改:毎日練習オープンボイシングのDrop2ブロックコード練習


基本的にバリーハリス氏の教えにある、6コードとDiminishでスケールを作ります。

「バリー・ハリス・メソードによるニューヨークスタイル ジャズピアノ教本(1) 」


 「ドロップ2ヴォイシングによるマークレビン本 」
マークレビン氏もこの本でバリーハリスに教わったと書いてあります。


 

あとはトップノートをメロディーラインとして、コードで弾けばいいだけですが、たったこれだけで素晴らしい響きになり、感動しますw






しかし、ここで暗記になります。

6rh Major Scale


C6とD dimの組合せで、C MAJORスケールとなります。
Drop2はただ2音目をベース音に持っていきます。

ブロックコードである、6コードとdimの2パターンを詰まることなく弾く練習をする必要があります。

右手 351
左手 drop2の6

分解して覚えていきましょう。

まずは、3度と5度。

ほぼm3度進行ですが、2度進行と3度進行が一回だけ出てきます。

唯一2度になる5度と6度と完全3度になる根音と3度です。
それ以外は全てm3度進行です。

次は、5度と根音。

基本5度とdiminishの減5度と6thで4度の繰り返しになります。

4度、減5度、5度、減5度、5度、減5度、4度、減5度

しかし、この5度と根音は覚える必要はありませんw
基本的にトップはBepupスケールですw
ここは笑うポイントw

しかし、減5度の動きが確認できる通り、ドミナントモーションになっていることが分かります。
Ⅰ-Ⅴ-Ⅰ-Ⅴ

2冊の本にも書いてあります。

もっとわかり易い覚え方は、トップと3度との関係です。
3度の逆を考えるとやはりこの関係もm3度と2度進行と3度進行が一回だけ出てきます。

次は左手の位置。
トップとベースの関係も、3度と5度と全く同じ、m3度進行が基本で、2度進行と3度進行が一回だけ出てきます。

暗記ポイントは3度と5度の動きの基本m3度とトップノートと左手はBebop Scaleです。


速攻覚えられる気がしてきましたね。
しかし、結構手が慣れるまで躓きします。

ジャンプした時に目安にするためのポイント

左手バスは、5度の位置。
右手トップは、テノールのm3度と3度。

全ての動きにm3度が基本に、2度進行と3度進行が一回だけ出てきます。 


全ての指をbebupスケールで進行させるだけなのに難しい。
分かりやすいのですが、分かり難いw


6th Minor Scale
 
Dm6とE dimの組合せで、D minorスケールとなります。
Drop2はただ2音目をベース音に持っていきます。

右手 351
左手 drop2の6

Majorと同様に全く同じです。

分かり難ければ、分解すれば簡単です。
まずは、3度と5度。

ほぼm3度進行ですが、5-6に2度進行と3-6に3度進行が一回だけ出てきます。

トップとベースは、ナチュラルマイナーにb6th進行です。




2017年3月31日金曜日

全く練習しない日が続いても、楽器が身に付けて行く練習方法を考える

肉体労働のバイトに明け暮れた3週間後。

全く練習していませんw

仕事が終わり、帰宅するとぐったり。
すぐに眠り、朝5時半に起きて、現場に行きます・・・

練習などできるはずがなく、寝て起きて仕事の繰り返し。
そんなことは人生で普通にざらにあること。

丸3週間、全く練習しないで、楽器をコントルール、楽器の演奏が身につく練習方法は絶対的に必要です。

前回の身につく練習の効果は抜群でした。

身につく練習と身につかない練習

メカニカルフレーズを身に付ける練習をまとめる

1.スケールの中で、スタート音を決める。
2.スタートから4音で区切る。

メカニカルをエニーキーに対応させる方法は

1.1音だけ半音ズラす。

たったこれだけでした。


私の経験上、正直、細かい事を毎日積み重ねたところで、練習をしなくなったらすっかり忘れてしまいますw
人間なので、当たり前のことです。

できるだけ、シンプルにして単純作業化することで、その中で成果を残せるようになるのです。


メッキが剥げるとはまさにそのことですw
実力ないのに、表面だけ奇麗に仕上げたメッキ仕上げみたいな。

純金99%とメッキでは、天と地の差があります。
表面をコーティングするよりも、中身である根幹にあるものを大事にすることです。


2017年3月21日火曜日

和声法攻略法

和声法攻略のための秘策。

移動ドは数値化。

数値化で覚えること。
いろいろ考えるよりも、根音から3度だけで良い。
根音1、3、5
基本3和音は3音だけを考えれば、すべてを135で考えることで保留音にも関わってくる。

●保留音

246
  468
    683
      835
        357
          572
            724
              246

●バス
14(64)
25(64)
51(64)
----
4th


31(6)
42(6)
64(6)
----
3rd

7=Ⅴ(6)


●ソプラノ

4=24
6=246
2=25
7=5
1=468
5=15
3=16

●回転系
Ⅵなし。
64はⅠ、Ⅳ、Ⅴ経過音

●重複

回転なし基本バス、Ⅵのみ根音+第3音

第一回転は基本バス以外。Ⅱのみバス。

第二回転はバスと根音だが、Ⅰのみバス。




●ケーデンスとバスとソプラノ配置

ケーデンス、バス、ソプラノごときに悩んでいる時間はありません。

回避できるところは、回避で同じコード押しをしましょう。
とにかく楽することをしないと、あとで痛い目に遭うのは自分自身w
天才でもない限り、連続のオンパレードでも良いかと。

●開離と密着

開離は一音飛ばし、密着は続けて書く。

そこで決め手になるのが、バスとソプラノですが、必ず反行した動きになるので、次の音は既に機械的に決まっています。すべて数値化して書いてしまえばいいだけです。

バスならテノールとアルト書く、ソプラノならアルトとテノールを続けて全部数値化して書いてしまう。

無理な動きなら一から考え直す。

全体に下がっているので有れば、下の位置から始める。すべては反行。


瞬時で、その音が何であるか決定できる暗記ポイント。
問題は、その後のバスに逆行配置が時間がかかる。
密集、開離は十分に取る。
一通り中埋めしたら、自己チェック。

バス課題

1=Ⅰ、Ⅳ(第二転回、冒頭のみ)
2=Ⅱ、Ⅴ(第二転回、TDTサンドイッチ)
3=Ⅰ(第一転回)
4=Ⅳ、Ⅴ7、Ⅱ(第一転回)
5=Ⅴ、Ⅰ(第二転回)、Ⅲ(第一転回
6=Ⅵ、Ⅳ(第一転回)
7=Ⅴ(第一転回)



ソプラノ課題

1=Ⅰ、Ⅳ(4度)、Ⅵ(2度)
2=Ⅱ、Ⅴ(4度)
3=Ⅰ、Ⅵ=Ⅲ(4度)
4=Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ7、Ⅵ(246)
5=Ⅰ、Ⅴ(4度)、Ⅲ
6=Ⅱ、Ⅳ、Ⅵ(246)
7=Ⅴ
 
●バス
4度系
14(64)
25(64)
51(64)

3度系
31(6)
42(6)
64(6)

7=5(6)

●ソプラノ
4=24
6=246
2=25
7=5
1=468
5=15
3=16


ソプラノドミナントモーションの注意点

D1|T1=ⅤⅠ6
D3|T1=ⅤすべてOK
D5|T1= NG
D5|T3=ⅤⅠorⅤ6Ⅰ=Ⅰ6NG
D8|T3=Ⅴ6ⅠorⅤⅥ
D5|T5=ⅤⅠ6だけ
D8|T5=ⅤⅥNG


暗記方法は、4度上と64=2度追加(国道246)


・設定できる和音

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=Ⅰ6、Ⅳ=Ⅱ6、Ⅴ、Ⅵ=Ⅳ6、Ⅴ6

Ⅰ→Ⅱ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ
Ⅱ→Ⅴ
Ⅲ→Ⅳ、Ⅵ
Ⅳ→Ⅰ、Ⅱ、Ⅴ
Ⅴ→Ⅰ、Ⅵ
Ⅵ→Ⅳ、Ⅱ、Ⅴ


転回ルール

・Ⅵは転回しない。 

第一転回系 6

Ⅰ6=特に制限なし
Ⅱ6=特に制限なし
Ⅲ6=特に制限なし
Ⅳ6=特に制限なし
Ⅴ6=特に制限なし
Ⅵ6=全く使わない。


第二転回系 64

Ⅰ64=Ⅴへの前提(Ⅰ64-Ⅴ)としてのみ使用される。また、経過音もあり(Ⅳ-Ⅰ64-Ⅳ)トニックの第2転回に先行するコードはサブドミを設定する。
Ⅱ64=通常使用されない。
Ⅲ64=ほとんど用いられない。 
Ⅳ64=曲の冒頭のみ。(Ⅰ-Ⅳ64-)
Ⅴ64=経過音のみ使われる。(Ⅰ-Ⅴ64-Ⅰ)
Ⅵ64=全く使わない。


重複ルール

転回なし

Ⅰ=根音
Ⅱ=根音
Ⅲ=根音 
Ⅳ=根音
Ⅴ=根音
Ⅵ=根音+第3音

第一転回系 6

Ⅰ6=根音+第5音(バス重複NG)
Ⅱ6=第3音
Ⅲ6=必要なし。
Ⅳ6=根音+第5音(バス重複NG)
Ⅴ6=根音+第5音(バス重複NG)
Ⅵ6=必要なし。

第二転回系 64

Ⅰ64=第5音(バス重複OK)
Ⅳ64=根音+第5音(バス重複OK)
Ⅴ64=根音+第5音(バス重複OK)
Ⅵ64=必要なし。



●中埋め配置

・出だしスタート時の開離、密集配置の見極めを間違えると手詰まりになる。

バス課題の場合、バスが4小節先まで上行ならば、スタートは可能な限り開離配置。逆にバスが下行ならば密集配置する。
ソプラノ課題の場合、バスの逆で、上行なら密集、下行なら開離。

中埋めに時間を取られることが多いので、できるだけシステムテックに配置するようにルールを決めて置く。


基本3和音は3音だけを考えれば、すべてを135で考える。

   順   上行         下行
1=135=135、153=135、153
4=461=146、164=164、146

保留音は、1-1と4-5のみ

1=135=135、153=135、153
4=135=513、531=531、513

-----------------------------------

1=135=135、153、315・・・5
6=613 =136、163、316・・・6

6=613=613、163・・・3
4=461=614、164・・・4

14以外は下行なし。

1、隣を見て、まずは保留音を配置する。
・上記表から、バスとの関係を考慮して、配置する。
14の場合、バスが離れているなら、保留音はソプラノに持っていき、バスが近いならば、保留音は中に入れる。

 2、バス、ソプラノを反行させて重複音を配置する。
・バスの重複、または転回=根音、5度の重複を反行させて配置する。

無理ならすぐにコードチェンジして、楽な方法を探す。

2-5よりも4-5

など 動きに制限が厳しいものは、初めから選択しない。

※和声法は音楽ではなく、クイズに近く、その方法しか答えはないので、全く面白くないことを正しく認識して置きましょうwそのため、みんな嫌いですw


バス課題の場合、上記でケーデンスとソプラノを決める。中埋める。

ソプラノ課題の場合、上記でケーデンス決定して、バス。

バスもソプラノもお決まりの数値で。
これもやはり上記の数値でお決まりケーデンスに合わせてサクサクと決めてしまう。

あとは中を埋めるだけ。

簡単?簡単!簡単?!


● 誤修正


・自己チェック
 譜面の段落をサクッと通してチェックする。

・まずは、禁則1度、5度、8度重複。
同じ段落の場合は、5度は1線間、8度は2線半間の連続を確認するとすぐに分かる。

・問題は、2段またぎのチェック方法。
下段から上りを見る。
5度は、下段上部のファから上、下段ファなら上段ド。
ファ=ド、ソ=レ、ラ=ミ、シ=ファ。

・下段と上段のオクターブを超え平行移動
Ⅴ-Ⅵ進行でバスとソプラノが並行上昇する場合に注意!
見落としガチ

・転回系バス重複

・次に、ドミナントモーション系

増4度は、1線半(FとBの含む場合は1線半) +#

音が飛びすぎたもの、離れすぎたものは辞める。
長短7度の跳躍はNG
7度以下厳守。

2017年3月11日土曜日

身につく練習と身につかない練習

メカニカルフレーズ練習をしていて身につく人と身につかない人の差がでるのは、意識しているか、否かです。

これまで身につかない練習を数々してきた私の失敗を言うと、ただ弾いているだけ、指が勝手に弾いているだけの意味のない練習はすぐにでも辞めるべきです。

どんな人間でも、慣れると何も考えずに、勝手に指が動き、弾いてくれます。

そんなことは、反復練習を繰り返せば誰でも自然に、簡単と身につくことです。

しかし、そこで終わる人では、何も身につかずに終わるのです。

その先に、あるものを考えてみてください。

分からなければ、分かるまで永遠に同じフレーズを練習することで、見えて来ると思います。

いま行っている練習が永遠に自分の中で、役に立たせることが出来るか、否かになります。

フィンガーリング練習で、指が動けばいい程度にしか考えていない、身につかない練習では、サボり始めた途端に、すぐにその指は動かなくなってしまいます。

では、運指法で、指番号まで完璧にする練習をすると言っても、そんなことは時間が経てば、すっかり全て忘れてしまっています。


ここまで言うと、薄々気が付いてきた人が居るように、時間が経過しても、残る練習が身につく練習になるのです。

残ると言っても、複雑なこと、筋肉の動きなどと言うものは、正直、時間の経過とともにすべて忘れてしまうのです。

次々に新しいフレーズに挑戦したり、難しいフレーズに挑戦する練習が、意味があると思いますか?

どんなに複雑なフレーズでも、時間をかければ指は勝手に動きます。
速く弾くことも誰にでもできます。

何も考えなくても指が勝手に動くのです。

パッパラパー状態でも指が勝手に動くのですからw

しかし、それだけで終わります。


今している練習を自分の身につく練習方法に変える方法を考えてみる。

時間が経過しても、自分の中に残すための練習方法に変更する。
複雑にすることは簡単ですが、残らなければ意味はありません。
残すためには、物事をシンプルにして、いつまでも忘れないものにする必要があります。

1、フレーズの雰囲気を考える。

2、スタート音でミニマル単位に区切る。まとまりで考えない。

3、スタート音を一つ飛ばしで、スケールで、ランダムで、オクターブ内で弾いてみる。

4、スタート音を同じ運指で弾いてみる。


上記がある程度できるようになったら、次にワンスケールだけで永遠にアドリブしてみる。
面白いように身に付いて居るのがわかると思います。

そこで、スパイスである経過音を加えることで、飽きがこないサウンドになるはずです。
スパイスの経過音はCmペンタならブルーススケールになるF#。ビバップスケールのb6にあたるBです。

そしてもうワンスケール追加のEbをDにするだけでGmペンタに早変わりです。スパイスはC#とF#です。

スパイストーンはM7thと#4thです。経過音にせずに頭に持ってきたり、ロングトーンで雰囲気を確かめてみると気持ちの良い明後日のアウトな感じのテンションがわかるはず。

毎日の生活を支えてもらっていますw 今年の箱買いミカンは仕事帰り仕事道具満載の状態で10km先のスーパーよりチョイ乗せ買い物でも全く問題なしにシビれるw

 毎日の生活を支えてもらっていますw   https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/files/pdf/catalog_uu125_nzqm0.pdf  決してスタイリッシュではありませんが、カタログだとカッコよく見えなくも無いのですが、実際は...