マークレビンの書籍ではso whatコードとして紹介されており、kind of Blueのso whatでビルエバンスが用いたコードで、モードでは王道のコードで、現代的な響きが得られます。
4度積みコードはⅡm7コードとⅠコードに適応できますが、Ⅴ7コードだけは分けてアッパーストラクチャトライアドと4度を混ぜて弾くことです。
Ⅴは左手73度の決まり手にアッパーストラクチャトライアドをプラスするだけでかなり響きが良い。
もちろん全部アッパーストラクチャトライアドを使っても良い。
Ⅴ7をbⅥmコードに変換したらそのまま4度積みコードが使えるので、そのまま4度積みだけで全部弾くこともできるので、手の形はそのままで、移動すればいいだけなので簡単に誰でもすぐにそれっぽく弾くことができます。
しかし、4度積みだけで弾くと、ずっと同じ響きになり飽きるので、4度積みだけでずっと弾かない方がいいでしょうw
そしてマークレビンのThe Jazz piano bookに書かれているとおり、やはり3つのSW、US、4thコードを混ぜることが効果的で、飽きの来ないバラエティ豊かなリッチなコードの響きを得ることができます。
・So whatコード(SW)
4度積みコード+長3度
・4度積みコード(4th)
パーフェクト4thのみ
・テンションコード(US)
アッパーストラクチャなどテンションや、リハモコードであるオルタド、代理。
・US=SWでもある。
USを並び替えると4th+4th+3rdになるはずです。
SW=4thなんで2つを混ぜるだけで、リッチな響きに大変身。
ⅡではP4thコード
Ⅴでは、#4=減5度とSWコード
ⅠではRootと4度を避け、SWコードまたは、Lydian4thコードは#4=減5度
簡単に覚えられますね。
簡単暗記方法
4度を積極的に活用。
・m7、△7コードの左手73度は4度、37度は5度
#4度が絶対。
・7thコードの左手73度は#4度、37度でも#4度
この関係性から7thコードが4度では成立しないことがわかる。
共通で
9th6th(13th)は5度。69は4度。
・7thコードは#4度だけ抑えて、あとは4度で積み上げる。
またはアッパーストラクチャトライアドの3コードをそのまま弾く。
・SWコードの3度も忘れない。
マークレヴィン ザジャズピアノブック 楽譜 – 2006/3/7
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4754930649/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4754930649&linkCode=as2&tag=bonjin0020f-22
マークレビン氏の書籍がどれも素晴らしく、そして日本語翻訳されており、この書籍が日本語で出版された2005年以降は本当にjazzが身近に勉強しやすくなり、本当に素晴らしい功績だと思います。私もよくわからないことが沢山ありましたが、マークレビン書籍のおかげでモヤモヤが晴れました。感謝感謝です。
0 件のコメント:
コメントを投稿