2017年3月7日火曜日

音楽アドリブ思考

アドリブをするときに気にするべき点を考えてみた。

まず、このコードでこのスケールを弾いてと言う思考は既にリズムを遅らせてしまうため、考えている時点で何もできないのと同じ。


脳が考えて、指が動く時点で、ワンテンポ遅れることを意味する。

音楽は考えている暇はない。
初心者、慣れていない曲、始めは、とにかくリズムを合わせることに集中する必要がある。

良く言われることが、「本番では練習の成果の半分も発揮できない」という常套句がある。
その真意は、リズムに集中するあまりに、ほとんど何もできないことを意味している。


演奏する時の、重要度からメモ

1、シンコーペーション、アーキュレーション

面白い展開とリズムで演奏可能になる。
リズムに合わせて奏でることが出来ると、余裕が出てリズムで遊べるようになる。
グルーブとはこの領域であり、全てを習得したのち辿り着けるもので、いきなりグルーブの人になることは無理w

強弱のポイントを変えたり、様々な表現やワザとズラすなんて余裕が出て来たらかなり面白い演奏が可能になるが、正直、そこまで行くにはそれなりの時間が必要。

2、リズム

これがズレると全てが台無し。
視覚的にPCのカウント表示を見るなど、合わせる方法は工夫する。
ハイハットを聴く。


3、運指

何も考えずとも、リズムに合わせて、自然に出てこないとリズムキープは出来ない。
とにかくメカニカルフレーズ練習。


4、思考

考えている時点ですべては無理。これまでのアップしている適当アドリブのように、リズムがズレまくり、音楽になっていない。
面白い演奏が可能なるように、いろいろと考えてみる。作戦、戦略みたいなもの。


思考がリズムより前に来ると全てが逆に進行してしまい、ズレが生じる。


いろいろと出来るようになってきたら、何も考えていなくても指が勝手に動いてそれっぽくなって来てら、先読みのゆとりが出て来たら、次のターンはこのスケールに使ってみようとか、ゆとりが出来るようになるが、あくまでも次のターンであり、常に思考が瞬間的に次の節など言うことは、まずあり得ない。


逆に、初めての曲や練習する際、思考、運指、リズムと登っていく感じで、練習する必要がある。

曲の構成を考えて、運指であるキーの練習、リズムを合わせて、シンコーペーションでリズムで遊んでやっとそれっぽいアドリブが完成する。

 ワンスケールのブルースが簡単に演奏できるのは、思考が、すべてのコードでブルーススケール1つでシンプルである。思考、運指ともに簡単であり、あとはリズムを合わせるだけならば比較的に誰にでも演奏できることを意味している。

コードに対して、全てのスケールを考えるのも有りだが、正直かなり困難である。
それこそアドリブではない、記譜してそのまま弾く人がいるが、瞬時ですべてに対応できるほど器用な人は別として、私には絶対無理であり、かなり困難極まりない行為である。

前持って、作戦は考えて置き、作戦通り指が動くように運指を訓練して、リズムキープを練習して、やっと遊べるようになる。


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