2017年2月25日土曜日

いま、再び使えるペンタトニック

またまた、再びペンタトニックです。
前回の変形ペンタは正直、使いにくいと思います。
瞬間芸的な感じですかねw

お!ホールトーンや、お!diminishと気が付く瞬間があるように、かなりインパクトが強いので、シンメトリックスケールはあまり多用すると変な感じになるので、一発芸みたいな使い方?的な感じですw

やはり通常ペンタがなぜ多用されるのか?
今一度、もう少し考えてみる。

Super Locrianはコードトーンとスケールの2種類から作れる。

コードの場合
Dm=7thスタート=D♭Super Locrian
G7=Rootスタート=G Super Locrian

スケールの場合
Dm=C major=B Super Locrian
G7=C major=B Super Locrian


前回少しだけ触れたSuper Locrian上のペンタトニック

前回と同じGで考えてみます。

GA♭B♭BD♭E♭FG : Super Locrian

の並びでペンタトニックになっている箇所が一か所だけあります。

D♭E♭FA♭B♭ : Major penta

B♭D♭E♭FA♭ : minor penta

エニーキーに対応させるために今度は、移動ドで数値化して、観てみましょう。

1、2♭、3♭、3、5♭、6♭、7 : Super Locrian

5♭、6♭、7、2♭、3♭ : Major penta

3♭、5♭、6♭、7、2♭ : minor penta


Ⅱ-Ⅴ-Ⅰで見てみる。

Dm-G7-CM7

Dm:D minor penta
G7:E minor penta
CM7:E minor penta

普通に考えると上記になります。

SuperLocrian対応のペンタはb3上のminor petaなので、

Dm:D minor penta
G7:B♭ minor penta

ⅡのDmはそのままですが、G7のみ新しいペンタが加わりました。

この流れが、7thコードにはオルタードと言う流れになったようにも考えることが出来ます。


SuperLocrianには、コードトーンから始まるものと、スケール7thから始まるものがあるように。
上と同じ様にもう一パターンを見てみる。

Dm:E minor penta
G7:D minor penta

このパターンもありです。
交互に使ってみると飽きの来ないサウンドになります。


上記のことから、Ⅱ-Ⅴのときは、E minor penta=G minor penta 一発ものが合うのは分かります。


いつもⅠが寂しいので、少し変化を見て観ます。
Sus4を使います。

145です。

G7-Gsus4-C

sus4は属7から根音にドミナントモーションしているのが分かるように、トニックで使います。

sus4のペンタは当たり前のように、4度上のpentaになります。

Gsus4=C major penta
Csus4=F major penta
C=E minor penta

MajorコードにはLydianサウンドです。
C=B minor penta


テンションサウンドのペンタトニックオンパレードトーン

Dm=E minor penta
G7=B♭ minor penta
C=B minor penta

ここまでくると正直全く落ち着かないwので、安定と不安定なテンションは、交互に使った方が良い。


ドミナント7thコードはリハモの変化を加える。


裏コードはドミナント7thの時のみ使います。

G7=C#7

もちろん見てすぐに分かることはLidyanである#4上が裏コードです。

#4上スケールのb3のペンタです。

G7=C#7=E minor ペンタ

普通に戻りました。
なので、裏の裏は表w


Mode ペンタ

ワンコードでいくつものペンタを使うことで、面白いサウンドになる。
分かりやすいようにKey C

Am7=A minor Penta = C ionian
Am7=B minor Penta = C Lydian
Am7=E minor Penta = C ionian

結局、B minor pentaは、上のSuper Locrianの3度上のサウンドになります。










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