6thコードとディミニッシュコードによるバッキング練習
バッキングはやはり装飾コード抜きでは、jazzぽっくない。
装飾コードは基本的にディミニッシュコードを添えてあげるといい。
両手の活用としては、ドロップ2できるようにするようにしたいが、最初はドロップが難しいのであれば、ドロップ音を抜かなくてもよい。そのまま4音弾いて、右手を見て、左手だけドロップ音を追加するだけでも響きは掴めることになる。
Ⅱ-Ⅴパターンの場合
Ⅱ=Ⅳ6 コード
Ⅴ=bⅥm6 コード、またはディミニッシュコードになる。
このⅤがディミニッシュコードで行けば、ⅤのディミニッシュコードとbⅥm6基準の装飾コードのディミニッシュコードの2つ弾くだけでそれっぽくなる。
もちろんⅡ=Ⅳ6の装飾ディミニッシュコードはⅤの装飾ディミニッシュコードと同音になるので、かなりいい加減に弾いてもばっちり嵌る。
ディミニッシュコードだけでは落ち着かないので、Ⅱコードは抜かさない。ⅡコードをⅤコードで弾いたところでまったく支障がない。
しかし、ディミニッシュだらけでは締まらない、やはり装飾コードとして使うのが好ましいので、Ⅴ=bⅥm6コードの方がいいので、ディミニッシュコードは暗記の助けにする。
ちなみにディミニッシュコードは3つしかないので、暗記も何もいらない。
慣れれば、誰でもそれっぽく弾けることになる。
そしてこの2つのディミニッシュコードを弾いて気が付く点は、この2つのディミニッシュコードで1つのコンディミニッシュスケールが形成されており、Ⅴコードに合わない訳がない。
6thコードとディミニッシュコードの書籍はいくつかあるが、下記の書籍がお薦めです。
この2冊共にバリー・ハリス メソッドを元に書かれており、著書の三上クニ、マーク・レビン氏はバリー・ハリス氏より教わったと書かれています。
ニューヨークスタイル ジャズピアノ教本(1) バリー・ハリス・メソードによる
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