2018年8月15日水曜日

夏 6コード始めましたw

夏なので、6コード始めましたw
いろいろと覚えるのが面倒なので、これをもう一度、考え直してみたいと思います。

しかし、これはかなりややこしいので、かなり玄人志向ですw
まとめるのに時間がかかります。逆に難しいので、シンプルに理解するには難しい課題でもありましたが、その困難を乗り切れば、何か道は開けるかも?

とにかく、これまでのリハモやらセカンダリードミナントやら、ディミニッシュコードやら全部使いまして、全部を6コードにしちゃいましょうと言うことなので、かなり厄介w 

基本的にバリーハリス氏の教えにある、6コードとDiminishでスケールを作ります。
「バリー・ハリス・メソードによるニューヨークスタイル ジャズピアノ教本(1) 」


この本のすべては6コードで覚える内容です。
バリーハリス氏に言わせれば、基本的に6コードしかないと言います。

トニック
ⅠM7=Ⅴ6はRoot省略9th
6なら何でも使えます。
またM7はRoot抜きの6コードですが、Ⅲの解釈もある。


サブドミナントⅡm7=Ⅳm6
これは2つの意味も持ち、Ⅱでも良し、Ⅳでも良しなので、合理的です。

ドミナント
Ⅴ7=bⅥm6とありますので、代理です。

基本的に、Root抜きの6コード。
覚えることはこれだけですw

●ディミニッシュの変化

前回の続きで、ディミニッシュコードから6コードを作り出します。

ディミニッシュコードの変化について
ディミニッシュコードを移動させていくと次のことが分かります。
3つあるので仮にCFG(123)と付けます。

メジャースケールの動きは、CFGFGCFC(12323121)となります。


 基本的に簡単なのが、半音上げ下げすると、必ず隣通しくっつく全音の音ができますので、それが5度と6度です。なので、6度の隣がROOTになります。

ディミニッシュコードを1音だけ半音上げ下げするとm6コードになります。
ここで1音下げるとRootに戻る音でしたが、下げるとm6b5になりますので、無しです。

ディミニッシュコードのどの音でも良いので、1音半音上げるとm6コード。

m6はm、m7b5、7コードに使えます。

6コードの2音上げ下げには、少しルールが必要。

・ルートを意識して、ルートへの上がりパターンは使わない。
ルートへは下がる。
・ルートが入っている場合は、上げるのみしかし、隣り合わせのものだけ上げる。
ルート入りは上げる。

ディミニッシュコードの2音を半音上げ下げすると6コード。
ルールはRoot入りは2音半音上げ、Rootなしは2音Rootへ半音下げ。

しかし、上記は覚え辛いので、覚えるのは次のパターン。

1つ間に挿入するディミニッシュは元の6コードに戻せない。その挟み込みディミニッシュコードから上げパターンが2音上げ、下げパターンが2音下げ(Rootへ)。

元コードに戻せないディミニッシュコードは、実はサブドミナントになります。
逆に考えればサブドミナントのディミニッシュコードはトニックには戻せません。

これにも注意。

6はM、m7コードに使えます。

 これだけです。
実にシンプルです。


次にこの後の考え方は、モード的と言うか、全てディミニッシュコードとのスケール構成であること。
そしてそれによりディミニッシュコードも変わってきます。
基本的に隣上のディミニッシュコードです。

Dm=F6=Gdim
Dmで使うディミニッシュコードはGdim


●トニックとサブドミナント
とりあえず上記のルールだけ。

次に混乱しないようにこれらの6コードを使いこなす方法を考えます。
簡単なところから理解していきます。

●ドミナント
ドミナントはディミニッシュコードが使える。
もちろん挟み込みのディミニッシュコードにあたります。
基準はやはりルートの隣、そしてⅤの半音上のディミッシュ。

そしてbⅥm6コードの代理を考えます。
m6化はディミニッシュコードの1音上げパターンです。(1音下げは無し)
対象になるディミニッシュコードはもちろん挟み込みのディミニッシュコードのみです。

■基本コードのみでTDT練習
6コードトニックと、挟み込みディミニッシュコードとのm6のドミナントのTDTを弾いてみると。それっぽくなってきます。

●セカンダリードミナント


これまで全部6コード化して覚えるのは不可w
とりあえず、一つ一つ紐解いていこうと思います。(ただしメジャーのみw)

・Ⅴ/Ⅰ
Ddim|Abm6|Db7|G6
ディミニッシュコードを半音下げるとm6になり、半音上げるとドミナントモーションのセカンダリドミナントの7thコード。

ドミナントがセカンダリードミナントとディミニッシュを使うのであれば、そこから一音上げればいいだけ。

・Ⅴ/Ⅱ+Ⅴ/Ⅳ
 Gdim|Bbm6|Eb7|F6
上記と同じ、ディミニッシュコードを半音下げるとm6になり、半音上げるとドミナントモーションのセカンダリドミナントの7thコード。

・Ⅴ/Ⅲ
 Adim|Cm6|F7|G6
上記と同じ、ディミニッシュコードを半音下げるとm6になり、半音上げるとドミナントモーションのセカンダリドミナントの7thコード。

・Ⅴ/Ⅴ
Adim|Ebm7|bAm6
※着地点がすでにセカンダリードミナント
上記と同じ、ディミニッシュコードを半音下げるとm6になり、半音上げるとドミナントモーションのセカンダリドミナントの7thコード。

以下省略

●まとめ

一つ上のディミニッシュコードを1音上げ下げする。
インバージョンは同系列のディミニッシュコードを使用。

・Root抜き6コード。

・m、m7b5、7=m6コードは、ディミニッシュコードのどの音でも良いので、1音半音上げるとm6コード。


・M、m7=6コードは1度上のディミニッシュコードから上げパターンが2音上げ、下げパターンが2音下げ(Rootへ)。

・セカンダリドミナントを使うときは、1度上のディミニッシュコードの1音半音の上げるとm6コード、下げると7なる。上げて6の後は、通常の裏コードに戻るなどなどもディミニッシュコードに戻して5度上のRootに移動みたいな感じで良い感じに楽々w

結果
この考え方でならインバージョンの裏コードも、もうマスターですねw
もちろん隣のディミニッシュコードやインバージョンときの上げ下げはの基準は、目的のコードのルートを追うだけです。

基本的にメジャーであれ、マイナーであれ、隣のディミニッシュコードは変わらない。
隣の晩御飯と暗記w

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